チャイルド44 森に消えた子供たち
Child 44
監督ダニエル・エスピノーサ
脚本リチャード・プライス
原作トム・ロブ・スミス
『チャイルド44』
製作リドリー・スコット
マイケル・シェイファー
『チャイルド44 森に消えた子供たち』(チャイルド44 もりにきえたこどもたち、Child 44)は、2015年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はダニエル・エスピノーサ、出演はトム・ハーディとゲイリー・オールドマンなど。トム・ロブ・スミスの小説『チャイルド44』を原作としている。 1933年、スターリン体制下のソビエト連邦。ホロドモールと呼ばれるウクライナの飢饉は、無数の孤児を生んだ。そんな孤児の一人であった少年は、飢えと暴力が横行する孤児院から脱走し、とある軍人に保護される。名前を捨てたと語る少年に、軍人は「レオ」の名前を与え、養子にした。 1945年、レオ・デミドフ(トム・ハーディ)は戦友のアレクセイ(ファレス・ファレス)、部下のワシーリー(ジョエル・キナマン)とベルリンにいた。ドイツ軍の激しい抵抗におびえるワシーリーを、レオはアレクセイとからかう。戦闘終了後、ソ連国旗を国会議事堂の建物屋上から掲げることになり、レオがその任に選ばれる。写真は報道され、レオは戦場の英雄となった。 1953年、MGB(ソ連国家保安省)将校となっていたレオは、スパイの容疑がかけられている獣医のブロツキー(ジェイソン・クラーク)の捜索のため、部下を引き連れて一軒の農家を訪ねる。農夫と妻が口を割ろうとしない中、農家から走り去って行くブロツキーの姿に気づいたレオは飛び出し、草原で自分を殺せと暴れるブロツキーと格闘する。レオが逮捕したブロツキーと戻ると、ワシーリーが、見せしめと称して農夫と妻を2人の娘たちの前で射殺してしまう。
ストーリー