「ピラニア」とは異なります。
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:条鰭綱 Actinopterygii
目:スズキ目 Perciformes
科:カワスズメ科 Cichlidae
和名
カワスズメ
ティラピア
属
Oreochromis
Sarotherodon
Tilapia
ガリラヤ湖で採れたティラピアの丸揚げティラピアのフライ
ティラピア、生100 gあたりの栄養価
エネルギー400 kJ (96 kcal)
炭水化物0 g
糖類0 g
食物繊維0 g
脂肪1.7 g
飽和脂肪酸0.585 g
一価不飽和0.498 g
多価不飽和n-3n-60.363 g0.167 g0.158 g
タンパク質20.08 g
トリプトファン0.21 g
トレオニン0.95 g
イソロイシン0.93 g
ロイシン1.603 g
リシン1.81 g
メチオニン0.593 g
シスチン0.22 g
フェニルアラニン0.81 g
チロシン0.68 g
バリン0.97 g
アルギニン1.277 g
ヒスチジン0.47 g
アラニン1.22 g
アスパラギン酸2.297 g
グルタミン酸3.213 g
グリシン1.043 g
プロリン0.757 g
セリン0.813 g
ビタミン
ビタミンA相当量β-カロテンルテインと
ゼアキサンチン(0%) 0 μg(0%)0 μg0 μg
チアミン (B1)(4%) 0.041 mg
リボフラビン (B2)(5%) 0.063 mg
ナイアシン (B3)(26%) 3.903 mg
パントテン酸 (B5)(10%) 0.487 mg
ビタミンB6(12%) 0.162 mg
葉酸 (B9)(6%) 24 μg
ビタミンB12(66%) 1.58 μg
コリン(9%) 42.5 mg
ビタミンC(0%) 0 mg
ビタミンD(21%) 124 IU
ビタミンE(3%) 0.4 mg
ビタミンK(1%) 1.4 μg
ミネラル
ナトリウム(3%) 52 mg
カリウム(6%) 302 mg
カルシウム(1%) 10 mg
マグネシウム(8%) 27 mg
リン(24%) 170 mg
鉄分(4%) 0.56 mg
亜鉛(3%) 0.33 mg
マンガン(2%) 0.037 mg
セレン(60%) 41.8 μg
他の成分
水分78.08 g
コレステロール50 mg
単位
μg = マイクログラム (英語版) • mg = ミリグラム
IU = 国際単位
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。
出典: USDA栄養データベース(英語)
ティラピア(100g中)の主な脂肪酸の種類[1]項目分量(g)
脂肪1.7
飽和脂肪酸0.585
16:0(パルミチン酸)0.424
18:0(ステアリン酸)0.107
一価不飽和脂肪酸0.498
18:1(オレイン酸)0.379
多価不飽和脂肪酸0.363
18:2(リノール酸)0.158
18:3(α-リノレン酸)0.033
22:5(ドコサペンタエン酸(DPA))0.043
22:6(ドコサヘキサエン酸(DHA))0.086
ティラピアあるいはテラピア(tilapia)は、カワスズメ科に属す魚の一部を指すものとして確立された和名である。カワスズメの名前はスズメダイに由来する。 ティラピアという名称は、日本に導入された3種がいずれも当時Tilapia属に分類されていたことに由来するが、現在ではそのうちの2種はOreochromis属に分類が変更されている。このため、和名に「ティラピア」を冠する種と分類学上の集団 Tilapiaは2014年現在必ずしも一致しない。 原産地はアフリカと中近東であるが、食用として世界各地の河川に導入されたため、分布域が著しく拡大している。 淡水、汽水の様々な環境に適応するが、水温が10度以下になる地域での生息は確認されていない。 雑食性。貪欲で、口に入る動植物を生死問わず食べる。 性質の荒い種が多く、縄張りに侵入してくる他魚をしばしば執拗に攻撃する。 ティラピアの導入は、アジアから南北アメリカまで世界全域に及ぶ。 ティラピアの肉質は臭みもなく非常に美味で、各国で食用として使用されている。野生個体が漁獲される他、養殖も盛んである。川魚だが皮も臭みがなく美味である。 ニジマスやブラウントラウトのような淡水魚やイワシ、サバ、鮭、タラ、マグロ、鯛、スズキなどの海水魚などと同様に一般的な食材として流通している国々もある。フィリピンのCLSU 世界各国で、金魚のように選別された赤色の個体(ナイルティラピア ナイルティラピア (Nile tilapia
概要
利用
食用
ただ内臓は、よほどの清流でない限り、非常に臭みが有るので、三枚におろさず、内臓を開かないよう、背と尾の可食部のみを切り取るさばき方をするとよい。
日本(Nile tilapia、Oreochromis niloticus)、カワスズメ(モザンビークテラピア、Mozambique tilapia、Oreochromis mossambicus)、ジルティラピア(Tilapia zillii)で、第二次世界大戦後の食糧危機においてタンパク源として注目された。
このうち食用として普及したのはナイルティラピアで、流通名は「イズミダイ」又は「チカダイ」と呼ばれ養殖された。流通名として高級感があるなどといった理由で付けられた名前だが、鯛類とは全くの別種で、生息環境も異なる。
外観もクロダイまたは鯛に似て、味や食感も非常に美味だが、国産の養殖のティラピアは、生産量や人件費の関係で比較的高価であり、鯛の養殖が大規模で行われるようになり価格も下がったため、「いずみ鯛」として積極的に取り扱う販売店[2]を除いては流通も限られていた。現在では店頭で見かけることはほぼ無くなっている。 イエス・キリストゆかりの場所として知られるガリラヤ湖に多く生息しており、地元の名物料理である。
イスラエル