テイルズ_オブ_レジェンディア
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テイルズ オブ レジェンディアジャンルロールプレイングゲーム
対応機種PlayStation 2
開発元ナムコ
チーム・メルフェス
発売元ナムコ
プロデューサー豊田淳
ディレクター貞弘雄一郎
シナリオRomancework(田中豪松元弘毅
音楽椎名豪
美術中澤一登(キャラクターデザイン)
シリーズ『テイルズ オブ』 シリーズ
人数1人
メディアDVD-ROM 1枚
発売日
2005年8月25日(通常版)[1]
2006年6月8日(廉価版)[1]
2005年10月11日[2]
2006年2月7日[3]
対象年齢CERO:全年齢対象(通常版) / CERO:A(全年齢対象)(廉価版)
売上本数出荷本数:
39.7万本[4]
37万本[5]
売上本数:
346,364本[6]
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『テイルズ オブ レジェンディア』(Tales of Legendia、略称[7]:TOL / レジェンディア)は、ナムコから2005年8月25日に発売されたPlayStation 2RPG『テイルズ オブ』シリーズの1つで、シリーズ内で作品ごとに掲示されるジャンル名称は「絆が伝説を紡ぎだすRPG」[8]。開発はこれまでのシリーズとは異なるスタッフにより新規に編成されたプロジェクトチーム・メルフェスにより行われ、様々な違いから従来作とは全体的な雰囲気を異なるものとしている[9]。ストーリーは「」をテーマとしており、街や遺跡を有し島ほどの大きさを持つ巨大な船「遺跡船」を舞台に、主人公の少年セネルがヒロインの少女シャーリィを巡る勢力同士の戦いや2つの種族の対立を描く「メインシナリオ」全7章と、セネルおよびシャーリィ以外のパーティーキャラクターたちに焦点を当てた物語「キャラクタークエスト」全6話が展開される。戦闘システムはこれまでと同じくアクションゲームのような操作性だが、本作ではアクションが苦手でも簡単に楽しめるシンプルなものとなっている[9]
システム

ストーリーは、「目的地への移動」・「敵との戦闘」・「辿り着いた場所で起こるイベント」の3つを繰り返しながら進行する。戦闘シーンやフィールドなどのグラフィックは3Dで描かれており、移動中・戦闘中のキャラクターのグラフィックは4頭身ほどにデフォルメされている。メインシナリオをクリアするとキャラクタークエストに移行し、各地の宝箱の中身が一新され、街では既存のアイテムを組み合わせ新たなアイテムを作り出す「合成屋」や、敵と戦い勝利することで賞金・賞品が得られる「闘技場」がオープンする。ストーリーの進行具合は登場人物たちが付けている日記という設定の「あらすじ」で確認できる。イベントは通常、上記のデフォルメされたグラフィックで進行するが、専用の画面上にて通常の頭身のイラストで表現される「イベントスキット[10]」が挿入されることがある(従来のように自発的に発生させ、キャラクター同士の雑談を楽しむためのスキットは本作では「フリースキット」と呼ばれ[11]、発生の条件が限定されている[12]。こちらが本作での「スキット」とされ、イベントスキットを考慮しない場合もある[13][12])。

街と各ダンジョンはフィールドに点在する赤色のワープ装置「ダクト」で行き来できる(ダクトが設置されていないダンジョンへの移動は徒歩に限られる)。ダンジョン内に時折設置されている緑色のダクトは初めて起動させると「パズルブース」に繋がり、ここでのみ使えるアイテム「ソーサラーリング」から出る光線でスイッチに光を灯しパズルブース内のダクトを起動させ、配置されているブロックを移動させてダクトに辿り着かなければ脱出は不可能(プレイヤーが解けないときは仲間キャラクターに解いてもらう選択も可能である)。どのダクトも一度起動させれば以降は自由に使用可能。ダンジョンに存在する紫色の空間「カオティックゾーン」ではエンカウント率が上昇し、名前に「ヌシ」とついた通常より強い敵と遭遇することがある[13]。遭遇した敵を倒せばゾーンは消滅する。ゾーンの先には宝箱が用意されていることが多い[13]。キャラクタークエストで手に入るアイテム「ソーサラースキャナー」は街やダンジョンで使用することで、隠されたアイテムやモンスターを見つけることができる[13]
戦闘

本作の戦闘システムは、対戦型格闘ゲームのようにサイドビューの1ラインで戦う従来の基本的な戦闘システム「LMBS(リニアモーションバトルシステム)」と、ナムコの格闘ゲームから採用された戦闘システムを融合させた「X-LMBS(クロスオーバー・リニアモーションバトルシステム)」。戦闘は「わかりやすく」ということを意識しており、そこから考案された要素として、隣接する敵の背後に回り込む行動「パッシングスルー」や、敵が特殊な行動を取ろうとする際に表示される「コーションシグナル」がある[14]

本作の術技は、「爪術(そうじゅつ)」と言い、特技・奥義・投げ技・我流奥義を使用する「アーツ系爪術士」と、術を使用する「ブレス系爪術士」がいる。いずれの術技も発動にはTP(テクニカル・ポイント)を消費する。TPは戦闘中1秒ごとに、また戦闘勝利時に一定量自動回復する[15]。従来と違い、戦闘不能になるとHPとともにTPも0になる。術はレベルを上げることによって手に入る「呪文書[注釈 1]」に書かれた量の「スカルプチャ[注釈 2]」を集めることで初めて使用可能となる。投げ技はセネルとボスキャラクターのヴァーツラフのみが使用でき、通常はダメージを与えられないダウン中の敵にダメージを与えられ、投げた敵がほかの敵に命中すると命中した敵にもダメージを与えられる。セネルは投げ技を複数持っており、敵に設定されている「重さ」に合うものでなければ効果はない。我流奥義は習得した特技・奥義を使い込むことで入手できる「極意」を組み合わせることで使用可能となり、特定の種族以外には効果は薄い(もしくは無効)が大ダメージや状態異常を与えられる[16]

相手にダメージを与えたり味方がダメージを受けたりすることで溜まる「クライマックスゲージ」を満タンにすることで、敵が一定時間無防備の状態で停止する「クライマックスモード」を任意で発動できるようになる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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