テイルズ オブ アライズジャンルロールプレイングゲーム
対応機種PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
Microsoft Windows(Steam)
開発元バンダイナムコスタジオ
発売元バンダイナムコエンターテインメント
プロデューサー富澤祐介
ディレクター香川寛和
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奥田孝明
平岡徹太郎
音楽桜庭統
美術岩本稔
シリーズテイルズ オブ シリーズ
発売日 2021年9月9日
Steam:
2021年9月10日
対象年齢CERO:C(15才以上対象)
コンテンツ
アイコン犯罪、セクシャル
エンジンUnreal Engine 4
Unity(『テイルズ オブ』シリーズ ギャラリーアプリ)
売上本数 33万本(パッケージ版のみ)[1]
200万本(出荷本数)[2]
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『テイルズ オブ アライズ』(Tales of Arise、略称:TOARISE / アライズ)は、バンダイナムコエンターテインメントより2021年9月9日に発売されたゲームソフト。『テイルズ オブ シリーズ』の1つ。公式ジャンル名は「心の黎明を告げるRPG」。対応プラットフォームはPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X/S、Microsoft Windows(Steam)。
他のシリーズ作品と舞台や設定を共有する(例としては『エクシリア』と『エクシリア2』や、『ゼスティリア』と『ベルセリア』のような関係)ことのない、完全な新規タイトル作品となる[3]。
発表当初はシリーズ25周年となる2020年に発売予定であったが、延期期間を経て2021年9月9日へと改められた[4]。
2023年11月9日には大型ダウンロードコンテンツ『Tales of ARISE - Beyond the Dawn エキスパンション』(テイルズ オブ アライズ ビヨンド ザ ドーン エキスパンション)が発売された。ゲーム本編クリア後から1年後を舞台とした追加シナリオが描かれる[5]。 自然あふれる豊かな大地に覆われた星・ダナは隣り合うもうひとつの星・レナのことを「死者が住まう地」として崇めていた。 300年前、ダナはレナから突然の侵攻を受ける。科学や魔法が発達したレナに対し、科学力はほとんどなく魔法も使えないダナは圧倒的な力の差で敗北し、ダナの人々はレナによる終わりなき隷属を強いられることになる。 ある日、ダナの青年・アルフェンは同族から追われるレナの少女・シオンと出会う。痛みを失ったダナの青年と他者に痛みをもたらすレナの少女の思いがけない邂逅は、ふたつの星の運命を揺るがす物語の始まりに過ぎなかった[6][7]。 従来のシリーズ作品と同様、アクション要素の高い戦闘システムとなっているが、本作では「リニアモーションバトルシステム(LMBS)」といった名称は使用されておらず、いくつかの要素を継承した新システムとなっている。 企画は富澤が『テイルズ オブ』シリーズで初のプロデューサーを務めた2019年発売のHDリマスター版『テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER』より以前から進められていた[7]。 本作は「継承と進化」の両立を意識したゲーム作りを目指して企画された。これは、今後もブランドを継続していくにあたり、ユーザーも成長し、年代も変わっていくため、若い新規ユーザー層にも新たな『テイルズ オブ』シリーズに目を向けてもらう大きな窓口を作る必要があった。そのため、これまでの既定路線からあえて外すグラフィックやデザイン、アクションを設計している。しかし、『テイルズ オブ』シリーズの持つ根本的な魅力、継承されるべきポイントは踏まえたうえで開発が行われている[3][7]。 タイトルは開発初期から使用されていた開発コードネーム『アライズ』より取られている。『テイルズ オブ』シリーズをこれからも継続していくために、開発に取り組む中で生まれた言葉であり、その後、数百もの案を世界中の開発・宣伝メンバーと検討した結果、新生していくという意志を伝えられるタイトルとして決定された。『アライズ』は作品のテーマにも紐づいており、抑圧された環境を覆すべく立ち上がる主人公たちの心情に『ARISE』の文字が重ねられている[3][7]。
ストーリー
システム
戦闘システム
AG(アーツゲージ)
術技を使用する際に消費されるゲージ。過去作のCC(チェイン・キャパ)を引き継いだシステムだが、通常攻撃では消費されず徐々にゲージが回復していくようになった他、回復手段が格段に増えた。
CP(キュアポイント)
回復魔法やステータス上昇(バフ)系の魔法を使用する際に消費されるパーティ共通のポイント。規定量に足りないと回復魔法は使用不能になる。回復は宿や野営で休む他、オレンジグミなどのアイテムで回復できるが、本作では回復アイテムが高価格に設定されているため、任意での回復は難しい。非戦闘時はメニュー画面でCPを消費してパーティを回復できる他、マップ上の障害を取り除くマップアクション使用時にも消費される。
ブーストアタック
BG(ブーストゲージ)が最大まで貯まった状態で発動できるサポートアタック。敵を強制的にダウンさせてブレイク状態にしたり、特定の種族に対する特効や妨害効果を発揮できる。使用時には使用したキャラクターに関わらずAGが回復する。ボスキャラクターとの戦闘ではボスの特定の行動に対しても発動でき、専用演出と共にボスを弱体化させる。
ブーストストライク
敵に表示される菱形のゲージを最大まで溜め、「STRIKE」の文字が表示されている間に入力すると発動する仲間同士の協力技。ザコ敵に対しては一撃必殺となり、ボスやギガントモンスターなどの強敵相手には大ダメージとなる。『TOV』のフェイタルストライクと『TOR』の秘奥義の複合といったシステムだが、これらとは違い敵を攻撃し続けるだけで発動できるため使用機会は大幅に増えている。ボスキャラクターに対するトドメにも必須となる。
回避
過去作のステップに代わる回避システム。ステップはライン移動での回避だったが、今作では360度スティックを倒した方向へ回避することができる。タイミングよく回避するとジャスト回避となる。
カウンターレイド
ジャスト回避やジャストガードが発動した際、すぐに攻撃ボタンを押すことで発動する反撃技。一瞬で敵の懐に飛び込み、攻撃を繰り出すことができる。さらに、この攻撃中は一定時間の無敵状態になる。
オーバーリミッツ
秘奥義を使用するのに必要なシステム。今作ではOVLゲージは存在せず、ジャスト回避やダメージを受けた際に増加する内部カウンターが溜まると自動発動する『TOD2』に近いシステムになった。
その他
スキルパネル
称号を獲得した際にオープンされるキャラクターの強化システム。ひとつのパネルに五つのスキルが用意されており、SP(スキルポイント)を消費して習得する。パネルのスキルを全て習得するとコンプリートボーナスでステータスが強化される。SPは戦闘に勝利した際やサブクエスト達成時に得られる。
野営
フィールド上にあるキャンプ跡で宿屋と同じように休憩することができるようになった。野営時には宿屋で休んだ時と同様にHPとCPを回復し、料理を作れる他、スキットを見返したり休む前に会話して絆を深めることができる[8]。
ファストトラベル
特定の地点に設定されているポイントまで瞬時に移動できるシステム。一度行った場所なら自由に移動できるようになるが、一部のイベント中など禁止される場合もある。
セーブ
今作ではセーブポイントが廃止され、メニュー画面からいつでもセーブすることが可能になった。
開発
企画
タイトル
Size:146 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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