ウィキペディアにおけるツールチップについて、
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出典検索?: "ツールチップ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2011年9月)
ウェブブラウザで、ハイパーリンクにマウスポインタを当てた場合のツールチップの例
ツールチップ(英: tooltip)とは、コンピュータのグラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) における表示要素のひとつで、対象にポインティングデバイスのカーソル(マウスポインタなど)を重ね合わせる(マウスオーバーする)と、その周辺に小さな領域が出現し、注釈や補足説明などが表示されるものである[1]。目次 グラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) において、ラベル文字列や画像などの静的に表示されている情報だけでは十分に説明しきれない、詳しい付随情報やヒントなどを動的に表示するために考案された表現手法・共通要素のひとつ(ウィジェット)である。 例えば、ボタン(コマンドボタン)には押したときの動作を端的に表すための極めて短いラベルのみを設定することが多く[2]、1単語や2単語では十分に説明しきれないこともある。しかし、ボタンを押したときに発生する動作や効果を詳しく説明するツールチップを設定しておけば、ユーザーはボタンを押す前にマウスオーバーしてツールチップを表示することでその動作を把握することができ、初めて使うユーザーへの簡易的なマニュアルとしても利用できる。またツールチップは普段は表示されておらず、表示のための場所を占有しないので画面を広く使えるというメリットがある。ツールバーなどで使われる小さなボタンにラベルではなくアイコン画像を使って面積を節約する場合も、説明のためにツールチップがよく併用される。タブブラウザなどのタブ型UIで、ドキュメントのタイトルやファイル名が長すぎてタブに表示しきれない場合、ツールチップを使って表示することでタブをアクティブにせずとも内容やファイルパスを把握できるようにする、といった使い方もある。 しかし、ツールチップは一定時間経つと自動的に消えてしまう仕様になっていることもあり[3]、その場合ユーザーは消えてしまう前に情報を読み取らなければならず、あまり長い説明を付与することはできない。また、ツールチップの仕組みを知らないユーザーには気づかれにくいし、ツールチップによって下側にあるものが覆い隠されてしまうため、場合によっては使い勝手を損なってしまうこともある。 カーソルが要素を通過するだけではツールチップは表示されず、ある程度の時間同じ位置に静止している必要があるため、スタイラスペンのようなポインティングデバイスでは微妙な手振れによってうまく表示できないこともある。後述のタッチ入力環境のようにツールチップ方式がそもそも使えないGUI環境もある。 カーソル(主にマウスポインタ)の操作が必要である。
1 概要
1.1 表示する手順
2 名称
3 類似の機構
3.1 バルーン
3.2 その他
4 応用例
5 タッチUIにおける問題点
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 外部リンク
8 関連項目
概要
表示する手順
ユーザーがカーソルを何らかの要素にマウスオーバーする。