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チョロQデッキシステム(チョロキューデッキシステム)はタカラトミーより2007年6月から発売されているチョロQシリーズの1つである。略称は『チョロデキ』、『チョロQDS』、『デッキシステム』 チョロQデッキシステムはボディカード、リヤカード、フロントカードの3つのカードを重ねることで完成し、基本の組み合わせ以外にも違うカードと組み合わせることで全く違う組み合わせが完成し、自分だけのチョロQを作ることができカスタマイズ可能で誰でも簡単に楽しめるようになっている。また、パーツの数が多いほど組み合わせる数がどんどん増えていく。 2008年10月現在の全てのパーツで組み合わせることにより完成できるチョロQの数は29791通り作ることができる。 完成したチョロQは従来のスタンダードチョロQシリーズのように遊ぶことはもちろん、1対1のコース上で同時に走らせて相手のチョロQを倒すブレイクバトルや、ブレイクバトルより高度でレーンチェンジの導入で戦略性が増したスーパーブレイクバトルや、作ったデッキの3つのカードを置いて相手のカードを全て倒すターゲットバトルの3種類の対戦ができる。詳しくは対戦・ルールを参照。
概要
対戦・ルール
ブレイクバトル
ルール - ジャンケン等でスタート位置を左向きか右向きか決め、チョロQをゼンマイを巻いてスタート位置に背中合わせをして手で押さえて、合図が始まったら手を離して対戦開始。チョロQを走らせて相手をぶつけて弾き倒すか、何もぶつかってもより長く走った方が勝ちである。但し、お互いに弾き倒した場合は引き分けで再試合になる。
レール - レールはノーマルとワイドの2種類。ノーマルはバンパーの影響が基本向きになり、ワイドはバンパーの影響が基本の逆になる。
ゼンマイ量 - ゼンマイは満タンでなくても、限界になるまでならどんな量でも構わない。
SPルール - SPルールの効果は属性により、勝つことができれば使うことができ、負けた場合は使うことはできない。同じ属性同士はお互い使うことができる。SPルールの効果についてはエンジン・フロントバンパー・SPルールの種類に参照。
属性 - 属性は3つあり、火は木に強くて水に弱く、木は水に強くて火に弱く、水は火に強くて木に弱いのようになっており、強い属性のほうがSPルールを使うことができ、同じ属性同士の場合はお互い使うこともできる。
ターゲットバトル
ルール - 使用するのはデッキで作ったチョロQ1台のみ。広いテーブル等を使って、ジャンケン等で先攻後攻を決める。使用するチョロQのデッキのカードを3つ置いて、後攻は自分のカードを倒したくない所に使用するチョロQを置いて邪魔させるようにする。先攻はチョロQをチャージして、自分のカードの間から相手のカードに狙って発射。カードを倒せば、続けて発射することができるが、相手が置いたチョロQを邪魔されたりカードを倒せなかった場合になると交替になる。先に相手のカードを全部倒せば勝ちになる。
ゼンマイ量 - ゼンマイ量は満タンでなくても、限界になるまでならどんな量でも構わない。
SPルール - 自分のカードを倒された時に左側に書いてあるSPルールを使うことができ、効果は様々である。なお、このSPルールには属性はない。SPルールの効果についてはエンジン・フロントバンパー・SPルールの種類に参照。
スーパーブレイクバトル
ルール - ルールはブレイクバトルと同じ内容だが勝敗は異なり、「相手を弾き飛ばす」・「相手が走行不能状態(4つのタイヤがコースに接地していない状態)になる」・「相手が先に止まる」のいずれかの判定になると勝ちになる。但し、それ以外の判定の場合は引き分けになる。なお、相手が先に止まった時点でたとえ弾き飛ばされても、「相手が先に止まる」という判定が優先になって判定勝ちになる。
レール - レールはノーマルとレーンチェンジの2種類。ノーマルはバンパーの影響が基本向きで、レーンチェンジはバンパーの影響が関係なしになって、さらに相手の攻撃を回避することが出来、レーンチェンジ対応のチョロQであればボディブレードを調整することでレーンチェンジの軌道を変えることが出来るが、中にはボディブレード固定式で変更できないチョロQもある。なお、レーンチェンジ対応のチョロQでない場合でも対戦可能だが、軌道を変えることが出来ないので注意。
ゼンマイ量 - ゼンマイは満タンでなくても、限界になるまでならどんな量でも構わない。
SPルール - SPルールはブレイクバトルと同じ。SPルールの効果についてはエンジン・フロントバンパー・SPルールの種類に参照。
属性 - 属性はブレイクバトルと同じ。
公式ルール
公式対戦の種類 - 対戦形式はブレイクバトルとスーパーブレイクバトルの2種類。ルールなどは対戦形式によって違う。
対戦回数と勝敗 - 対戦は3回勝負。先に2勝した人が勝ちになる先取ルールになる。
サイドボード - 使用するデッキに加えて、「サイドボード」という1つのカードが使用可能。サイドボードはボディ・リヤ・フロントのいずれかの1つのカードを対戦の合間に変更することができ、対戦を有利に進めることが出来る。ボディの場合はSPルールの属性や種類を変更、リヤの場合は相手のスピード調整のために別のエンジンやローラーを変更、フロントの場合は不利なバンパーの時に有利なバンパーに変更やローラーとタイヤの変更という状況に応じて対戦の合間ならいつでも変更できる。ただし、一度変更すると変更したカードは使用できなくなるので注意。また、対戦が始まると対戦が1回終わるまで変更できないのでこちらも注意。
SPルール - 公式対戦もSPルールを使用可能で必ずある。
禁止事項
カードのパーツを性能に変わる改造は不可。