ツインビー
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この項目では、ゲーム作品について説明しています。本作を題材にしたラジオ番組については「ツインビーPARADISE」をご覧ください。

ツインビージャンル縦スクロールシューティングゲーム
対応機種アーケード (AC)対応機種一覧

ファミリーコンピュータ (FC)
MSX
X68000 (X68)
ディスクシステム (FCD)
J-スカイ
iアプリ
EZアプリ
Vアプリ
ゲームボーイアドバンス (GBA)
Windows (Win)
Wii
ニンテンドー3DS (3DS)
Wii U

開発元コナミ開発1課
発売元コナミ
プロデューサー廣下宏治
デザイナー青山和浩
プログラマー青山和浩
音楽福武茂
佐々木嘉則
シリーズツインビーシリーズ
人数1 - 2人(同時プレイ)
メディア業務用基板
(328.50キロバイト
稼働時期 198503051985年3月5日
発売日一覧

FC
198601041986年1月4日
MSX
198605251986年5月25日
1986年
X68
1988021988年2月
FCD
198803111988年3月11日
J-スカイ
200309302003年9月30日
iアプリ
200310082003年10月8日
EZアプリ
2003112003年11月
EZアプリ
2003112003年11月
Vアプリ
200312022003年12月2日
GBA
200405212004年5月21日
Win(FC版の移植)
2006年
Wii
200808052008年8月5日
3DS
201108102011年8月10日
Wii U(FC版の移植)
201309042013年9月4日
Win(MSX版の移植)
201408192014年8月19日
Wii U(MSX版の移植)
201503182015年3月18日


対象年齢CERO:A(全年齢対象)
デバイス8方向レバー
2ボタン
システム基板バブルシステム
CPUMC68000 (@ 9.216 MHz)
Z80 (@ 3.580 MHz)
サウンドAY-3-8910A (1.790 MHz) ×2
K005289 (@ 1.790 MHz)
VLM5030 (@ 3.580 MHz)
ディスプレイラスタースキャン
縦モニター
256×224ピクセル
60.61Hz
パレット2048色
その他型式:GX412
テンプレートを表示

『ツインビー』(TwinBee)は、コナミの縦スクロールシューティングゲーム1985年3月5日アーケードゲームとして稼働開始した。コナミのアーケードゲーム基板バブルシステム」を初めて搭載した作品であり、また、2人同時プレイが可能なシューティングゲームとして草分け的な存在である[1]

2人同時プレイやパワーアップアイテムなどのシステムが評価された本作は、各種家庭用ゲーム機などに移植され、シリーズ化された(#評価#移植版#続編)。
ゲーム内容

登場するキャラクターのコミカルさ・可愛らしさが特徴である。プレイヤーは自機(1P側:ツインビー、2P側:ウィンビー)を操り、空から迫り来る敵と地上に配置された敵を倒しながら進攻していく。2人同時プレイが可能であり、同時プレイ時のみ可能な攻撃もある。空中にはショット弾、地上へは爆弾で攻撃する。空中の敵は編隊で出現することもあり、全滅させるとスペシャルボーナス1,000点が入る。地上への爆撃は、射程内では若干左右にも幅があり、自動的に照準が合うようになっている。地上の敵を破壊するとフルーツやスターなどのアイテムが出る。

ツインビー・ウィンビーとも、爆弾は自機の左右に備える手のようなもので投下するが、手の部分に敵もしくは敵の弾が当たるとアーケード版では片方ずつ失われ、対地攻撃を連続で行えなくなり、両方とも失うと爆弾が投下不可能になる。ただし1機につき1度だけ、画面上部から出現する救急車と合体することで手を修理してもらえる。救急車を取り逃がした場合には時間をおいてもう1度だけ出現する。

撃ったベルが放物線を描いて横へ飛ぶという仕様のため、ミスした後の復活が後のシリーズ作よりも困難である。さらに2周目(5面で1周)以降はベルの登場頻度が無いに等しい。

10ステージ1周で、ステージ6?10はステージ1?5と異なるザコ敵が登場する(ボスは同じ)。またボス対戦中にスクロールが止まらないため、ボスを倒す速さでステージ2以降のマップエリアが可変する。
アイテム

アーケード版以降で変更された内容は#移植版を参照。
ベル

ステージ中には多数の雲が浮かんでおり、その中にはパワーアップアイテムのベル(鐘)が隠れているものがある。特定の雲にショット弾を当てるとベルが飛び出し、ベルに一定数のショット弾を当てるとベルの色が変化する。ベルを取ったときの色によって得点や各種パワーアップの効果が得られる。パワーアップ時はファンファーレが鳴り、BGMがアップテンポの曲に変わる(撃墜されると元のBGMに戻る)。ベルを取り逃がさず撃ち続けると下記の青から順に赤まで変化するが、取り逃すとまた黄色→青からになる[2]
■黄色
ボーナス(得点)。最初は500点で、黄色ベルを逃さず取り続けると最高10000点まで上がる。
□白色(黄色のベルに5発)
ツイン砲。初期状態では単装の対空ショット弾が2連装になり、攻撃判定がやや広まる。自機がミスするか、地上ベル (3-WAY) を取るまで有効。分身とも併用可能。
■青色(白色のベルに5発・合計10発)
スピードアップ。自機の移動速度が上がり、敵や弾をかわしやすくなる。複数の青ベルを取ると最高16段階までスピードアップするが、取り過ぎると操作が困難になる。自機がミスするまで有効で、一度上がったスピードを下げるにはミスする以外に方法はない。
■緑色(青色のベルに5発・合計15発)
分身。自機と同様にショット弾や爆弾を放つ残像が3つ付く。分身は自機が移動するとその軌跡をついて回り、自機が止まると同じ座標に収束する。上手に操作すれば攻撃範囲を格段に広げることができる。自機がミスするまで有効。分身を取った状態ではバリア装着の赤ベルが出ない。2人同時プレイでゲームをスタートした場合は緑ベルは出現しない。
■赤色(緑色のベルに5発・合計20発)
バリア。自機の周囲が丸く輝く光の玉(バリア)に包まれ、敵や弾から保護されるようになる。バリアはダメージを受ける毎に徐々に小さくなり、耐久限度に達すると消滅する。バリアが有効な間は分身の緑ベルが出ない。画面上に緑色ベルと赤色ベルが同時に出現している状態で緑色ベルを取った後で赤色ベルを取ると、分身とバリアが同時に装着できる。ただしバリア消滅後は分身状態のため新規の赤ベルは出現しない。バリアを取ると同時に画面上から多量の卵形の敵(エグレス)が出現し、バリアを削りにくる。バリアを画面外にはみ出す移動ができないため、バリアが大きいと地上のアイテムが取れない場合がある。

ベルを撃ち過ぎるとベルが壊れ、ハチ(ビックル)に変化して攻撃を仕掛けてくる。ビックルを撃つと高得点が得られるが、黄色ベルを取り逃したことになるため、連続取得カウントは最初からとなる。
地上アイテム

地上物は移動しないが、砲台のように自機めがけて弾を撃ってくる。キノコ、モグラ、タケノコなどが登場。

地上物を破壊すると以下のアイテムが出現する。
フルーツ(アップルまたはピーチ)
ボーナスアイテムで、取ると得点になる(50点、100点または200点)。
スター
星の形をしたアイテム。取った瞬間に画面上の敵を全滅させることができる(ボスキャラを除く)。巻き込んだ敵の数に応じたボーナス点が入る。
地上ベル
1人プレイで分身が付いていない場合、1個目はショット弾が3-WAYになる(その後、緑ベルを取るとショットが初期状態に戻る)。2個目以降は野球ボール(ミラクルボール)が出現して、画面中を跳ね回りながら敵を倒す。ミラクルボールで倒した敵は一律500点入る。ベルにも当たり判定があるため、ベルの色が合わせにくくなる弊害がある。雲に接触してもベルは出現しない。2人同時プレイの場合、最初からミラクルボールが2つの登場する。1人プレイ時とは異なり、「ツインビー」と「ウィンビー」の間をボールが高速で往復する動きになる。
2人同時プレイ

2人同時プレイはゲーム開始時のみ選択することができ、1人プレイで開始して2P側が途中参加することはできない。また2P側だけでゲームスタートすることもできない。2人同時プレイでは互いの自機同士が重なり合うことはできず、押しあうようになる。また後方からショットを受けると前に動く。2人同時プレイの場合は緑ベルが出現しない。また地上ベルを取っても3-WAYショットにはならず初回からミラクルボールが出現する。

2人同時プレイ時のみ可能なスペシャル攻撃が存在する。
ファイヤー攻撃
[2]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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