チャイルド・プレイ
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この項目では、映画シリーズについて説明しています。1988年の映画については「チャイルド・プレイ (1988年の映画)」を、2019年の映画については「チャイルド・プレイ (2019年の映画)」を、Dir en greyの楽曲については「Child prey」をご覧ください。

チャイルド・プレイ
Child's Play

オリジナル映画で使われた『チャイルド・プレイ』のロゴ(上)と「チャッキー」のロゴ(下)
創作者ドン・マンシーニ
初作品『チャイルド・プレイ』(1988年)
所有者メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(最初の映画とリメイク作品のみ)
ユニバーサル・ピクチャーズ(『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』を除いた続編)
レラティビティ・メディア(『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』のみ)
映画・テレビ
映画映画の一覧
短編映画

Chucky's Vacation Slides(2005年)

Chucky Invades(2013年)

テレビシリーズChucky(2021年)
ゲーム
コンピュータゲームChucky: Slash & Dash(2013年)
その他
アトラクションテーマパーク・アトラクションの一覧

「チャイルド・プレイ」(Child's Play)または「チャッキー」(Chucky)は、ドン・マンシーニが製作した1988年公開のアメリカの映画『チャイルド・プレイ』に端を発する一連のシリーズのこと。

死から免れるためにブードゥー教(英語版)の秘術によって「グッドガイ人形」に魂を移したシリアルキラーチャッキー(声:ブラッド・ドゥーリフ)に焦点が当てられる。

第1作目の『チャイルド・プレイ』ではオカルト色をベースとした正統なホラー映画としてスタートしたが、次の2作目はダークユーモアの要素を含んだスラッシャー映画となっている。作品が進むにつれ、風刺的でキャンプ的な要素が強くなり、1998年の『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(英語版)』と2004年の『チャイルド・プレイ/チャッキーの種(英語版)』ではホラーコメディの要素が強められた。

第1作目以降、6つの続編、テレビシリーズ、リメイク版が製作されたほか、コミック、テレビゲーム、タイアップ商品、アトラクションなどの様々なメディア展開が行われた。

映画1作目、2作目、4作目は興行的に成功を収め、シリーズの累計世界興行収入は1億8200万ドルに及んだ。またビデオ、DVD、VOD及び関連商品を含む売り上げは2億5000万ドル以上に及んだ[1]
映画

作品公開日監督脚本製作配給
オリジナルシリーズ
チャイルド・プレイ
Child's Play1988年11月9日 (1988-11-09)トム・ホランドドン・マンシーニ(英語版)ジョン・ラフィア(英語版)
トム・ホランドデヴィッド・カーシュナー(英語版)メトロ・ゴールドウィン・メイヤー/ユナイテッド・アーティスツ
チャイルド・プレイ2
Child's Play 21990年11月9日 (1990-11-09)ジョン・ラフィアドン・マンシーニユニバーサル・ピクチャーズ
チャイルド・プレイ3
Child's Play 31991年8月30日 (1991-08-30)ジャック・ベンダーロバート・レザム・ブラウン(英語版)
チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(英語版)
Bride of Chucky1998年10月16日 (1998-10-16)ロニー・ユーデヴィッド・カーシュナー&グレイス・ギルロイ
チャイルド・プレイ/チャッキーの種(英語版)
Seed of Chucky2004年11月12日 (2004-11-12)ドン・マンシーニデヴィッド・カーシュナー&コーリー・シエネガローグ(英語版)/レラティビティ・メディア
チャイルド・プレイ/誕生の秘密(英語版)
Curse of Chucky2013年9月24日 (2013-09-24)[2]デヴィッド・カーシュナーユニバーサル・ピクチャーズ
チャイルド・プレイ ?チャッキーの狂気病棟?
Cult of Chucky2017年10月3日 (2017-10-03)デヴィッド・カーシュナー&オグデン・ギャヴァンスキー(英語版)
リメイク
チャイルド・プレイ
Child's Play2019年6月21日 (2019-06-21)ラース・クレヴバーグタイラー・バートン・スミスデヴィッド・カッツェンバーグ&セス・グレアム=スミスユナイテッド・アーティスツ・リリーシング/オライオン・ピクチャーズ

『チャイルド・プレイ』(1988年)詳細は「チャイルド・プレイ (1988年の映画)」を参照

逃亡中にマイク刑事に撃たれ、致命傷を負った殺人鬼チャールズ・リー・レイ(チャッキー)は、死の直前に逃げ込んだオモチャ屋で会得していたブードゥー教の秘術によって売り物の親友(グッドガイ)人形に自分の魂を移す。しかし、このままだと自分が永遠に人形のままであることを知ったチャッキーは、生身の体を奪うべくチャッキーとは知らずにこの人形を買った主人公の少年アンディの体を乗っ取ろうとする。アンディはチャッキー人形が生きていることを知り、周囲の人間に危険を知らせるものの幼いアンディに誰も耳を貸そうとせず、被害が拡大していくばかりかアンディが犯人だとされ、最後には精神病院の独房へ閉じ込められてしまう。一方、チャッキー人形の正体を知った母親カレンとマイク刑事はアンディを救うべくチャッキーに最後の戦いに挑む。

ちなみにチャッキーが真犯人であることは物語の途中でカレンに詰問されたことで明るみに出るまでは隠すようにしており、断片的にチャッキーが犯人であるかのような描写はありながらも、あくまでも犯人は明らかにしない演出をしていた(それまでの犯行シーンなどはチャッキーがアングルに現れないカットで演出されていた)。
『チャイルド・プレイ2』(1990年)詳細は「チャイルド・プレイ2」を参照

バークレー親子によって黒こげにされ、最期にマイク刑事に心臓を打ち抜かれ息絶えたチャッキーだったが、騒動が公になったことから売り上げに深刻な影響が出ていたグッドガイ人形の製造元プレイパルス社’’が、当のチャッキー人形を復元して「根拠のないデマ」とPRしようとした。しかし、人形にはまだチャッキーの魂が残っていた。彼は再びアンディを捜し出し、今度こそ体を手に入れようと画策していた。一方、精神病院から児童保護センターの施設に移されたアンディは養子として里親の両親に引き取られるが、義理の父親とは上手くいかなかった。だが同じ境遇を持つ義理の姉カイルとは直ぐに打ち解けた。偶然土の中からグッドガイ人形(トミー)を見つけだしたカイルは、アンディの話が真実だった事を知り、アンディを守るために立ち上がる。
『チャイルド・プレイ3』(1991年)詳細は「チャイルド・プレイ3」を参照

時は流れ、廃墟となっていたグッドガイ人形の工場で、破裂して砕け散っていたチャッキーの残骸を溶かし製造機械に掛けたところ、またも蘇ってしまう。そして、成長し軍に入隊したアンディの居場所を探し出し、駐屯地に潜り込んだチャッキーだったが、青年になっていたアンディよりも少年兵タイラーに目を付け目標を変更。一方、チャッキー復活を知ったアンディはタイラーを守るべく立ち上る。
『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』(1998年)詳細は「:en:Bride of Chucky」を参照

原題:Bride of Chucky。1998年。PG12指定。配給:ギャガ
ストーリー

前作から10年後、バラバラになったチャッキーを、人間時代の恋人ティファニーが復元させるが、その後いざこざが起こりチャッキーは彼女を殺害し花嫁人形へ魂を乗り移らせる。ある知り合いカップルの駆け落ちを利用し、その車でチャッキー自身の死体が埋葬された墓地へ向かうことを計画。カップルの行く手を邪魔するものが次々と惨殺されていくが、カップルはお互いを疑うまま墓場へと向かう。
キャスト

役名俳優日本語吹替
チャッキーの声
ブラッド・ドゥーリフ納谷六朗
ティファニージェニファー・ティリー土井美加
ジェシーニック・スタビル神奈延年
ジェイドキャサリン・ハイグル加藤優子
デヴィッドゴードン・マイケル・ウールヴェット椿基之


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