チヨダ
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その他の「千代田」「ちよだ」については「千代田」をご覧ください。

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株式会社チヨダ
CHIYODA CO.,LTD.チヨダ本社外観(藤澤ビルディング 5階)
種類株式会社
市場情報東証プライム [1][2] 8185[1][2]
1985年7月12日[1][2]上場
本社所在地 日本
167-8505
東京都杉並区荻窪4丁目30番16号
藤澤ビルディング5階
設立1948年昭和23年)6月4日
(株式会社チヨダ靴店)[1]
(創業1936年(昭和11年)5月)[3]
業種小売業
法人番号1011301004381
事業内容靴及び衣料品等の小売及び卸売業
代表者舟橋政男(代表取締役会長
町野雅俊(代表取締役社長
資本金68億9321万円
発行済株式総数4160万9996株
売上高連結:886億2100万円
単独:704億9600万円
(2022年2月期)
経常利益連結:38億2200万円
単独:△29億円
(2022年2月期)
純利益連結:△112億1600万円
単独:△32億1600万円
(2022年2月期)
純資産連結:554億5500万円
単独:510億6700万円
(2022年2月末日現在)
総資産連結:906億7600万円
単独:794億5400万円
(2022年2月末日現在)
決算期2月末日
主要株主ICHIGO TRUST PTE. LTD.(常任代理人 香港上海銀行東京支店) 14.43%
舟橋 政男 7.56%
中央商事(株) 7.21%
(2016年2月末日現在)
主要子会社(株)マックハウス 61.3%
チヨダ物産(株) 100%
外部リンクhttps://www.chiyodagrp.co.jp/
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株式会社チヨダ(: CHIYODA CO.,LTD.[4])は、「東京靴流通センター」「靴のチヨダ」「シュープラザ」などの店舗名称でを中心とする量販店を運営する小売業者。本社は東京都杉並区東京証券取引所プライム市場上場。
概要

1936年(昭和11年)5月に舟橋義雄が東京都杉並区高円寺でチヨダ靴店として靴の小売店を開いたのが始まりである[3]

1948年(昭和23年)6月4日[1]資本金は50万円で株式会社チヨダ靴店を設立して法人化した[5]

1962年(昭和37年)8月に東京都中野区に初の支店として中野店を開設したのを皮切りに[3]、3号店の吉祥寺中央本線沿線に[6]「靴卸売チヨダ」の店名でチェーン展開を始めた[7]。その後、蒲田や八重洲、池袋などの地下街や駅ビルなどへの店舗展開を進めた[6]

1969年(昭和44年)4月に神奈川県相模原市に相模原店を開設してショッピングセンターでのテナント出店を開始した[3]。当時は、都市のドーナツ化現象モータリゼーションが始まったばかりであったため、郊外での靴店の出店は難しいと考えられていたが、2・3年経つうちに急速に売上が伸び、当社の多店化の核となって行った[6]

しかし、1974年(昭和49年)12月に100店舗を達成し[3]、店舗数で業界トップとなった時点で売上高では4位に留まっていた[6]

そして、オイルショックに伴うインフレでショッピングセンターへの出店コストが高騰した上、大規模小売店舗法の成立によるショッピングセンターの新設数が減少したことから、店舗を増やしにくい状況が発生した[8]

そこで、当時の本社ビルの1階にヨドバシカメラやメガネ・ドラッグなどのディスカウント型専門店を参考にして店舗を開設[8]1977年(昭和52年)に埼玉県大宮市の新大宮バイパス沿いに「東京靴卸売センター」として[9]郊外型ディスカウントストア形態での店舗を開設[3]。この店舗が好調であったことから多店化を進め[8]、後に店名を「東京靴流通センター」へ変更し[9]、1号店から10年間で467店を出店するチェーン店となった[9]

こうした郊外型ロードサイド店の出店などにより[10]1979年(昭和54年)10月に200店舗を達成し[3]、売上高でも業界トップとなった[10]

また、1983年(昭和58年)6月に東京都世田谷区に「ブルーベリー」1号店を開設してアパレル販売へ進出[3]1985年(昭和60年)12月には「ハローマック」1号店を開設して玩具販売へ進出[5]1993年(平成5年)2月期に売上高約550億円を上げて国内最大手の玩具専門店となり、当時の全社売上の30%を上げる第2の柱となった[11]

1990年(平成2年)6月1日にカジュアル衣料品店の子会社・「マックハウス」を設立し[12]、当社で運営していた店舗を移管[13]1991年(平成3年)11月に[5]「ベビーマック」1号店を開設して子供服・ベビー服専門店へ進出するなど衣料品や玩具の郊外型専門店の出店も進めた[14]

その間の1990年(平成2年)9月1日に社名を株式会社チヨダに変更している[15]

1994年(平成6年)9月に東京都東久留米市に売り場面積約230坪の「シュー・プラザ・チヨダ」1号店の滝山店を開設し[16]、従来店舗の約2倍の売り場面積を持つ大型店で競争力の強化を目指した[17]

なお、リーガルコーポレーションの子会社で靴の製造販売業であるチヨダシューズは、当社とは関係ない[2]
沿革

1936年(昭和11年)5月 - 舟橋義雄が東京都杉並区高円寺でチヨダ靴店を創業[3]

1948年(昭和23年)6月4日 - 株式会社チヨダ靴店を設立[1]

1962年(昭和37年)8月 - 東京都中野区に初の支店として中野店を開設し、チェーン展開を開始[3]

1965年(昭和40年)12月 - 静岡県沼津市に沼津店を開設し、東京都以外での店舗展開を開始[3]

1969年(昭和44年)4月 - 神奈川県相模原市に相模原店を開設し、ショッピングセンターでのテナント出店を開始[3]

1970年(昭和45年)3月 - 関西地方での店舗展開を開始[3]

1971年(昭和46年)2月 - 中国地方での店舗展開を開始[3]

1972年(昭和47年)10月 - 中京地方での店舗展開を開始[3]

1973年(昭和48年)9月 - 株式会社九州チヨダを設立[5]

1974年(昭和49年)12月 - 100店舗を達成[3]

1977年(昭和52年)

4月 - 株式会社北海道チヨダを設立[5]

「東京靴卸売センター」の名称で郊外型ディスカウントストア形態での出店を開始[3]


1979年(昭和54年)10月 - 200店舗を達成[3]

1980年(昭和55年)5月 - 株式を店頭公開[2]

1981年(昭和56年)9月 - 九州地方での店舗展開をしていた子会社・株式会社九州チヨダを吸収合併[3]

1982年(昭和57年)11月 - 300店舗を達成[3]

1983年(昭和58年)6月 - 東京都世田谷区に「ブルーベリー」1号店を開設し、アパレル販売へ進出[3]

1984年(昭和59年)11月 - 400店舗を達成[3]

1985年(昭和60年)

7月12日 - 東京証券取引所2部に上場[1]

9月 - 500店舗を達成[10]


1986年(昭和61年)12月 - 玩具の量販店事業に参入し、「ハローマック」の展開を開始[5]

1989年(平成元年)3月 - 北海道地方での店舗展開をしていた子会社・株式会社北海道チヨダを吸収合併[5]

1990年(平成2年)

6月1日 - カジュアル衣料品店の子会社・マックハウスを設立[12]

9月1日 - 現社名に変更[15]


1991年(平成3年)11月[5] - 子供服・ベビー服専門店の「ベビーマック」1号店を開設[14]

1994年(平成6年)9月 - 東京都東久留米市に「シュー・プラザ・チヨダ」1号店の滝山店を開設[16]

1999年(平成11年)2月10日 - 子会社・マックハウスが株式を店頭公開[18]


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