ティム・ガン
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ティム・ガン
Tim Gunn
2010年の第81回アカデミー賞にて
生誕Timothy M. Gunn
(1953-07-29) 1953年7月29日(70歳)
アメリカ合衆国ワシントンD.C.
住居 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
国籍 アメリカ合衆国
教育美術学士彫刻家
職業ファッションコンサルタント、
テレビパーソナリティ、
Liz Claiborne社のチーフ・クリエイティブ・オフィサー
著名な実績ファッション
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“ティム”ティモシー・M・ガン(Timothy M. "Tim" Gunn, 1953年7月29日 - )は、アメリカ合衆国ファッションコンサルタントテレビパーソナリティ。1982年から2007年までパーソンズ美術大学の講師を務め、2000年8月から2007年3月までファッションデザイン学科の学部長を務めた。その後Liz Claiborne社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任している。リアリティ番組の「プロジェクト・ランウェイ」の助言役(メンター)としてよく知られている。同番組におけるティムの人気上昇を受けて、スピンオフ番組『Style up スタイルアップ ?ティム・ガンのファッション チェック』が制作され、著書『A Guide to Quality, Taste and Style』も発刊された。
生い立ち

ティムは ワシントンD.C.にて生まれ育った。父のジョージア・ウィリアム・ガンはジョン・エドガー・フーヴァーFBI長官を務めた時代のFBI捜査官だった[1]。ティムは高校時代を通じて水泳で才能を発揮し[1]、卒業後はCorcoran College of Art and Designへ進学、彫刻分野の美術学士を習得している[2]

後年になり、17歳当時に服薬自殺を図った経験があることを、若年層のLGBTにおける自殺問題解消を目的としたオンラインビデオチャンネル「It Gets Betterプロジェクト」に寄稿したビデオにて、公表している[3]
キャリア

1982年にパーソンズ美術大学での勤務を始め、1989年から2000年には副学部長を務め、2000年8月には学部長へ就任した。「21世紀に向けた教育課程の改革と活性化に貢献した人物」と評価されている[4]

2004年の『プロジェクト・ランウェイ』第1シーズンから出演し、"Make it work. (形にしよう)" のキャッチフレーズで有名になる。また 2007年9月にケーブルテレビチャンネルのBravoにて始まったリアリティ番組『Style up スタイルアップ ?ティム・ガンのファッション チェック』では一般視聴者へのファッションアドバイザー役をこなした。

2007年2月放送の『アグリー・ベティ[5]と2009年8月放送の『私はラブ・リーガル』に、架空のファッション番組のリポーターとして、自分自身の役でカメオ出演している。

2007年にパーソンズを離れ、同年3月にLiz Claiborne社のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任した[6]

2007年4月に『A Guide to Quality, Taste and Style』(共著:ケイト・モロニー=パーソンズ・ファッションデザイン副学部長、カバー撮影:Markus Klinko & Indrani)をAbrams Image Publishersより出版した。プロモーションの一環で訪れたカリフォルニア州パームスプリングス市近郊のパームデザート市は、彼の訪問を記念して4月27日(パームデザートへのティムの訪問日)を"Timothy M. Gunn Day"として公式な記念日に選定した。また、彼の功績を記念して、パームスプリングス市より感謝状が、ランチョ・ミラージュ市より盾がそれぞれ贈られた[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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