この項目では、日本の化学工業会社について説明しています。元素については「窒素」をご覧ください。
「日窒」はこの項目へ転送されています。昭和戦前における日本の新興財閥については「日窒コンツェルン」をご覧ください。
チッソ株式会社
Chisso Corporation
本店(中之島ダイビルに入居)
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報GSオーディナリー(廃止) 4006
2000年4月3日 - 2018年3月31日JASDAQ(上場廃止) 4006
2000年4月1日上場廃止
本社所在地 日本
〒100-8105
東京都千代田区大手町二丁目2番1号
新大手町ビル9階
本店所在地〒530-6108
大阪府大阪市北区中之島三丁目3番23号
中之島ダイビル
設立1950年(昭和25年)1月12日(新日本窒素肥料株式会社)
業種3290
法人番号5120001067055
チッソ株式会社(Chisso Corporation)は、明治後期に創業し、第二次世界大戦をはさみ発展した日本の化学工業メーカー[3]。熊本県水俣市を中心として八代海沿岸地域で発生した水俣病の原因を作った[4][5][6]。2011年3月31日をもって事業部門を中核子会社のJNC株式会社に移管し、水俣病の補償業務を専業とした[7]事業持株会社となっている。
登記上の本店を大阪市北区中之島に、本社を東京都千代田区大手町に置く。
旭化成、積水化学工業、積水ハウス、信越化学工業、センコーグループホールディングス、日本ガスなどの母体企業でもある。
主な子会社・関連会社として、JNC、JNC石油化学(旧:チッソ石油化学)(事業所:千葉県市原市)、九州化学工業(工場:福岡県北九州市)、JNCファイバーズ(旧:チッソポリプロ繊維・事業所:滋賀県守山市)や、ポリプロピレン事業合弁会社の日本ポリプロなどがある。また、日本国内の合弁相手に吉野石膏や同社と同根である旭化成がある。
有していた事業部門詳細は「JNC」を参照
液晶事業において、ドイツのメルク社と並び世界のトップシェアを誇り事業の柱としていた。バイオテクノロジー・電子部品部門も展開する一方、旧来からの肥料事業・農事産業部門も継続していた。