チェーンソー
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出典検索?: "チェーンソー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年2月)
チェンソーで木を切っている作業者。

チェーンソー(: chainsaw, chain saw)は、多数の小さながついたソーチェーン(英語版)を動力により回転させて、と同様に対象物を切ることができる動力工具の一種である。主に林業製材で使われる。日本語では鎖鋸(くさりのこ)という。

業界では古くからの読み方でチェンソーと表記するが、なじみのない一般の間ではチェーンソーと呼ばれ、労働安全衛生法や、全国森林組合連合会、全国林業労働力確保支援センター協議会、中央労働災害防止協会など一部の関連団体でもチェーンソーと表記している。
構造

一般的なチェンソーは、本体とカッティングアタッチメントから構成される[1]。互換性があれば、異なる種類の本体とカッティングアタッチメントを交換して使用できる。
本体

本体は動力を発生させるエンジン(またはモーター)とその制御装置、使用者が機械を保持するためのハンドル、燃料タンク(またはバッテリー)、チェーンオイルタンク、各種の安全装置とそれらを格納するケースからなる。

動力:動力は
2ストロークガソリンエンジンか電動モーターが用いられる。電力は一般の電動工具のように装着されたバッテリーやコンセント、背負ったバッテリーからコードで給電する。エンジンにはエアフィルターキャブレターマフラーリコイルスターターが付属する。

制御装置:右手で保持するほうのハンドルに取り付けられたトリガーを引くことで回転数を制御する。このトリガーはエンジンチェンソーの場合はキャブレターの開き方を、電動チェーンソーの場合はモーターの回転数(またはON/OFF)を加減する。他に、エンジンを停止するためのスイッチや、エンジンを始動するときに用いるチョークを操作するレバーがあり、これらはハンドルを持ったまま右手で操作できるような位置に取り付けられている。

ハンドル:2つのハンドルがあり、利き腕の左右に関わらず、前のほうのハンドルを左手で、後のほうのハンドルを右手で握る。

燃料タンク:ガソリンとエンジンオイルを混合した燃料を入れる。詳しくは2ストロークエンジンの項を参照。

チェーンオイルタンク:エンジンオイルとは別に、チェーンを潤滑するオイルを入れる。チェーンオイルは消耗品で、チェーンの回転に応じてタンクから吸い出され、チェーンを潤滑する。オイルは切削した木(おがくず)などと一緒に外部に廃棄される。チェーンオイルには鉱物油由来のもののほかに、生分解性を持つ植物油由来のものがある。

安全装置:回転中に切れて飛んだチェーンを受け止める後ろハンドガード、チェーンキャッチャー、チェーンの回転を止めるチェーンブレーキ、エンジンの振動が手に伝わらないようにする防振スプリング、防振ゴムが含まれる。

ケース:金属、またはプラスチックのケースで、いくつかの部分は内部の機構を調節、清掃できるように取り外せる。

カッティングアタッチメントチェンソーの刃。上に突起しているのがカッター、下に突起しているのがドライブリンク。

エンジンやモーターで発生された動力を受けて回転するソーチェーンと、これを誘導するガイドバーからなる。

ソーチェーン:ローラーチェーンに類似した構造で、木を削るカッターと駆動力を受け止めるドライブリンクをいくつも連ね、タイストラップで相互に連結してエンドレスにしたもの。

ガイドバー:長さおよそ30 - 60cm、幅およそ10cm、厚さおよそ4mmの金属板で、厚み部分には幅およそ1mmの溝がある。この溝にドライブリンクの突起を差し込み、ソーチェーンを巻きつけて本体と接続する。

ガイドバーとソーチェーンは長さ、形状、得意とする作業種類ごとにいくつかの異なる種類が製造されている。行おうとする作業(太い木を伐採する、細い木を伐採する、木から枝を払い落す、丸太を切る、彫刻をする、など)や持ち運びやすさ(庭で使用するのか、山林内を移動しながら使用するのか)に応じて最適なガイドバーとソーチェーンを選択し、同じ本体に取り付けることが出来る。
メンテナンス

販売店や修理店に依頼すれば、必要なメンテナンスを受けられる。簡単な点検、整備、部品交換などは使用者自身が行うこともできる。

清掃:木を切ったときに発生するおがくずや、飛び散ったオイル、泥などの汚れを清掃する。

カッターの研ぎ(目立て):丸
やすりでカッターを研ぐ。定期的な目立ては必須の作業であり、林業などでは休憩を兼ねて行うほど頻繁に行う。不適切に研がれたカッターは切れにくいばかりでなく、キックバックの危険性、燃料消費や振動を大きくするが、いくつものカッターをすべて適切に研ぐのは練習を積まなければ困難で、メーカーは補助工具を販売している。

点検:破損や部品の脱落が発生していないか、摩耗したり劣化したりして交換を必要とする部品がないか点検する。

調整:アイドリング回転数やチェーンオイル吐出量が最適になるよう調節する。

修理:破損、摩耗、劣化した部品を交換する。

給油:燃料やチェーンオイルを給油する。

安全対策保護具を着用したチェンソー使用者。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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