この項目では、2008年のアメリカ映画について説明しています。1980年のカナダ映画については「チェンジリング (1980年の映画)」をご覧ください。
チェンジリング
Changeling
監督クリント・イーストウッドと主演アンジェリーナ・ジョリー
監督クリント・イーストウッド
脚本J・マイケル・ストラジンスキー
製作クリント・イーストウッド
ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
ロバート・ロレンツ
製作総指揮ティム・ムーア
『チェンジリング』(Changeling)は、2008年のアメリカ映画。クリント・イーストウッドがアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコット事件の被害者家族の実話を元に映画化された。なお、題名は「取り替え子」という、自分の子供が醜い子供に取り替えられるというヨーロッパの伝承に基づく。
第61回カンヌ国際映画祭出品。第81回アカデミー賞主演女優賞、撮影賞、美術賞ノミネート。 1928年のロサンゼルス。シングルマザーで、電話会社に勤務するクリスティンは息子ウォルターを残して仕事に出かけるが、帰宅すると息子は姿を消していた。クリスティンはロサンゼルス市警察に捜査を依頼し、事件は世間の注目を集めるが、同時に人々は不正が横行する警察に事件を解決する能力があるのか疑問視していた。5か月後、市警のジョーンズ警部からウォルターを保護したと連絡が入り、クリスティンは彼に連れられて駅に向かう。そこには市警の手柄をアピールするデーヴィス本部長や大勢の記者が集まっていたが、再会した息子は全くの別人だった。クリスティンから別人だと聞かされたジョーンズは体面を取り繕うため、「とりあえず息子として扱って欲しい」と頼み、そのまま記者の取材を受けることになった。 クリスティンは少年と帰宅するが、彼がウォルターよりも明らかに身長が低いことに気付き、ジョーンズに再捜査を依頼する。しかし、捜査ミスが発覚することを避けたいジョーンズは、逆に「息子がいない自由な日々を手に入れようと育児放棄しようとしている」と彼女を責め立てる。
ストーリー