「チャノキ」とは異なります。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
ティーツリー
ティートゥリー[1]
ティートリー
Melaleuca alternifolia
ティーツリー
分類(APG III)
ティーツリー(一般名Narrow-leaved Paperbark Tea tree[3])は、フトモモ科コバノブラシノキ属(英語版)の常緑植物、学名はMelaleuca alternifolia。精油のティーツリー油(英: Tea tree oil、ティーツリーオイル)はこの植物の葉から抽出されたもの。精油は消毒、皮膚の問題に用いられ、スキンケア用品に配合されることもある。皮膚刺激性のあるシネオールの少ないものが医療用に推奨されている[4]。他にティーツリーと呼ばれる植物も最初の項で説明する。 フトモモ科の植物は葉に斑点があり絞ると精油を放出し、コバノブラシノキ属
ティーツリー
別の植物 マヌカ(学名 Leptospermum scoparium、マヌカハニーの原料)の葉を煮ることで茶ができることから、当時の探検家ジェームズ・クック(クック船長)は Tea Plant と呼んで自家製ビールにも配合した[5]。探検家のジョン・ホワイトは、1790年の著書『ニューサウスウェールズへの航海(スペイン語版)』に、ティーツリーの呼称が乗船員によって名付けられたことを記しており、これには本種 (M. alternifolia) とは異なるが同様にお茶(Tea)として利用されていた M. attenuatum と見られる植物の挿絵が描かれていた[5]。こうして19世紀には、総称としてティーツリーと呼ばれるようになった[5]。
一般名 Narrow-leaved Paperbark Tea tree が同名のもの[6]。
本種 (M. alternifolia)
別種 (M. linariifolia)、上記 M. alternifolia の名で販売されていることもあり、また成分は似ているがシネオールが多い[6]。
他に別の種。
ホワイトティートゥリー M. cajuputi, M. minor - 精油は薬用また殺虫に使われる[6]。
ブラックティートゥリー M. bracteata[6]。
レモンセンティド・ティートゥリー M. viridiflora[6]。
カヌカ(学名 Kunzea ericoides、通称ホワイトティーツリー)もティーツリーとよばれることがある。精油の毒性試験や抗菌活性試験が行われているのはティーツリーのみであり、マヌカ、カヌカは成分組成に大きな違いがあるため、アロマテラピー(芳香療法、精油療法)で代用することはできない[7][要説明]。
ティーオイル
化粧品などに用いられるティーシードオイル(Tea seed oil)、ティーオイル(Tea oil)は、ツバキ科の植物の種子から作られる。 オーストラリアのみに分布[2]。オーストラリア東海岸の亜熱帯地域。 日光のよく当たる場所に生育し、8メートルほどまで成長する。花期は春で、5cmほどの筒状の白色の花が密集して咲く。 先住民族のアボリジニの間では、この葉をつぶして患部につけ、上から粘土パックで覆いケガや皮膚の治療などに使われてきた[9][10]。西洋人は未開人の知識としてこれをなかなか受け入れられなかったが、1920-1930年代には各国で研究が行われ注目を集め、1949年には「英国薬局方」にも掲載される[11]。 1925年にはオーストラリアのニューサウスウェールズの科学者アーサー・ペンフィールドが体系的な分析を発表し、この地方には30の蒸留器が設置された[12]。1930年までにオーストラリア・ティーツリー・オイル社がメラゾルという製品を調剤、1930年代には、メラゾル、水溶性混濁液のティートロルという呼称で医師も使うようになった[13]。特に、第二次世界大戦では、ティーツリー油(ティーツリーオイル、英: Tea tree oil ニューサウスウェールズの北部ベリナのバンガワルビン川周辺の沼地にティーツリーの木が分布しているが、1976年にはサーズデイ・プランテーション社が再開発を行い最高品質の木を栽培している[16]。1985年には生産量は10トンだったが、1990年には60トンとなり、1998年には需要は700トンとなった[17]。 使用例
Ti Tree
この綴りでは、またさらに違う似つかない木のニオイシュロラン (Cordyline australis) を指す[8]。
分布
特徴
精油の利用
原液で使用[18]。