ティム・クック
Tim Cook
Apple Parkにて
(2021年9月)
生誕ティモシー・ドナルド・クック
Timothy Donald Cook
(1960-11-01) 1960年11月1日(63歳)
アメリカ合衆国
アラバマ州ロバーツデール
“ティム”ティモシー・ドナルド・クック(Timothy Donald "Tim" Cook、1960年11月1日 - )は、アメリカ合衆国の実業家、作家、教育者。Appleの最高経営責任者(CEO)。2005年よりナイキの社外取締役も務める[1]。
『フォーブス』誌の「世界で最も影響力のある人物」リストでは、2018年に24位[2]に選ばれている。 アラバマ州ロバーツデール出身。3兄弟の次男で、父は造船所の労働者、母は薬局に勤務していた[3]。1982年にオーバーン大学で生産工学分野の理学士を取得後、1988年にデューク大学でMBAを取得。 Intelligent Electronics社CEOを振り出しに、IBMパーソナルコンピュータ事業北米ディレクターとして12年を過ごし、コンパックのバイスプレジデントを半年務めた後、1997年に辞任したマルコ・ランディ
人物
オペレーション担当上級副社長を経て、2000年10月9日のミッチ・マンディッチの引退に伴い、ワールドワイドセールス担当を兼任[4]。2002年のワールドワイドセールス&オペレーションズ担当エグゼクティブ・バイスプレジデント就任を経て、2005年10月14日には最高執行責任者(COO)に昇格[5]。Appleの前CEO スティーブ・ジョブズの元で経営の実務面を担当し、同社の躍進を支えてきた。
2009年[6]と2011年[7]の2回にわたり、病気治療のため休職したジョブズに代わってCEO代行を務めた後、2011年8月24日、ジョブズの引退に伴いCEOに就任した[8]。
プライベートホワイトハウスでトランプ大統領と会談するクック(2018年4月25日)
2014年10月30日、自身がゲイであることを明かすことで同じ立場の人々を励ますためとして、『ブルームバーグ・ビジネスウィーク』11月3日号に寄稿し、カミングアウトした[9]。クックはフォーチュン500社のCEOの中では、自身がゲイであることを公表した最初の人物である[10]。
中華人民共和国の清華大学経済管理学院顧問委員会のトップである主席(会長)を務め[11][12]、国家主席(党総書記)の習近平とも会見している[13]。