株式会社TYO
TYO Inc.種類株式会社
市場情報東証1部 4358
2016年12月28日上場廃止
本社所在地 日本
〒107-0052
東京都港区赤坂2丁目14番5号
Daiwa赤坂ビル5・6F
設立
1982年4月2日
(株式会社ティー・ワイ・オー)
2021年1月4日
(新設分割による)
業種情報・通信業
法人番号9010401157470
事業内容広告映像を中心としたコンテンツの戦略立案・企画・制作
代表者代表取締役社長 早船浩
資本金1億円(2021年1月4日時点)
従業員数280名(2023年1月現在)
決算期12月31日
主要株主AOI TYO Holdings株式会社 100%
(2021年1月4日現在)
関係する人物#役員参照
外部リンクtyo.co.jp
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株式会社TYO(ティー・ワイ・オー、英: TYO Inc.)は、日本のコンテンツ制作会社。AOI TYO Holdings株式会社の完全子会社。
テレビCM制作会社として創業し、そのシェアは国内第2位。社名の由来は、航空会社の業界団体(国際航空運送協会)が「東京」を表すために用いる都市コード「TYO」から取ったものである。一時期は経営危機に陥ったものの、自力再建を果たしている。 ※過去にはゲーム部門が自社内にあった[要出典]。美少女系世界紀行ゲーム「World Tour Conductor 2023年8月現在[9]。
沿革
1982年4月 - 株式会社ティー・ワイ・オーを設立。
2002年4月 - 株式を店頭公開(現在のJASDAQ)。
2010年7月 - 主要CM子会社等9社を吸収合併。合併対象会社は事業部として運営開始[1]。
2013年10月 - 東京証券取引所第二部に市場変更。
2014年1月 - 東京証券取引所第一部に指定替え。
2016年
7月11日 - AOI Pro.(9607)共同持株会社を設立する形で経営統合することを公表[2]。
12月28日 - 東京証券取引所市場第一部上場廃止。
2017年1月4日 - 同じく業界大手のAOI Pro.と経営統合し、共同持株会社であるAOI TYO Holdings株式会社を設立[2]。
2018年 - 本社を東京都渋谷区恵比寿に移転。
2019年7月23日 - AnyProjects株式会社と資本業務提携。
2021年
1月4日 - グループ再編により、株式会社ティー・ワイ・オーが広告映像関係事業を新設会社の株式会社TYO(ティー・ワイ・オー、英: TYO Inc.)に会社分割し、株式会社xpd(イクスピーディー、英: xpd Inc.)へ商号変更[注 1]。同時に株式会社xpdは、株式会社Quark tokyo、株式会社ゼオ、株式会社TYOデジタル・ワークス、及び株式会社TYOパブリック・リレーションズを吸収合併。株式会社TYOは本社を東京都港区赤坂に置く。
3月 - 株式会社xpdが本社を東京都渋谷区神宮前に移転。
事業
MONSTER - 映像制作全般
TYO drive - 映像制作全般
PRO2 - 広告制作全般
SPARK - ブランディング、広告全般の戦略・企画立案、ディレクション
Camp KAZ - 映像制作全般
オファリングマネジメント - 広告制作作業全般
Creative Incubation - コンサルティング、クリエイティブソリューションの提供、事業開発
ドワーフ - キャラクター等の企画・開発、こま撮りアニメーションの制作
グループ会社
ケー・アンド・エル - 広告コミュニケーション業務全般
祭 - 音楽映像 企画・制作、その他ファッション映像コンテンツの企画・制作
Rabbit Digital Group - デジタル・マーケティング・サービス
かつてのグループ会社
円谷エンタープライズ - 2007年買収。 番組配給・版権提供。2008年1月7日に円谷プロダクションに吸収合併。
円谷プロダクション - 2007年買収。映画製作・版権提供、バンダイとの共同出資。2010年4月2日にTYO保有全株式を遊戯機大手のフィールズに売却。なお、同社とは1990年代後半「円谷プロ企業CM」でTYOが下請けとして制作に参加した事がある。
ビルドアップ - 2007年買収。特殊造形・CG映像の企画・制作。2008年1月7日に円谷プロダクションに吸収合併。
ハルフィルムメーカー - アニメーションの企画・制作。2009年7月1日に同じグループ内のゆめ太カンパニーに吸収合併、ブランドのみ存続。
遊歩堂 - アニメーションの制作。ハルフィルムメーカーの元子会社。
デジタル・フロンティア (CG映像の企画・制作)- 2010年4月に同社保有株を遊戯機大手のフィールズに売却。
GEMBA (CG映像の企画・制作)
さるちん (CG映像の企画・制作)
5pb. - 音楽制作・ゲームソフト開発、2009年4月15日付でMBOを実施、代表の志倉千代丸にTYO保有全株式を譲渡しグループを離脱[4]。2011年6月1日にAG-ONEと合併、MAGES.となる。
朱雀 - ゲームソフト開発、下記傘下2社とともに2009年4月16日付でMBOを実施しグループを離脱[5]。
スティング - ゲームソフト開発、2009年4月30日付でグループを離脱[6]。
RIZE DRAGON - ゲームソフト開発。
Genterprise - ゲームソフト販売。
動画工房 - アニメーション制作、2009年4月23日付で代表の石黒竜にTYO保有全株式を譲渡し、グループから離脱[7]。
TYOアニメーションズ - アニメーションの制作。2017年11月30日付でグラフィニカに売却[8]。
リアル・ティ - アニメポストプロダクション。
ペッププランニング - イベント企画制作、実施運営。2021年1月1日付で株式会社ゼオに吸収合併。
ジゴワット - 空間プロデュース、コンテンツ制作。2021年1月1日付で株式会社ゼオに吸収合併。
ルーデンス - CG・デジタルコンテンツ企画制作。2021年1月1日付で株式会社TTRに吸収合併。
TYOデジタル・ワークス - WEB広告制作。2021年1月4日付で株式会社xpdに吸収合併。
ゼオ - マーケティングコミュニケーション。2021年1月4日付で株式会社xpdに吸収合併。
TYOパブリック・リレーションズ - 広告コミュニケーション業務全般。2021年1月4日付で株式会社xpdに吸収合併。
TTR - テレビCM制作、映像ポスト・プロダクション業務、映像撮影関連業務、CGI制作。2021年1月4日付で株式会社TREE Digital Studioに吸収合併。
役員
代表取締役社長
早船浩
専務取締役
羽鳥貴晴
取締役
朝比奈雄尚
浜谷英輝
岸本高由
上窪弘晃(非常勤)
譲原理(非常勤)
監査役
宝田晴夫
執行役員
久保田仁
中嶋秀明
立川敦
水野卓志
小矢親世
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 2023年1月1日よりフィールドマネージメントとブランドを統合し「株式会社FIELD MANAGEMENT STRATEGY」と「株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND」の2社へと名称を変更[3]。