チュ・ジンモ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、1974年生の俳優について説明しています。1958年生の俳優については「チュ・ジンモ (1958年生の俳優)」をご覧ください。

チュ・ジンモ
???

本名???(パク・ジンテ)
生年月日 (1974-09-26) 1974年9月26日(49歳)
出生地 韓国ソウル特別市
身長180 cm
職業俳優
活動期間1999年 - 現在
テンプレートを表示

チュ・ジンモ
各種表記
ハングル:???
発音:チュ・ジンモ
ローマ字:Ju Jin-Moo, Joo Jin-Mo.
テンプレートを表示

チュ・ジンモ(???、1974年9月26日 - )[1] は、韓国俳優。本名はパク・ジンテ(???)。身長180cm、体重72kg、中央大学校演劇映画科卒業。

主な映画出演作品は、『ハッピーエンド』(1999年)、『MUSA -武士-』(2001年)、『カンナさん大成功です!』(2006年)、『愛 サラン』(2007年)、『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』(2008年)である。『ハッピーエンド』では大鐘賞映画祭助演男優賞を受賞しており、『カンナさん大成功です!』では共演のキム・アジュンとともに大韓民国映画演技大賞ベストカップル賞、『愛 サラン』では青龍映画賞人気スター賞を受賞した。『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』では念願の最優秀主演男優賞(第45回百想芸術大賞・映画部門)を獲得している。
略歴

1997年 映画『朴 対 朴』で映画デビューを果たす。

1998年 演劇『タクシードライバー』で舞台デビューを果たす。

1999年 映画『ダンス ダンス』で初めて映画主演を務める。同年、ドラマ『悲しい誘惑』でテレビ出演を果たす。

2000年 映画『
ハッピーエンド』の演技によって、第37回 大鐘賞映画祭助演男優賞を受賞する。

2006年 映画『カンナさん大成功です!』が大ヒット(2000年から2015年までの歴代興行成績ランキング:32位;観客動員数:総計662万人弱)。その成果によって、翌年に第1回大韓民国映画演技大賞ベストカップル賞を受賞する。

2007年 映画『愛 サラン』の演技で、第28回 青龍映画賞 の主演男優賞にノミネートされるが惜しくも受賞を逃し、人気スター賞を受賞する。

2009年 映画『「霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』の演技で、第45回百想芸術大賞 映画部門・最優秀演技賞(男性)を受賞する。

2010年 韓国の下着ブランドのモデルとなり鍛え上げた肉体を披露する。これによって、第2回コリアジュエリーアワードダイヤモンド賞、第3回スタイルアイコンアワーズ男映画俳優部門を受賞する。

2013年 出演ドラマ『奇皇后 ?ふたつの愛 涙の誓い?』が高視聴率を獲得する。また、『奇皇后』における演技によって、MBC演技大賞特別企画男女最優秀賞を受賞する。

2015年 ミュージカルに初挑戦し、『風と共に去りぬ』の男性主役(レッド・バトラー役)を演じる。

人物
30代初めまでの軌跡

チュ・ジンモは甘いマスクと印象的な瞳を持った「花美男(
イケメン)」と評される。またテコンドー公認3級、水泳、野球、スケート、乗馬等を習得しており、鍛えられた肉体と抜群のスタイルを合わせもった「モムチャン(韓国語で健康な肉体をもった者の意)」でもある。デビュー前を振り返ると、チュ・ジンモはソウル特別市の出身で一男三女の末子として育ち、高校時代にはヘビーメタル・グループのリーダーとして音楽に熱中していたという。高校卒業後はインチョン(仁川)専門(短期)大学体育学科に進学するものの、学業を中断して兵役についた。兵役を終えた後には、俳優であり大学の演劇学科の教授を務めたこともあるユ・インチョンが主催する「劇団ユ・インチョン・レパートリー」の研究劇団員となり、練習室に寝泊まりして演劇やダンスの練習に励んだという。また、デザイナーのハ・ヨンスに見出され韓国人として初めて『プラダ』の紙面モデルとなった。さらに、コーヒーのコマーシャルと人気歌手のミュージック・ビデオへの出演によって、爽やかなイケメンとして注目された[2]。だが、容姿によってのみ評価されるのではなく、演技によって評価されたいという想いは、彼のその後の役者人生の核となっていく。

映画デビューは1997年の映画『朴 対 朴』である。また、1999年の映画『ダンス ダンス』で初めて主役を演じている。同年の映画『ハッピーエンド』では、後にカンヌ映画祭で主演女優賞を受賞した名女優チョン・ドヨンとともに大胆なベッドシーンを演じて、大鐘賞映画祭助演男優賞を受賞している。けれども、受賞の喜びも束の間、封建的な映画評論家によって、ベッドにおける行為は演技ではないというコメントが寄せられ、彼は心の痛みを感じたという。

映画『ハッピーエンド』で知名度をあげた彼は、大作時代劇映画『MUSA -武士-』(2001年)に主役級の演技者として出演する機会を得た。この映画は企画・製作に5年、中国オールロケ撮影、製作費70億ウォンといった数々の記録を残している[3]。中国映画界を代表する女優チャン・ツィイー、韓国映画界の重鎮アン・ソンギ、当時の青春スターチョン・ウソン等の著名な俳優・女優が出演した作品でもある。だが、中国の砂漠や山間地域での5カ月にも及ぶ撮影の苦労にもかかわらず、チュ・ジンモ自身の演技力はあまり評価されなかった。しかし、テレビドラマの世界ではチュ・ジンモの状況は必ずしも不調であったとはいえない。1999年にドラマ『悲しい誘惑』でテレビドラマへの初出演を果たし、ドラマ『怒った顔で振り返れ』(2000年) やドラマ『パンチ ?運命の恋?』(2003年)では主役を演じて、テレビ局の演技賞を受賞している。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:36 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef