ティファニーで朝食を
Breakfast at Tiffany's
日本で1969年にリバイバル公開された時のポスター
台場一丁目商店街で撮影。
監督ブレイク・エドワーズ
脚本ジョージ・アクセルロッド
『ティファニーで朝食を』(ティファニーでちょうしょくを、原題: Breakfast at Tiffany’s)は、1961年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。監督はブレイク・エドワーズ、主演はオードリー・ヘプバーンとジョージ・ペパード。
原作であるトルーマン・カポーティの同名中編小説とは異なり、映画は主人公と語り手の作家の恋愛を中心に描いている。ヘプバーンの代表作の1本として知られており、この作品で清純派であるヘプバーンが清純でないホリーを演じたことで、映画の中の女性像をすっかり変えてしまった、アメリカ人の既存の価値観をことごとくひっくり返したとも言われている[4]。 華やかな世界に憧れるホリー・ゴライトリーは、化粧室に行くと言っては小銭がないからと男性から50ドルをもらい、生計を立てていた。また収監中のマフィア、サリー・トマトと面会し、彼の話す「天気予報」をある弁護士に伝えることで多額の報酬を受け取っていた。アパルトマンには彼女の取り巻きの男達が訪れては騒動になっている。同じアパルトマンに自称作家のポール・バージャクが引っ越してくる。ポールが最後に出版したのは何年も前で、今は裕福なマダム「2E」の愛人をしていた。 ホリーはポールに兄フレッドの姿を重ね、また無邪気で奔放なホリーにポールは魅かれていく。しかし、ある日アパルトマンの前に佇む男がおり、2Eの夫が雇った探偵ではないかと疑うポールが男に近づくと、彼はテキサスの獣医で姓をゴライトリーと言った。彼はホリーの夫であり、ポールは彼女の本名はルラメイで、不幸な生い立ちから14歳で結婚したことを知る。ホリーはポールに付き添って夫に別離を告げ、ポールとの親交を深める。ポールも2Eに関係を終わらせようと話し、引き止められるが断り別れを告げる。 ポールはホリーと共に訪れたティファニーで、おまけの玩具 ("Toy Surprise Inside") が付属することでもよく知られているクラッカー・ジャックというお菓子のおまけの指輪に刻印をしてもらうが、その後彼女は図書館で熱心に南米のことを勉強していた。なんとブラジルの大富豪ホセとの結婚が決まったと言い、喧嘩別れに終わる。その際、ポールはホリーに自分も他の男と一緒ならと化粧室へ行く際のチップを渡し去って行ってしまう。数か月後、ポールがホリーの家に招かれると、リオデジャネイロ行きを明日に控え、彼女はすっかり家庭的になろうとしていた。一方、ポールも作家として生計を立てられるようになっていた。ホリーが料理に失敗し、二人は外食に行くが、帰宅すると警官が待ち構えていた。 サリー・トマトの麻薬密売に加担したとして、ホリーは勾留され、さらに大々的に報道されてしまう。翌日、ポールの迎えで保釈され、猫と共にホテルへ身を隠すように告げられる。ホセからの家名に傷がつくいう理由で結婚は破談にするとの手紙をポールが読み上げる。しかし彼女は予定通りリオに行くと言って聞かず、私はこの猫と一緒で名前がない、とタクシーを停め外に逃がしてしまう。ポールはもう必要なくなったとティファニーで刻印をしてもらった指輪をホリーに投げつけ、彼女を残してタクシーから降りる。ホリーは指輪を指に嵌めるや否や涙ながらに逡巡し、タクシーを降りてポールを追う。雨の中で猫が見つかりポールとも再会し熱い抱擁を交わすのだった。 役名俳優日本語吹き替え
あらすじ
キャスト
フジテレビ版日本テレビ版ソフト版
ホリー・ゴライトリーオードリー・ヘプバーン池田昌子