チェアリフト
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アメリカ合衆国のバンドについては「チェアリフト (バンド)」をご覧ください。
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出典検索?: "チェアリフト" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年4月)
イタリア南チロルの自動循環式6人用チェアリフトアメリカ合衆国ユタ州パークシティの固定循環式3人用チェアリフト(トリプルリフト)

チェアリフト(: chairlift)は、旅客用の高架索道で、両端のターミナルの間に張られて、連続して循環する環状の鋼製のケーブル(索)と、中間の塔とを有し、一連のいすを運搬するものである。主として山岳における交通手段であり、特にスキー場で用いられる(この場合にはスキーリフトと呼ばれる)。また、アミューズメント・パーク、種々の観光用施設でも見られ、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}都市交通としても次第に用いられるようになっている[要出典]。
概要イタリア・アッレゲの固定循環式4人用チェアリフト(クワッドリフト)

一般にチェアリフト(または単にリフト)とは、固定循環式の索道のことで、起点停留場と終点停留場の滑車間に支曳索(しえいさく)[1]を設け一定間隔で搬器(いす)を握索装置により固定して循環させるものである[2]

一方、ゴンドラリフトやデタッチャブルリフトと呼ばれる自動循環式のタイプもある[2]自動循環式の索道は、起点停留場と終点停留場の滑車間に支曳索を設け、搬器の握索装置が到着時には索から自動的に離脱、出発時には索に自動的に固定する仕組みになっている[2]。自動循環式のうち搬器に扉が付いている(普通索道の)ものをゴンドラリフト、座席が外部に開放されている(特殊索道の)ものをデタッチャブルリフトと呼んでいる[2]

旅客用ロープウェイは最も速いもので速度は秒速12 m(時速 43.2 km)に達する。これに対して、スキー場において長年にわたり主力の機器であった2人用チェアリフトは、1時間あたり約1,200人を、最高秒速2.3 m(時速8.28 km)で運ぶことが出来る。また、自動循環式4人用チェアリフトは、1時間あたり約2,400人を、最高で秒速5 m(時速18 km)で運搬可能である。全てのリフトは天候変化に対応するため、運転速度を調整できる。

基本的には始点と終点でのみ乗降するが、まれに途中乗降できるリフトも存在する。

支曳索を張り渡す都合上、始点から終点までは平面的には直線である必要がある[3]。高速リフトで乗ったまま進行方向が変わるものもあるが、2つのリフトをレール等の機構で渡っていくものである。

自動循環式は固定循環式に比べて2倍程度の速度で運行可能でありながら、乗降部分ではより低速で運転することが出来る。スキー場では、自動循環式リフトは高速リフトと呼ばれることが多い。握索装置の劣化や整備不良によるゴンドラリフト(チェアリフトと同じ構造を持つ)の事故が発生(索の上を滑走するか、最悪落下する)した事から一時問題になったことがある。

またこれらとは別に滑走式リフトと呼ばれる、スキースノーボードの利用客がロープを直接掴む、またはロープやケーブルに取り付けた搬器に跨がる・掴まる、あるいはバー等の支持具に掴まる・背中や腰にあてがう事で移動するリフトも存在する。詳細は「滑走式リフト」を参照
歴史

人間用の索道は、アジアでは1600年代以前から山岳地帯で谷を越えるための手段としてよく知られていた。これは、編んだ線を人が手で掴んで人力で横断するものであった。貨物を運搬するためのハーネスやかごにも革新的な改良が加えられた。

記録上で最初の機械式の索道は、ヴェネツィアのファウスト・ヴランチッチ(Faust Vran?i?)が1616年に設計した複線式の乗客用のものである。業界では、一般にオランダ人ウィーブ・アダム(Wybe Adam)が1644年に初めての実用的なシステムを建設したと考えられている。この技術はヨーロッパのアルプス地方で発展したが、鋼索と電気駆動装置の出現によって急速に進歩し、広まった。第一次世界大戦は、イタリアオーストリアの間で軍事用索道が大幅に利用されるきっかけとなった。

分かっているうちで最初のスキーリフトは、アメリカ合衆国アイダホ州サンバレーのスキー場に1936年に設けられたものである[4]


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