ティア
Tyr
イングランド・ビルストン公演 (2013年10月)
基本情報
出身地 フェロー諸島
トースハウン
ジャンルプログレッシブメタル
ヘヴィメタル
フォークメタル
ヴァイキングメタル
北欧メタル
活動期間1998年 - 現在
レーベルTutl
ティア (Tyr) は、デンマークの自治領、フェロー諸島出身のプログレッシブメタル・バンド。
バンド名は、北欧神話の軍神テュールから。
概要・背景バンドのロゴ
1998年に結成された。曲の題材は北欧神話やフェロー諸島に残る言い伝えで、フォーク要素とプログレッシブ・メタル要素が強い。歌詞はフェロー語・英語で書かれている。
デビューアルバムはヘヴィメタルを扱うことのほとんどない、フェロー諸島のフォーク音楽のレーベルTutlから2002年にリリースされた。Tutlからは2枚目のアルバムまでをリリースした。2006年にオーストリアのナパーム・レコードと契約し、活動の幅が広がる。2013年より、アメリカ合衆国の大手ヘヴィメタルレーベル・メタル・ブレイド・レコーズと契約した[1]。
2011年リリースの6枚目のアルバム『The Lay Of Thrym』日本盤が新興レーベルSWITCHBLADEからリリースされ、日本デビューを果たした[2]。尚、2013年9月現在SWITCHBLADEレーベルはホームページの内容が閲覧不能であり、レーベル公式Twitterも2012年3月以降更新されていない。
2013年、怪我の悪化によりドラムスのカリが脱退し[3]、9月にリリースした7枚目のアルバムである『Valkyrja』ではナイルのジョージ・コリアスがサポートメンバーとして全曲のレコーディングを担当した。
2016年にセッションメンバーを経て、タデウシュ・リエックマン (Ds)が加入。2018年に長らくギタリストとして在籍したテルイ・スキベナスが脱退し、リエックマンと同じハンガリー出身で元ネヴァーモアのギタリスト、アッティラ・ヴェレシュ (G)が加入した[4]。
2019年12月初来日をはたした。 フェロー諸島に於ける捕鯨の伝統を妨害するシーシェパードや反捕鯨派に対して、冷静な対話を要求するといった記載がホームページ等に幾度か見受けられ、特にシーシェパードの団体長であるポール・ワトソンに対しては、その主張への反論と同団体の活動への批判をホームページ上に掲載している(文章の署名はヘリ・ヨエンセン名義である)[5]。 なお、バンド名は日本盤のリリースがかなり遅かったため、由来となった神と同じ読みで「テュール」や「ティール」と表記されることも多い。フェロー語では「トイル」と発音される。
補足
メンバー
現メンバーヘリ・ヨエンセン(Vo/G) 2013年