ダーティー・ハリー
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ダーティハリー
Dirty Harry

監督ドン・シーゲル
脚本ハリー・ジュリアン・フィンク
R・M・フィンク
ディーン・リーズナー
原案ハリー・ジュリアン・フィンク
R・M・フィンク
製作ドン・シーゲル
製作総指揮ロバート・デイリー
出演者クリント・イーストウッド
アンディ・ロビンソン
ハリー・ガーディノ
レニ・サントーニ
ジョン・ミッチャム
ジョン・ラーチ(英語版)
ジョン・ヴァーノン
音楽ラロ・シフリン
撮影ブルース・サーティース
編集カール・パインジター
配給ワーナー・ブラザース
公開 1971年12月23日
1972年2月26日
上映時間102分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入 $35,976,000[1]
次作ダーティハリー2
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『ダーティハリー』(原題 Dirty Harry)は、1971年製作のアメリカ合衆国の映画ワーナー・ブラザース提供。
概要

サンフランシスコを舞台に、職務遂行のためには暴力的な手段も辞さないアイルランド系のハリー・キャラハン刑事が、ベトナム帰還兵の偏執狂的連続殺人犯との攻防を繰り広げるアクション映画

組織規律から逸脱していくアウトロー的、かつ直情径行で信念を貫徹する性格の主人公をクリント・イーストウッドが演じた。

1970年代ハリウッド・アクション映画を代表する作品の一つであり、その後に撮影されたアクション映画にも影響を及ぼすほどであった。度々シリーズ化され、続編4作品『ダーティハリー2』 、『ダーティハリー3』、『ダーティハリー4』(これのみイーストウッド自身が監督)、『ダーティハリー5』が製作された。
ストーリー

サンフランシスコのとあるホテル屋上のプールで泳いでいた女性が、何者かによって射殺される。捜査にあたるのは「ダーティハリー」ことサンフランシスコ市警察本部捜査課のハリー・キャラハン刑事。狙撃地点に残されたメモで犯人はスコルピオと名乗り、市警察に10万ドルを要求。応じなければ、次はカトリック司祭黒人を殺すという。市警察は支払いを拒み、次の犯行を防ぐために市内の高層ビルに多数の警察官を配置する。警戒中のヘリコプターが不審人物を発見するが、犯人を逃がしてしまう。

犯人は10歳の黒人少年を殺害したあと、さらに少女を誘拐し身代金を要求する。市は10万ドルの支払を決意、金の引渡しをハリーは命ぜられ、相棒のチコ・ゴンザレスが車で後をつけることとなる。犯人は銃を捨てたハリーを殴打し殺そうとするが、そこへチコが駆けつけて銃撃戦となる。チコは負傷するが、ハリーが隠し持っていたナイフに突き立て、スコルピオは足を引きずりつつ逃走する。

犯人が傷の手当を受けた夜間病院の医師の話から、ハリーはスコルピオの居所を突き止めて追いつめ、刺し傷と銃創の上を踏みつけて少女の居場所を吐かせたが、少女は既に死んでいた。さらに、ミランダ警告を無視した逮捕と自白強要が違法とされ、そのほか決定的証拠もなく結局犯人は放免される。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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