『チームA 2nd Stage「会いたかった」』(チームエー セカンドステージ あいたかった)は、AKB48チームA劇場公演の2nd Stageである。
本項では、その後の別チームによる「おさがり」公演についても記述する。また、それぞれの公演を収録したCD、DVDについても記述する。 AKB48チームAの2番目の公演演目(セットリスト)である。チームAの2ndステージ公演は、2006年4月から2006年8月まで行われた。 この演目は、2007年10月から2008年2月までAKB48チームBの2nd公演で使用されたほか、SKE48のチームKIIの1st公演・研究生公演、NMB48のチームBIIの1st公演・3期生公演、AKB48チーム8の2nd公演でも使用された。 アンコール SKE48チームKII 1st公演では、「overture」がSKE ver.、「AKB48」が「SKE48」となる。「会いたかった」では、最初の歌い出しの前に「KII(ケー、ツー)!」の掛け声が入る。 NMB48 チームBII 1st公演では、「overture」がNMB ver.、「AKB48」が「NMB48」となる。「スカート、ひらり」の位置に「アーモンドクロワッサン計画」が入り、その後「チームBIIメドレー」が追加される。また「会いたかった」では、イントロ後に「BII(ビー、ツー)!」の掛け声が入る。 AKB48チーム8 2nd公演では、「Dear my teacher」が「桜の花びらたち」、「AKB48」が「ニッポン48」(「AKB48」のチーム8バージョン)、「スカート、ひらり」が「47の素敵な街へ」となる。また、ダブルアンコールが用意されている。 ダブルアンコール
概要
公演内容
曲目
overture
(作編曲:尾澤拓実、歌:TAZ)全AKB48公演共通である。
嘆きのフィギュア
(作詞:秋元康、作曲:BluesT、編曲:秋原葉輔)
涙の湘南
(作詞:秋元康、作曲:岡田実音、編曲:高島智明)
会いたかった
(作詞:秋元康、作曲:BOUNCEBACK、編曲:田口智則・稲留春雄)
渚のCHERRY
(作詞:秋元康、作曲:羽場仁志、編曲:影家淳)
ガラスの I LOVE YOU
(作詞:秋元康、作曲:太田美知彦、編曲:BluesT)
恋のPLAN
(作詞:秋元康、作曲:太田美知彦、編曲:田口智則・稲留春雄)
背中から抱きしめて
(作詞:秋元康、作曲:太田美知彦、編曲:秋原葉輔)
リオの革命
(作詞:秋元康、作編曲:後藤次利)
JESUS
(作詞:秋元康、作曲:太田美知彦、編曲:影家淳)
だけど…
(作詞:秋元康、作曲:太田美知彦、編曲:藤田哲也)
Dear my teacher
(作詞:秋元康、作曲:岡田実音、編曲:影家淳)
未来の扉
(作詞:秋元康、作曲:太田美知彦、編曲:藤田哲也)
AKB48
(作詞:秋元康、作曲:渡辺未来、編曲:高梨康治)
スカート、ひらり
(作詞:秋元康、作曲:岡田実音、編曲:梅堀淳)
overture(SKE48 ver.)
(作編曲:尾澤拓実、歌:TAZ)
SKE48
(作詞:秋元康、作曲:渡辺未来、編曲:高梨康治)
overture(NMB48 ver.)
(作編曲:尾澤拓実、歌:TAZ)
NMB48
(作詞:秋元康、作曲:渡辺未来、編曲:高梨康治)
アーモンドクロワッサン計画
(作詞:秋元康、作曲:草野よしひろ、編曲:清水哲平)
桜の花びらたち
(作詞:秋元康、作曲:上杉洋史、編曲:樫原伸彦)
47の素敵な街へ
(作詞:秋元康、作曲:Sungho)
一生の間に何人と出逢えるのだろう
(作詞:秋元康、作曲:近藤圭一、編曲:野中"まさ"雄一)
挨拶から始めよう
(作詞:秋元康、作編曲:木村有希)
制服の羽根
(作詞:秋元康、作編曲:若田部誠)
※2016年11月12日・13日公演では「一生の間に何人と出逢えるのだろう」が「ハイテンション」に差し替えられた。
ハイテンション
(作詞:秋元康、作曲:シライシ紗トリ)
演出
振り付け担当:夏まゆみ
「渚のCHERRY」では4人のユニットで披露されるが、センターで歌うメンバーが黄色、残りの3人は水色の衣装を着用しており、明確にセンターを務めるメンバーが分かるようになっている。初めて明確にセンター制が導入された曲であり、当初にセンターとして想定されたのは前田敦子である。もっとも、前田は全く乗り気ではなく、レコーディングの際も「何故一人で歌わなければならないのか」と悩み続けたという[1]。秋元康は2018年6月20日未明放送の『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京)で、「(レコーディング中に)マネージャーから、“(スタジオに秋元さんが入ると)荒れそうなんで入らないで下さい”と言われた」と当時の状況を述べている[2]。「前田敦子#人物・エピソード」も参照
本来の公演(研究生公演を除く)でセンターを務めたのは前田のほか、渡辺麻友・向田茉夏・薮下柊だが、コンサートなどで黄色い衣装を着てこの曲のセンターを務めたことがあるメンバーとしては、浦野一美・篠田麻里子・小野恵令奈・藤江れいな・松井珠理奈・松井玲奈・島崎遥香・市川美織・加藤玲奈・千葉恵里[3]などがいる。
「リオの革命」では、間奏部分に英語のセリフが入るが、これは英会話が得意で留学経験のある川崎希が考えたものである。
「背中から抱きしめて」では赤い衣装を着た7人のメンバーが登場し、「リオの革命」からは青い衣装を着た5人(チームA公演では7人)のメンバーが合流、「JESUS」からは緑の衣装を着た4人(チームA公演では6人)が合流し、全員で歌唱する。
本編のラストは、チームAによる公演開始当初は「桜の花びらたち」で固定されていたが、ほどなくして事実上のサプライズ枠となり、「Dear my teacher」、「Partyが始まるよ」、「青空のそばにいて」、「毒リンゴを食べさせて」も取り上げられた。
AKB48 チームA 2nd Stage「会いたかった」公演
公演期間
2006年4月15日 - 8月11日[4]
出演メンバー
板野友美・浦野一美・大江朝美・大島麻衣・折井あゆみ・川崎希・小嶋陽菜・駒谷仁美・佐藤由加理・篠田麻里子・高橋みなみ・戸島花・中西里菜・成田梨紗・平嶋夏海・星野みちる・前田敦子・増山加弥乃・峯岸みなみ・渡邊志穂
ユニット曲担当
1stユニット
嘆きのフィギュア(板野・高橋・中西・前田)
涙の湘南(大島・折井・佐藤・篠田・渡邊)
渚のCHERRY(前田・峯岸・平嶋・増山) ※前田がメインで歌っている。
ガラスの I LOVE YOU(板野・高橋・中西・成田)
恋のPLAN(浦野・大江・川崎・小嶋・駒谷・戸島・星野)
背中から抱きしめて(板野・大島・小嶋・篠田・高橋・中西・前田)
リオの革命(板野・浦野・大島・折井・川崎・小嶋・篠田・高橋・中西・平嶋・星野・前田・増山・峯岸)
2ndユニット
涙の湘南(大島・折井・小嶋・佐藤・篠田)
その他は1stユニットと同じ。「リオの革命」の英語パートは、川崎が担当した。
AKB48 チームB 2nd Stage「会いたかった」公演
公演期間
2007年10月7日 - 2008年2月21日[4]
出演メンバー
井上奈瑠・浦野一美・多田愛佳・柏木由紀・片山陽加・菊地彩香・佐伯美香・早乙女美樹・田名部生来・仲川遥香・仲谷明香・野口玲菜・平嶋夏海・松岡由紀・米沢瑠美・渡辺麻友