チャールズ・マーティネー
Charles Martinet
2024年撮影
生年月日 (1955-09-17) 1955年9月17日(68歳)
出生地 アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンノゼ
身長191 cm
職業俳優、声優
ジャンル映画、テレビドラマ、アニメ、ゲーム
活動期間俳優:1976年 - 2005年
声優:1995年 - 2023年
主な作品
『マリオシリーズ』
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チャールズ・マーティネー(Charles Martinet、1955年9月17日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、声優。アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ出身。 20歳で俳優デビューし、多数の映画に出演。後に声優としての活動も開始している。41歳の頃、1996年発売のテレビゲーム『スーパーマリオ64』では主人公・マリオの声優に起用される。以後マリオシリーズにおいてはマリオの他にルイージやワリオ、ワルイージなどのキャラクターの声も担当している。『スーパーマリオ64』以前にも、いくつかのPCゲームでマリオを演じていた。 なお、2018年には『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』への声の出演をもって「単一キャラクターとして100作のゲームに出演したギネス世界記録」に認定されている[1]。 2023年8月21日、マリオたちの声優の引退と、マリオの親善大使への就任が任天堂の公式X(旧Twitter)で発表された[2]。 前述のように、チャールズ・マーティネーはコンピュータゲームシリーズである「マリオシリーズ」の主人公、マリオの声優を担当している。後にはマリオの弟であるルイージなど他の主要キャラクター複数の音声も担当しはじめ、かつ「マリオシリーズ」の音声は日本を含め世界共通であり、マーティネーの代表作となっている。 彼は元来からマリオというキャラクターを知っていたわけではなく、担当する切っ掛けも偶然に近いものだった。マーティネーはある日、友人から「見本市で配管工の役になって来場客に話す」オーディションがあるという話を聞き、是非にと薦められる。彼が当日会場に辿り着いたのはオーディションの終了間際で、すでにキャスティング・ディレクターらが機材の撤去を始めていた。マーティネーがオーディションを受けたい旨を伝えると、ディレクターはそれを許可し「ブルックリンに住んでいるイタリア人の配管工」をイメージして話すよう注文を付けた。 当初マーティネーはイタリア系アメリカ人のステレオタイプにありがちな、低く耳障りな声を想像したが、すぐにそれだと小さな子供たちに不快がられるだろうし、ありきたりでつまらないだろうと思い直し、親しみやすい今日のマリオの声色と口調に変え、結果としてオーディションに合格する。この時、オーディション用のテープが無くなるまで喋り続けたと本人はインタビューに答えている[3]。 1991年から任天堂で働いていたマーティネーは、ビデオゲームの貿易ショーでマリオの声を担当し始める。参加者はテレビ画面に表示された3Dのマリオの頭に向かって歩き、画面上のマリオと完全な会話をすることができるシステムだった。このシステムは「マリオ・イン・リアルタイム」またはMIRTと呼ばれ、パサデナのSimGraphicsによって開発された。マーティネーは隠しカメラのセットアップによって参加者を見ることができ、顔のモーションキャプチャーは口の動きを記録し、画面上のマリオの口の動きと同期させていた。このデジタル操り人形劇は、当時の新奇さで、マーティネーのコミカルな演技とともに注目を浴びた。また、マーティネーは1992年のスーパーマリオブラザーズピンボールアーケードマシンでもマリオの声を担当した。
人物・来歴
マリオのオーディション
マリオとしてのキャリア
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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