機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍(きどうせんしガンダムのとうじょうじんぶつ ちきゅうれんぽうぐん)は、テレビアニメおよびアニメーション映画『機動戦士ガンダム』に登場する架空の人物のうち、地球連邦軍に所属する人物を列挙する。
担当声優は特筆がない限りはテレビ版での配役。テレビ版のエンディングでクレジットされていない人物については、書籍『ガンダム・エイジ ガンプラ世代のためのガンダム読本』掲載の「史上最強 ガンダム声優紳士録」(作:サデスパー堀野)を参照した[1]。
民間人に関しては機動戦士ガンダムの登場人物 民間人を、ジオン公国軍に関する人物は機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)および (た行-わ行)を、特に説明が必要な人物は各人の項目などを参照。 以下の人物に関してはリンク先を参照。body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%} Antonio Callas[2] 第29話に登場。地球連邦軍ジャブロー基地の防衛士官で[3]、階級は中佐。ジオン軍の要塞攻撃に対しての全指揮を執り[3]、ジャブロー南ブロックに第2種戦闘態勢を宣言。その後第1種戦闘配置に切り替える。 声 - 田中秀幸 / 岡部政明(劇場版II)/ 稲葉実(特別版)/ 松山鷹志(ガンダムさん) 第29話に登場。ジャブロー所属の修理担当士官で[3]、階級は大尉。フルネームは小説版が初出であり、テレビ・劇場版におけるクレジットは「ウッディ(大尉)」のみ(公式ウェブサイトでも同様[5])。 ホワイトベース (WB) の修理を担当。マチルダ・アジャンの婚約者であり、オデッサ作戦が終わったら結婚する予定であった。それを知ったアムロはショックを受けると共に、自分の未熟さのためにマチルダを守りきれなかったことを詫びようとする。ウッディはそんなアムロに対して思い上がりを一喝すると共に、マチルダが身を挺して守ろうとしたWBに対する特別な愛着を吐露する。 そんな中、シャア率いるマッドアングラー隊と、ジオン軍北米キャリフォルニアベースから発進した援軍がジャブローに対して総攻撃を敢行する。ジオン軍の侵入を知ったウッディは、修理と気密処理の完了したWBを守るためにファンファンで出撃。下がるよう呼びかけるアムロを無視し、シャアのズゴックとアムロのガンダムによる戦闘の間に割って入る。ミサイルでズゴックのモノアイを破壊するが、直後にズゴックの腕でコクピットを叩き潰され、戦死する。 後年の富野由悠季のインタビューによれば、ウッディがマチルダの婚約者に設定されたのは、マチルダの戦死がファンの間で物議を醸したため、マチルダの再登場の手段として、結婚式のイメージシーンを描くためであったと述べている。また、マチルダにふさわしい男になるよう再設定され、そのことで対するアムロの台詞も自然と生まれたという[6]。 小説版では月のフロントバック基地にてペガサス・J(小説版のWBに相当するペガサスの後継艦)を整備する工廠の技術士官として登場。アムロからは一目で「人として男としての格差がある」「歴戦の勇士の風格」と感じている。のちにマチルダに挑発されてマチルダにプロポーズする場面がある。マチルダともども戦死しない。 第13話に登場。アムロが帰郷した際に、誰もいないアムロの実家で将校(設定画より[7]、制服の襟章によれば中尉)とともに酒を飲んで騒いでいる。泥酔している3人に比べて将校は冷静であり、アムロに無断で家に入ったことを謝罪する。 劇場版第1作の台本で名前が確認でき[注 1]、唇が厚いのがエド(テレビ版の設定画では「兵士A」[7])、前髪を垂らしているのがビル(「兵士B」)、小太りなのがシコ(「兵士C」)[注 2]。 Elran[4] 声 - 永井一郎 / 仲木隆司(劇場版II)/ 八木光生(特別版) / 白熊寛嗣(『THE ORIGIN』) 第23-25話に登場。階級は中将で、連邦軍の官報によればオデッサ作戦の直前に少将から昇進したとされる[12]。部下のジュダックを通じマ・クベに内通していたジオンのスパイで、オデッサ作戦実施の情報を漏らす。作戦開始と同時に地球連邦軍を裏切る予定であったが、アムロとセイラにジュダックの内通を知られ、報告に赴いたアムロを隠密裏に射殺しようとする。しかし、かねてからエルランの動きに疑念を抱いていたレビル配下の情報将校と兵士らに現場を押さえられ肩を負傷、ジュダックと共に逮捕される。これにより、マ・クベがエルランの裏切りを想定して手薄に配備していたエルラン軍方面の防衛ラインが真っ先に突破され、ジオンのオデッサ戦敗北のきっかけとなる。 劇場版『哀 戦士編』では見せ場のマ・クベとの内通やオデッサ戦が丸々カットされており、WBへやたらと肩入れするレビルに些か懐疑的な意見を吐く連邦の一将軍に過ぎない。 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ルウム戦役に敗れジオン軍の捕虜となっていたレビルを、特殊部隊を使い救出するという大手柄を挙げている(アニメ版ではキシリア・ザビの手引きによるものとされ、この頃からジオンとの内通が示唆されている)。また、これにより南極条約の交渉が無駄になると愚痴るゴップに対し、休戦条約ではなく戦時条約として締結することを提案するなど、有能な人物として描かれている。なお、オデッサ作戦においてスパイ行為が発覚する展開はテレビ版と少々異なり、レビルと同じビッグ・トレーに乗艦している際に感づかれる流れに変更された。この時、乗艦へのジオンの核攻撃が迫る中「退艦させて下さい」とレビルに涙ながらに懇願する醜態を見せている。なお、オデッサ作戦時の役職は作戦部長となっている。 ゲーム『ギレンの野望シリーズ』では、オデッサ作戦時にエルランがジオンのスパイであるとの情報を入手でき、逮捕するか否かのイベントが発生する。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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