女子チアリーディングのドラマ「チア☆ダン」とは異なります。
チア男子!!
ジャンルチアリーディング、青春、群像劇
小説
著者朝井リョウ
出版社集英社
レーベル集英社文庫
発売日2010年10月5日(単行本)[1]
2013年2月20日(文庫本)[2]
巻数全1巻(単行本、文庫本共)
漫画:チア男子!!
原作・原案など朝井リョウ
作画まつもとあやか
『チア男子!!』(チアだんし)は、朝井リョウによる日本の青春小説作品。『桐島、部活やめるってよ』に続く作者の第2作目で[7]、2010年10月5日に集英社より刊行されている。著者の朝井の母校である早稲田大学に実在する男子チアリーディングチーム「SHOCKERS(ショッカーズ)」より着想を得ている[8]。 柔道一筋に打ち込んできた晴希は限界を感じ、怪我をしたのを機にやめてしまう。そんな時、幼馴染でやはり柔道を断念した一馬に誘われ、男子によるチアリーディンググループ「BREAKERS」(ブレーカーズ)を結成する。 ※ 声はテレビアニメのキャスト、演は舞台版・映画版のキャスト。
あらすじ
登場人物
主要人物
坂東 晴希(ばんどう はるき)
声 - 米内佑希[6] / 演 - 舞台:本田礼生[9]・映画:横浜流星[10]主人公の大学生。肩を壊して柔道を辞めていたところに一馬にチアリーディング部に誘われる。人見知りで高所恐怖症。柔道で相手を投げ飛ばす際には自分が投げられたかのような表情を見せるほど心優しく、一馬からは「人の気持ちがすごくよく分かるヤツ」と評価されていた。柔道一家に生まれたため、幼い頃から柔道をやっていたが、姉の晴子や一馬のようにインターハイに出場した経験がなく、自身に才能がないことを感じている。肩を壊した際には口実が出来て柔道を辞められると安心していた。誕生日は5月9日。
橋本 一馬(はしもと かずま)
声 - 岡本信彦[6] / 演 - 舞台:古田一紀[9]・映画:中尾暢樹[10]晴希の幼馴染で良き理解者。晴希のことを常に気にかけており、成長を信じて見守っている。彼をチア部に誘う。亡き両親はチアリーディングをしていた。高校時代に柔道でインターハイに出場した経験がある。誕生日は8月10日。
溝口 渉(みぞぐち わたる)
声 - 杉田智和[6] / 演 - 舞台:平田雄也[9]・映画:浅香航大[11]BREAKERS結成メンバー3人のひとり。20歳。理屈っぽい性格で、偉人の格言を引用するのが趣味。リズム感に乏しく、身体も堅い。家は料亭を営む。高校までは陸上で長距離走をやっていた。少々変わっている性格なため、高校時代まではまともな友人付き合いがなく、一人でひたすら走っていた。また、本番に弱く、成績は常にトップを独走していたものの、試験当日に体調を崩して二浪している。誕生日は12月25日。
徳川 翔(とくがわ しょう)
声 - 小野友樹[6] / 演 - 舞台:高野洸[9]・映画:瀬戸利樹[11]イケメンでリーディングの経験者。晴希たちのデモンストレーションを見ており、素人同然の彼らのパフォーマンスに厳しい意見を述べていた。7人目として加わるが、高校で加入していたSPARKSでの3年時の夏の決勝戦でコーチの妹である高城さくらを落として怪我させてしまったという責任感、また落としてしまうのではないかという恐怖感から、入部の条件としてスタンツには加わらないことを提示する。しかし、BREAKERZを信頼していき、スタンツにも加わるようになる。私服のセンスが絶望的になく、絵心もない。CMキャラクターのリスジロー(声 - 小桜エツコ)が好きで、リスジローのTシャツやスマホのカバー、ストラップなどを身につけている。待ち受け画像もリスジローである。また、男子チア部の入部時にはヒマワリ食堂にあったフィギュアを入部祝いでもらっていた。晴希と同じバイトをしている。誕生日は10月31日。
遠野 浩司(とおの こうじ)
声 - 林勇[6] / 演 - 舞台:皇希
鈴木 総一郎(すずき そういちろう)
声 - 桑野晃輔[6] / 演 - 舞台:才川コージ[9]・映画:菅原健[11]通称「イチロー」。