チャン・ツィイー
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章子怡
チャン・ツィイー
第32回東京国際映画祭にて
2019年10月28日撮影
基本情報
中国語章子怡
漢語?音Zh?ng Z?yi
生誕 (1979-02-09) 1979年2月9日(45歳)
中国北京
国籍 中国
職業女優
ジャンル映画など
活動期間1999年 -
配偶者汪峰(ワン・フォン)(中国語版、英語版)(2015 - 2023)
子供1男1女
公式サイト ⇒www.helloziyi.com
受賞

香港電影金像奨
最優秀主演女優賞
2005年2046
2014年グランド・マスター
香港電影評論学会大奨
最優秀女優賞
2005年『2046』
金馬奨
最優秀主演女優賞
2013年『グランド・マスター』
金鶏奨
最優秀主演女優賞
2004年ジャスミンの花開く
その他の賞
百花奨
最優秀主演女優賞
2000年『初恋のきた道インディペンデント・スピリット賞
最優秀助演女優賞
2001年『グリーン・デスティニー


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章子怡(チャン・ツィイー、チャン・ツーイー[1]、.mw-parser-output .pinyin{font-family:system-ui,"Helvetica Neue","Helvetica","Arial","Arial Unicode MS",sans-serif}.mw-parser-output .jyutping{font-family:"Helvetica Neue","Helvetica","Arial","Arial Unicode MS",sans-serif}?音: Zh?ng Z?yi、1979年2月9日 - )は、中華人民共和国女優身長164cm。体重48kg。
来歴
生い立ち

北京で電信局職員の父親と幼稚園教諭の母親のもとに生まれる。体が細かったため「丈夫になって欲しい」という母の勧めで8歳から舞踏を始め、11歳のとき北京舞踊大学附属中学に合格し、16歳で全国青年ダンス・コンテストで優勝した。中学校卒業後、北京の名門演劇学校中央戯劇学院に入学。1994年に全国桃李杯舞踏コンクールで演技賞を受賞した。
キャリア

中央戯劇学院在学時の1996年に単発テレビドラマ『星に願いを?星星点灯』に出演。1999年にチャン・イーモウ監督の『初恋のきた道』で語り手である青年の母の少女時代(この映画の主人公)を演じ、本格的に女優としてデビュー。映画初出演にして初主演を果たす。この作品が第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したことから、脚光を浴びるようになる。また同作で百花奨最優秀主演女優賞を受賞した。

アカデミー外国語映画賞を受賞した2000年の『グリーン・デスティニー』、ジャッキー・チェンクリス・タッカーと共演した2001年の『ラッシュアワー2』でハリウッドデビュー。アジア以外の国々でも広く知られるようになり、国際的な知名度を得るようになる。その頃から徐静蕾(シュー・ジンレイ)、周迅(ジョウ・シュン)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)と共に四小花旦(中国語版)(四大若手女優)と呼ばれるようになった[2]。チャン・イーモウ監督の映画は『HERO』(2002年)、『LOVERS』(2004年)にも出演し、韓国映画『MUSA -武士-』(2001年)、日本映画『オペレッタ狸御殿』(2005年)にも出演するなど国際的な活躍をするようになる。日本では2003年から2006年に出演した花王アジエンス」のCMで知名度を高めた。

2004年の『ジャスミンの花開く』で金鶏奨最優秀主演女優賞を受賞。同年のウォン・カーウァイ監督の『2046』で香港電影金像奨を受賞。2005年にロブ・マーシャル監督の『SAYURI』で主演を務め、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた。翌年の第59回カンヌ国際映画祭では審査員を務めた。

俳優以外の活動では、メイベリンシャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツなどの広告塔や「関愛児童組織(Care for Children)」という慈善事業を行っている[3]。また、2008年8月に開催された北京オリンピックの公式サイトの特派員記者を務め[4]、また大手ポータルサイト「搜狐」(SOHU)の派遣により、同年3月末にギリシャオリンピア遺跡で行われた聖火採火式のリポーターを務めた[5]

2008年2月6日から7日にかけて行われた「春節聯歓晩会」で「天女散花」という歌をソロで歌った[6]。この春晩は、春節(=旧正月)の年越しに放映される番組で、中国国民のほとんどが見るといわれている。また登場する際、テロップが中国語の発音では同じの「張子怡」になっていた、とも報じられた[7]

2009年の『ソフィーの復讐』では主演の他に製作も務め、2013年のウォン・カーウァイ監督の『グランド・マスター』では香港電影金像奨金馬奨の最優秀主演女優賞を受賞した。2021年には『上陽賦?運命の王妃?』で初めて連続テレビドラマに出演している。
人物

2007年9月、香港特別行政区による住民拡大制度「優秀人材入境計画」の適用を申請し、香港の居住資格を取得したと報じられた[8]

かつて映画のプロモーションのために複数のインタビューを受けたが、妊娠説やチャン・イーモウとの恋愛の噂など私生活に関する質問ばかりだったことから、マスメディアに不信感を持つようになった。近年は、中国国内においても「無断で写真を撮影しない」「交際している富豪に関する質問はしない」など10以上の細かいルールに従うという契約書にサインしなければ取材に応じないという、ハリウッド形式の方法をとっている。単に興味本位の質問を嫌うためであるとされるが、これによって一層、発言や本音を聴ける機会が少なくなった[9]

中国致公党の党員である[10]
私生活

2007年5月からはニューヨークで投資会社を経営するイスラエル人のヴィヴィ・ネヴォ(英語版)と交際しており、2008年7月に結婚を発表[11]。ネヴォは映画会社ワインスタイン・カンパニーの株主で、この映画会社の3本の映画で主演した[12]が、2010年に二人は離婚している。

2015年2月7日、自身の誕生日パーティーでロックミュージシャンの汪峰(ワン・フォン)(中国語版、英語版)と婚約[13]し、5月10日に入籍[14][15]。12月27日に米国で女児を出産した[16][17][18]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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