ツール・ド・スイス
Tour de Suisse概要
開催時期6月中旬
開催地域 スイス
地域名Le Tour de Suisse （フランス語）
分野ロードレース
カテゴリーUCIワールドツアー
形態ステージレース
責任者オリヴァー・ゼン
歴史
初回開催年1933年 (1933)
開催回数86回 (2023年)
初代優勝者 マックス・ブラ
ツール・ド・スイス（Le Tour de Suisse）は、スイスで行われる自転車ロードレースのステージレース。最高カテゴリーのUCIワールドツアーに属する。 1933年に開始された歴史あるサイクルロードレースの一つ。このレースは毎年6月に開催され、コースレイアウトも平坦コース・山岳コース・個人タイムトライアルとステージレースの要素がすべて織り込まれており、年間シリーズ戦として実施されていたチャレンジ・デスグランジュ＝コロンボ[1]では、1949年より対象レースとされた。加えて、グランツール最後発レースのブエルタ・ア・エスパーニャよりも開始年が早く[2]、さらにブエルタは黎明期、国内の政情不安等により定期的に開催できなかったため、1958年になって漸く同シリーズ戦の対象レースとなった。この背景により、1950年代まではブエルタよりも相対的なステータスが高かったという見方もできる。このような歴史から、ステージレースの中ではグランツールに次ぐ格式を持ち、「第4のグランツール」と呼ばれることもある[3]。同時期に開催されるクリテリウム・デュ・ドフィネとともに、このレースの後開催されるツール・ド・フランスの前哨戦とも言われ、同レースに出場するチームは、どちらかのレースまたは両レースに有力選手を出場させる傾向が続いている。近年の歴代優勝者には、ランス・アームストロング、ヤン･ウルリッヒ等ツール・ド・フランス優勝者を輩出している。 2009年の開催以降、3年連続で最終ステージの個人タイムトライアル終了後に総合首位者が入れ替わるという事例が起こった。 日本ではJ SPORTSにて放送されていた。2006年までは、1日遅れで2時間の編集版で放送されていたが、2007年?2014年は生放送となった。2015年以降は放送されていなかったが、2018年、2019年はDAZNによる生中継動画配信が行われた。2021年はGCN 回年優勝者国ステージ数総距離
概要
日本でのテレビ放送・動画配信
歴代総合優勝者
862023年マティアス・スケルモース
852022年ゲラント・トーマス イギリス81,343 km
842021年リチャル・カラパス エクアドル81,056.6 km
2020年新型コロナウイルス感染症の流行により未開催
832019年エガン・ベルナル コロンビア91,129.8 km
822018年リッチー・ポート オーストラリア91,215.4 km
812017年シモン・シュピラック スロベニア91,166.3 km
802016年ミゲル・アンヘル・ロペス コロンビア91,168 km
792015年シモン・シュピラック スロベニア91,258 km
782014年ルイ・コスタ ポルトガル91,322.1 km
772013年ルイ・コスタ ポルトガル91,284.2 km
762012年ルイ・コスタ ポルトガル91 399.6 km
752011年リーヴァイ・ライプハイマー アメリカ合衆国91 246.4 km
742010年フランク・シュレク ルクセンブルク91 353.1 km
732009年ファビアン・カンチェラーラ スイス91 354.8 km
722008年ロマン・クロイツィガー チェコ91 411 km
712007年ウラディミール・カルペツ ロシア91 252 km
702006年ヤン・ウルリッヒ[4] ドイツ91 468 km
692005年アイトール・ゴンサレス スペイン91 355 km
682004年ヤン・ウルリッヒ ドイツ91 440 km
672003年アレクサンドル・ヴィノクロフ カザフスタン91 428 km
662002年アレックス・ツェーレ スイス91 442 km
652001年ジルベルト・シモーニ [5][6] イタリア91 413 km
642000年オスカル・カメンツィント スイス101 358 km
631999年フランチェスコ・カーザグランデ イタリア101 508 km
621998年ステファーノ・ガルゼッリ イタリア101 504 km
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