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ザ・チーフタンズ
The Chieftains
カルロス・ヌニェス(左)とのジョイント・コンサート(2009年)
基本情報
出身地 アイルランド ダブリン
ジャンルアイルランド音楽、ケルト音楽
活動期間1962年 -
レーベルCladdagh、アイランド、RCA
公式サイト ⇒www.thechieftains.com
メンバーケヴィン・コーネフ
マット・モロイ
旧メンバーパディ・モローニ
ショーン・キーン
デレク・ベル
マーティン・フェイ
ショーン・ポッツ
マイケル・ダブリディ
デイヴ・ファロン
ピーダー・メルシエ
ロニー・マクシェーン
唯一のオリジナル在籍者だったパディ・モローニ(2006年)
ザ・チーフタンズ(The Chieftains)は、アイルランドの伝統音楽グループ。1962年に結成。伝統音楽を現代的なアレンジに施したスタイルが特徴で、徐々に知名度を上げ支持を広げていった。活動は約60年にも及び、グラミー賞やアカデミー賞を獲得している。 1961年からショーン・オ・リアダが率いたグループ、キョールトリ・クーラン(Ceoltoiri Chualann)を母体とし、1962年結成。アイルランドの伝統音楽にバロック音楽のアレンジを施し、コンサート・ホールで多くの聴衆が楽しめるように発展させたバンド。1976年に映画『バリー・リンドン』の音楽を担当、同作がアカデミー賞を受賞したことで世界に知られるようになる。特に1980年代後半以降に傑作アルバムを多くリリース、グラミー賞を6作品計7回受賞(『アナザー・カントリー』『アイリッシュ・イヴニング』『ケルティック・ハープ』『ロング・ブラック・ヴェイル』『サンティアーゴ』『Long Journey Home』)、ノミネートは9回にのぼる。 ロック、ポップス、クラシック、世界の民族音楽、映画音楽などあらゆるジャンルの共演者を迎え、アイルランドの伝統音楽との融合を行なっており、その現代的なアレンジは当初は強い批判を受けていたが、「チーフタンズの人気が高まると批判していた人達もチーフタンズの様にやりだした」と、リーダーのパディは振り返っている。また、意欲的に様々なミュージシャンとセッションを重ねており、共演者にはローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、スティング、ジョニ・ミッチェル、ライ・クーダー、エルヴィス・コステロ、ヴァン・モリソン、ルチアーノ・パヴァロッティ、ロンドン交響楽団など、枚挙に暇がない。 2002年に音楽の柱であったデレク・ベル(ハープ)が死去。2012年に初期メンバーのマーティン・フェイ(フィドル)死去。また、ショーン・キーン(フィドル)も療養中でツアーに参加していない状態である。その穴は、アイルランドやカナダの若手ミュージシャンらをサポートに迎えることで補って公演を続けている。結成55年を迎える現在も一年の大半をワールド・ツアーに費やし、その合間にレコーディングという精力的な活動を続けており、これまでに40枚以上のアルバムをリリースしている。 1991年に初来日、これまでに矢野顕子、忌野清志郎、元ちとせ、新日本フィルなどのゲストを迎えて公演を行ってきた。 2017年、11回目の来日。「ザ・チーフタンズ来日公演2017?日本アイルランド外交関係樹立60周年記念公演」として全国9公演を行う。 2021年、唯一のオリジナル在籍メンバー、パディ・モローニが死去[1]。 ※2021年10月時点 ※末尾の?(十字架)は逝去者
概要
メンバー
現ラインナップ
ケヴィン・コーネフ (Kevin Conneff)(1945年 - 、ダブリン出身) バウロン、ヴォーカル (1976年? )
マット・モロイ (Matt Molloy) (1947年 - 、ロスコモン県バガダリーン出身) アイリッシュ・フルート (1979年? )
旧メンバー
パディ・モローニ (Paddy Moloney) (1938年 - 2021年、ダブリン出身) ティン・ホイッスル、イーリアン・パイプ (1962年?2021年) ?
マーティン・フェイ (Martin Fay)(1936年 - 2012年、ダブリン出身) フィドル (1962年?2002年) ?
マイケル・ダブリディ (Michael Tubridy)(1935年 - 、クレア県キルラッシュ出身) アイリッシュ・フルート、コンサーティーナ、ティン・ホイッスル (1962年?1979年)
シーン・ポッツ (Sean Potts)(1930年 - 2014年、ダブリン出身)ティン・ホイッスル、ボーンズ、バウロン (1962年?1979年) ?
デイビット・ファロン (David Fallon)(ウェストミーズ県出身)バウロン (1962年?1966年)
ピーダー・メルシエ (Peadar Mercier(1914年 - 1991年)バウロン、ボーンズ (1966年?1976年) ?
ショーン・キーン (Sean Keane)(1946年 - 2023年、ダブリン出身) フィドル (1968年?2002年) ?[2]
デレク・ベル (Derek Bell) (1935年 - 2002年、ベルファスト出身) アイリッシュ・ハープ、ピアノ (1975年?2002年) ?
ロニー・マクシェーン (Ronnie McShane)(不明 - 2017年) ボーンズ、バウロン (1975年?1976年) ?
歴代サポートメンバー
トリーナ・マーシャル (Triona Marshall) - アイリッシュ・ハープ
ジョン・ピラツキ (Jon Pilatzke) - ステップダンス、フィドル
ネイサン・ピラツキ (Nathan Pilatzke) - ステップダンス
キャラ・バトラー (Cara Butler) - アイリッシュ・ダンス
アリス・マコーマック (Alyth McCormack) - ヴォーカル
ディニー・リチャードソン (Deanie Richardson) - フィドル
タラ・ブレーン (Tara Breen) - フィドル
ティム・エディ (Tim Edey) - ギター
ジェフ・ホワイト (Jeff White) - ギター
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
『ザ・チーフタンズ1』 - The Chieftains (1964年)
『ザ・チーフタンズ2』 - The Chieftains 2 (1969年)
『ザ・チーフタンズ3』 - The Chieftains 3 (1971年)
『ザ・チーフタンズ4』 - The Chieftains 4 (1973年)
『ザ・チーフタンズ5』 - The Chieftains 5 (1975年)
『ザ・チーフタンズ 6:ボナパルト・リトリート』 - The Chieftains 6: Bonaparte's Retreat (1976年)
The Chieftains 7 (1977年)
The Chieftains 8 (1978年)
The Chieftains 9: Boil the Breakfast Early (1979年)
『ザ・チーフタンズ10』 - The Chieftains 10: Cotton-Eyed Joe (1980年)
The Grey Fox (1982年) ※映画『グレイフォックス』サウンドトラック
『イヤー・オブ・ザ・フレンチ』 - The Year of the French (1983年) ※with RTEコンサート・オーケストラ
『ザ・チーフタンズ・イン・チャイナ』 - The Chieftains in China (1985年)
『バラッド・オブ・ジ・アイリッシュ・ホース』 - Ballad of the Irish Horse (1986年)
『ケルティック・ウェディング』 - Celtic Wedding (1987年)
『わが故郷アイルランド』 - In Ireland (1987年) ※with ジェームズ・ゴールウェイ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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