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への協力をお願いします。(2021年12月)ツシマヤマネコ
ツシマヤマネコ
分類
ドメイン:真核生物 Eukaryota
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:哺乳綱 Mammalia
目:食肉目 Carnivora
科:ネコ科 Felidae
属:ベンガルヤマネコ属 Prionailurus
種:ベンガルヤマネコ
P. bengalensis
亜種:ツシマヤマネコ
P. b. euptilurus
学名
Prionailurus bengalensis euptilurus
(Elliot, 1871)[1][2]
シノニム
Felis euptilura Elliot, 1871[3][4][5]
Felis manchurica Mori, 1922[6]
和名
アムールヤマネコ[3]
ツシマヤマネコ[1][3]
英名
Amur cat[4]
Tsushima leopard cat[1]
ツシマヤマネコ(対馬山猫、Prionailurus bengalensis euptilurus)は、哺乳綱食肉目ネコ科に属するベンガルヤマネコの極東亜種。日本では長崎県の対馬にのみ分布する。
現代の日本に自然分布するヤマネコは、ツシマヤマネコとイリオモテヤマネコ(西表島)の2種である[7]。 分布域はモンゴル、中国大陸北部、東シベリア(アムール川流域)、朝鮮半島、済州島(絶滅)、対馬となる。別名アムールヤマネコといい、ツシマヤマネコはアムールヤマネコの1集団とする考え方もある[3]。以前はFelis bengalensis manchuricaとしてマンシュウヤマネコまたはチョウセンヤマネコと呼ぶこともあった。 増田隆一らによる分子進化学的研究では、上記のようなアジア大陸北東部から10万年前に対馬にやってきたと推定されており、江戸時代に同地を治めた対馬藩がまとめた『産物覚書』(1735年)に「山ねこ」とあるのが現存最古の記録とみられる[8]。対馬の住民は、ツシマテンやチョウセンイタチを含めて「やまねこ」と総称し、ツシマヤマネコを区別する時には「とらやま」(「虎毛のやまねこ」の意味)や「とらふ」[8]「とらげ」と呼ばれていた。地域によってはツシマヤマネコの餌となる動物が住む水田付近でも見かけられることから「田ネコ」「里ネコ」と呼んでいた[9]。
分布と認知