チャタム島現地名:Chatham Island
チャタム島(中央)
チャタム諸島の地図
地理
場所南太平洋
座標南緯43度53分54秒 西経176度31分44秒 / 南緯43.89833度 西経176.52889度 / -43.89833; -176.52889
チャタム島(チャタムとう、英: Chatham Island、Rekohu、Wharekauri)とは、ニュージーランド南島の東海岸沖約1,000kmにある南太平洋上の島である。チャタム諸島に属し、諸島内で最も大きい島である。
なお、マオリ族による「Wharekauri」、モリオリ人による「Rekohu」という2つの別の名前がある(意味は「misty sunlight=霧がかった日光」)。 面積は約920平方キロメートル。島名は1791年、ヨーロッパ人として最初にこの島を訪れたウィリアム・ロバート・ブロートンにより、乗艦チャタム号
目次
1 概要
2 地形
3 同島をモデルとした小説
4 脚注
5 関連項目
概要
島の最大の集落はワイタンギであり、これは同諸島最大の集落でもある。
観光の宣伝では「赤道と南極のちょうど真ん中、かつ日付変更線の右」と表現されるが、正確ではないものの感覚的には十分それに近い。 千葉県に似た形をしたこの島の地形は、島の左右にある2つの湾と、大きなラグーンという3つの特徴によって特色付けられている。 チャタム島の西海岸はその半分以上が深く入り組んだペトレ湾 (Petre Bay) が占めている。なお、ペトレ湾の南端にある小さな入り江はワイタンギ湾といい、これに面してワイタンギの集落がある。また、東海岸は大きいが単調なハンソン湾 (Hanson Bay) が占めており、その全長は35キロメートルもある。 この島の2つの湾の幅は10キロメートルであるが、陸地の幅はこれよりはるかに狭い。この幅のほとんどは大きなテ・ワンガ・ラグーン ジュール・ベルヌの『十五少年漂流記』[1]で少年達が漂着した無人島は、チャタム島をモデルにしたという説があるが、『二年間の休暇』(岩波少年文庫)の訳者解説で私市保彦はこの可能性を否定している。なお、同じ作者による『征服者ロビュール』[2]15章-17章にこの島はすでに登場している。
地形
同島をモデルとした小説
脚注. - ウィキソース.
^ Jules Verne. Robur le conquerant
関連項目
地図 - Google マップ
更新日時:2018年11月10日(土)04:52
取得日時:2019/04/14 04:06