チェリー・ピンク・チャチャ
[Wikipedia|▼Menu]

「チェリー・ピンク・チャチャ」
別名
"Cerezo Rosa", "Ciliegi Rosa", "Gummy Mambo" など
楽曲
英語名Cherry Pink and Apple Blossom White
発祥1950年
作詞者ジャック・ラルー(フランス語)
マック・デイヴィッド(英語)
作曲者ルイギ

日本語で「チェリー・ピンク・チャチャ」、ないし、「セレソ・ローサ」、英語では「Cherry Pink and Apple Blossom White」、「Cerezo Rosa」、「Ciliegi Rosa」、「Gummy Mambo」などと称される楽曲は、1950年にルイギ(英語版)が作曲したポピュラー音楽の楽曲で、フランス語の原題は「Cerisiers Roses et Pommiers Blancs」という。フランス語の歌詞はジャック・ラルー(フランス語版)、英語の歌詞はマック・デイヴィッド(英語版)が書いたものがあり[1]、いずれもヒットした。しかし、トランペット奏者ビリー・リージス (Billy Regis) をフィーチャーしたペレス・プラードと彼の楽団によるインストゥルメンタル曲としての録音が[1]、スライドする音高の上下からメロディに入るといった特徴もあって、1955年に最も人気の高いバージョンとなり、『ビルボード』誌のチャートで10週間にわたって1位となった。この曲は、ゴールドディスクとなった。ペレス・プラードは、1955年の映画『Underwater!』で、ジェーン・ラッセルが踊る場面のために、この曲を最初にカバーした[1]。『ビルボード』誌は、年間チャートで、この曲を1955年の首位のヒットとした[2]アメリカ合衆国において、歌入りのバージョンの中でもっとも人気があったのは、アラン・デイル(英語版)のもので、1955年にチャートの14位まで上昇した[3]

イギリスでは、1955年のうちに2つのバージョンがチャートの首位に立った。最初に、ペレス・プラードのバージョンが首位に2週間留まった[4]。その半月も経たないうちに、イギリスのトランペット奏者エディ・カルヴァート(英語版)のバージョンが首位となり、そこに4週間留まった[5]

アル・ハート(英語版)は、1965年のアルバム『They're Playing Our Song』に自身のバージョンを収録した[6]

1982年には、イギリスのポップ・グループ、モダン・ロマンスジョン・デュ・プレが在籍していた)が、歌入りのバージョンをイギリスのチャートのトップ20に送り込んだ[7]

1961年、ジェリー・ムラーズ・ハーモニキャッツ(英語版)は、この曲をタイトル曲としたアルバムを発表した。


目次

1 おもなバージョン

1.1 フィンランド語版「Kaksi ruusua」


2 映画

3 脚注

4 外部リンク


おもなバージョン

アンドレ・クラヴォー
(フランス語版)(フランス語によるオリジナル:1950年)

ジョージア・ギブス(英語版)(1951年)

ニッラ・ピッツィ(イタリア語版)(イタリア語:1951年)

フォティス・ポリメリス(ギリシャ語版)(ギリシャ語:1952年)

アラン・デイル(1955年)

ペレス・プラード(インストゥルメンタル:1955年、1960年)

エディ・カルヴァート(インストゥルメンタル:1955年)

チェット・アトキンス(1955年)

パット・ブーン(1960年:フィリピンにおいて大ヒットとなった。)

ジェリー・ムラーズ・ハーモニキャッツ(1961年)

レスター・スターリング(英語版)(変名「Mr. Versatile」名義:インストゥルメンタル:1969年)

ノリー・パラマー(英語版)楽団(1977年)

ムノツィル・ブラス(英語版)(2004年)

アーサー・マレー

ビル・ブラック(英語版)・コンボ

ビリー・ヴォーン

ビング・クロスビー

ディーヴォ(「Softcore Mutations」という曲名でとりあげているが、リリースはされていない。)

アール・ボスティック(英語版)

エドムンド・ロス

ジゼル・マッケンジー(英語版)

ハリー・ジェイムス

ホルスト・フィッシャー(英語版)

ヒューゴ・モンテネグロ(英語版)

Iイーヴォ・ロビッチ(クロアチア語「Jabuke i tre?nje」、作詞はマリオ・キネル (Mario Kinel))

ジェームス・ラスト楽団

ジョン・バリー

ローレンス・ウェルク(英語版)

リベラーチェ

ルー・ドナルドソン

ミシェル・ルグラン

モダン・ロマンス

ニーノ・インパロメーニ(ドイツ語版)

ロン・リビングストン

ルベン・ペーニャ(英語版)

スパイク・ジョーンズ(変名「Davey Crackpot」名義:ジョージ・ロック(英語版)のトランペットによるペレス・プラードの大ヒット盤のパロディ。)

スタンリー・ブラック

ファビュラス・サンダーバーズ(英語版)

ザ・ベンチャーズ

ザビア・クガート

フィンランド語版「Kaksi ruusua」

ヘンリー・ティール
(英語版)(1955年)

オラヴィ・ヴィルタ(英語版)(1955年)

エルキ・ユンカリネン(英語版)(1975年)

レイヨ・タイパレ(英語版)(1975年)

エージェンツ(英語版)(1985年)

映画

この曲は、
ジェーン・ラッセル主演の1955年の映画『Underwater!』に用いられた。

ペレス・プラードのバージョンは、いずれも1989年の映画私のパパはマフィアの首領』と『Parents』に用いられた。

脚注^ a b c Rice, Jo (1982). The Guinness Book of 500 Number One Hits (1st ed.). Enfield, Middlesex: Guinness Superlatives Ltd. p. 18. ISBN 0-85112-250-7
^ Billboard Year-End Hot 100 singles of 1955
^ Whitburn, Joel (2004). The Billboard Book of Top 40 Hits: Eighth Edition. Record Research. p. 159. 


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:15 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef