ツバキ文具店
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ツバキ文具店
著者
小川糸
発行日2016年4月21日
発行元幻冬舎
ジャンル長編小説
日本
言語日本語
形態上製本
ページ数269
次作キラキラ共和国
公式サイトwww.gentosha.co.jp
コードISBN 978-4-344-02927-9
ISBN 978-4-344-42761-7文庫判

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キラキラ共和国
著者小川糸
発行日2017年10月25日
発行元幻冬舎
ジャンル長編小説
日本
言語日本語
形態上製本
ページ数251
前作ツバキ文具店
公式サイト ⇒www.gentosha.co.jp
コードISBN 978-4-344-03193-7
ISBN 978-4-344-42880-5文庫判

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『ツバキ文具店』(ツバキぶんぐてん)は、小川糸の小説。季刊文芸誌GINGER L.』(幻冬舎)への連載を経て、2016年4月21日に幻冬舎より刊行された。2017年本屋大賞第4位[1]

2017年4月にNHKラジオ第1新日曜名作座」にてラジオドラマ化、NHK総合ドラマ10」にて『ツバキ文具店?鎌倉代書屋物語?』(ツバキぶんぐてん?かまくらだいしょやものがたり?)と題してテレビドラマ化された。

続編となる「キラキラ共和国 ツバキ文具店」(キラキラきょうわこく ツバキぶんぐてん)が『小説幻冬』(幻冬舎)に2017年5月号から[2]8月号まで連載、『キラキラ共和国』と題して2017年10月25日に幻冬舎より刊行された[3]2018年本屋大賞候補作[4]
あらすじ
小説版ツバキ文具店のあらすじ
鳩子は6歳のときから、先代に箸の上げ下げから文字の書き方まで厳しくしつけられ、先代を「お祖母ちゃん」と呼ぶことすらできなかった。同級生ともあまり遊べなかったことが高校2年生の時に爆発し、喧嘩して文箱を踏み潰して、街に飛び出してガングロ不良となった。ガングロはデザイン系の専門学校進学時まで続き、先代とも度々喧嘩していた。先代の亡き後、先代と一卵性双生児であるスシ子おばさんが、文具店と代書屋をしていたがスシ子も亡くなり、鳩子はお気に入りの藪椿の木がある店を守るために文具店を継ぎ、様々な人と出会い、代書屋として生きていく決心を亡き祖母への初めての手紙にまとめた。
ドラマ版あらすじ
祖母の葬式のため、雨宮鳩子は高校を卒業して以来8年ぶりに故郷の
神奈川県鎌倉に戻ってきた。一人で鳩子を育ててくれた祖母は文具店を営む傍ら、思いを言葉にするのが難しい人に代わって手紙を書くことを請け負う「代書屋」でもあった。祖母に反発して家を飛び出した鳩子は葬式と家の片付けが終わるとすぐに鎌倉を去ろうとするが、生前祖母が引き受けたものの未完であった代書の仕事を引き継ぐように促されそれに取り組むことで心境が変わり、文具店と代書屋業を継ぐことを決意する。地元の温かい人々にも支えられながら鳩子は代書屋として歩み始めた。さまざまな人の思いをすくいとり文字にして相手に届けることで、鳩子は彼らの思いに触れ彼らの人生に関わり、また仕事の師匠であった祖母の思いにも寄り添っていく。
登場人物.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。 (2017年6月)

ポッポちゃん(雨宮鳩子→守景鳩子)
鎌倉で小さなツバキ文具店を営み、江戸時代より続く代書屋の11代目として手紙の代書を請け負う。続編のキラキラ共和国の冒頭で、守景と結婚した。
先代(雨宮カシ子)
血縁上は、鳩子の祖母に当たるが、10代で妊娠出産した実娘から、鳩子を取り上げて手元で育て上げた。厳しくしつけることが愛情だと思って、常に厳しくし接していたと静子への文通で胸の内を明かした。
スシ子おばさん
先代と一卵性双生児
バーバラ婦人
ツバキ文具店の隣人。上品な老婦人で鳩子の親友。
男爵
紋付き羽織袴や帽子を粋に着こなす偉丈夫。バーバラ婦人宅のお花見会でパンティーによって結婚を公表された。
パンティー(楠帆子)
ツバキ文具店近くの小学校の先生。パンを焼くことが趣味。名前のハンコと英語で先生を意味するティーチャーを組み合わせたハンティーというあだなであったが、そこにパンが加わり、パンティーとなった。バーバラ婦人宅のお花見会で、男爵との結婚を公表した。
QPちゃん(守景陽菜)
鳩子の文通相手。当時は5歳であった。キラキラ共和国の冒頭で、小学校入学。
守景蜜朗(もりかげみつろう)
鎌倉でカフェを営む。QPちゃんの父。続編のキラキラ共和国の冒頭で、鳩子と結婚したが、通常はそれぞれ別の家に住む。
ニョロ(アンニョロ)
静子の子。イタリアからの留学生。
静子
ニョロの母で、先代と文通していた。イタリア人と結婚し、イタリア在住。
代書屋の依頼者
マダムカルピス
権之助のお悔やみ文を依頼する。水玉模様のコーディネートで、全身がカルピス模様であったため鳩子は密かにマダムカルピスと呼ぶ。
こけしちゃん
祖母に話を聞き、先生への恋文を依頼しに来た。マダムカルピスの孫娘。おかっぱ頭でこけしのような出で立ちだったので、鳩子は密かにこけしちゃんと呼ぶ。
元夫婦
離婚の挨拶文を依頼。
園田薫
旧知の佐倉桜への近況報告の手紙を依頼。
カレン(花連)
字が下手なので義母への手紙を依頼。
編集者(武田聡)
作家への執筆依頼の手紙を依頼するが、鳩子は断った。
白川清太郎
亡き父から母への手紙を依頼。
匿名さん
元親友への絶縁状を依頼。
小野寺舞
お茶の先生への絶影状を依頼。鳩子の同級生でもあった。
書誌情報

ツバキ文具店(2016年4月21日、
幻冬舎ISBN 978-4-344-02927-9

ツバキ文具店(2018年8月3日、幻冬舎文庫ISBN 978-4-344-42761-7

キラキラ共和国(2017年10月25日、幻冬舎、ISBN 978-4-344-03193-7

キラキラ共和国(2019年8月6日、幻冬舎文庫、ISBN 978-4-344-42880-5

ラジオドラマ

NHKラジオ第1新日曜名作座」にて2017年4月2日から5月7日まで全6回で放送された[5]
出演者

西田敏行

竹下景子

スタッフ(ラジオドラマ)

原作 -
小川糸

脚色 - 石谷洋子

音楽 - 小六禮次郎

演出 - 小見山佳典

技術 - 大塚茂夫

音響効果 - 石川恭男

テレビドラマ

ツバキ文具店
?鎌倉代書屋物語?
ジャンル
テレビドラマ
原作小川糸『ツバキ文具店』


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