ツル多はげます会
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ツル多はげます会国籍 日本
格付特定非営利活動法人
コード法人番号 6420005007538[1]
設立日1989年
代表者会長 須郷貞次郎[2]
活動地域 日本(主に青森県鶴田町
主な事業青森県を「世界のはげの聖地」にする事業[3]
郵便番号038-3524
事務所青森県北津軽郡鶴田町大字境字鶴住335番地1 津軽ぶどう楽園内
座標
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度43分46.95秒 東経140度27分02.44秒 / 北緯40.7297083度 東経140.4506778度 / 40.7297083; 140.4506778座標: 北緯40度43分46.95秒 東経140度27分02.44秒 / 北緯40.7297083度 東経140.4506778度 / 40.7297083; 140.4506778
事務局員/会員80人超(2020年)[4]
予算438,525円(2021年経常費用)[5]
会費1,000円[6]
主な協力組織協賛社 30社[4]
関係する人物竹浪正造(創設者)
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特定非営利活動法人ツル多はげます会(つるたはげますかい)は、はげを通じた平和の活動を行う団体[1][7]絵日記作家で青森県鶴田町議会議員を務めたこともある竹浪正造が、はげ頭の人を集めて暗い世の中を明るく照らそうと設立した団体で、有多毛(うたげ)と称する例会や交通安全活動に主に取り組む[8]。活動拠点を青森県鶴田町に置き[3]、青森県を「はげの聖地」にすることを目指している[4]
沿革

1989年(平成元年)のある日、竹浪正造がスナックで飲んでいたところ、自身と同じく頭髪の薄い客がやって来て意気投合し、はげ仲間を集めて憂さ晴らしをしようと思い立った[8]。そして同年2月22日、2(ツー)が連続する「ツルツルの日」にツル多はげます会を結成した[9]。最初に集まったのは竹浪ら3人で、会の活動は単なる飲み会であり[4]、スナックの女性が「慰問」に来ていた[8]。その後、友人・知人の人脈を介して会員を増やし[8][9]、はげます会の創設時には10人になっていた[6]。創設者の竹浪は、はげます会の活動を新聞などに投稿することでマスメディアの関心を惹き、活動の幅を広げ、吸盤綱引きなど、さまざまなゲームを考案していった[4]鶴の舞橋

2013年(平成25年)2月、会に青年部を創設し、「将来有望なハゲ頭になる」と認められる人を会員資格に設定した[10]。同年4月には頭に旗を付けて交通安全を呼び掛ける活動を開始し[10]、9月には「東京支部」を立ち上げ、支部長にお笑い芸人ユリオカ超特Qが就任した[11]。ユリオカ超特Qは東京支部長として、2014年(平成26年)2月22日に鶴田町公民館で講演会を開催した[12]2015年(平成27年)からは「吸盤綱引き全国大会」を主催するようになった[13]

2018年(平成30年)1月9日、特定非営利活動法人(NPO)として認証された[1]。2020年(令和2年)には鶴田八幡宮の境内に2020神社(ツルツルじんじゃ)を建てようとクラウドファンディングに挑戦した[8][14]。このクラウドファンディングは目標額に達せず、神社建立は見送られた[8]

2022年(令和4年)4月5日ロシアのウクライナ侵攻を受けて、会員らが頭にウクライナの国旗を付け、ウクライナへのエールや平和を願うメッセージを送る活動を鶴田町の鶴の舞橋付近で行った[2]
活動

会の定款によれば、「はげをポジティブにとらえ、心から楽しみ、はげを通じて、世の中を明るく照らす平和の活動を展開するとともに、はげを通じた活動を行うことで、高齢者等が生き生きした地域環境の中で安心して暮らし、県民の健康増進及び地域福祉の増進に寄与すること」を法人の目的とし、まちづくり観光・地域安全の分野で活動する[3]。活動スローガンに「笑う門には 福来る/禿の光は 平和の光/暗い世の中 明るく照らす/日本も光る 世界も光る」を掲げている[8][9]。青年部を除くと会員の平均年齢は70歳になるため、基本的に激しい活動はしない[11]

マスメディアを意識した話題性のある活動を行うことで、マスメディアに取り上げてもらい、それを活動継続のモチベーションとしている[4]。また、メディアに取り上げられることは鶴田町や青森県のPRにもつながり、薄毛に悩む人への励ましになる可能性を秘めている[8]
有多毛

はげます会では、2月22日(創設日、ツルツルの日)と中秋の名月の日の年2回、例会を開催し、これを有多毛(うたげ)と呼んでいる[9][10]。会場は鶴田町にある山田温泉旅館で、参加費を支払えば非会員でも参加できる[7][15]。有多毛では「名月当てクイズ」や「吸盤綱引き」といったゲームを行い[9]、「勝手にハゲアワード」と題して、その年に活躍したはげの偉人を表彰する[15]。有多毛の内容が宴会芸のようであるのは、はげます会の活動が飲み会として始まったからである[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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