ダンジョン飯
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ダンジョン飯

テレビアニメのロゴ
ジャンルハイファンタジーグルメ漫画
漫画
作者九井諒子
出版社KADOKAWA
掲載誌ハルタ
レーベルビームコミックス(第1巻 - 第4巻)
ハルタコミックス(第5巻 - 第14巻)
発表号volume11 - volume107
発表期間2014年2月15日 - 2023年9月15日
巻数全14巻
話数全97話
アニメ
原作九井諒子
監督宮島善博
シリーズ構成うえのきみこ
キャラクターデザイン竹田直樹
音楽光田康典、土屋俊輔
アニメーション制作TRIGGER
製作「ダンジョン飯」製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2024年1月4日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ダンジョン飯』(ダンジョンめし)は、九井諒子による日本漫画作品。年10回刊漫画誌『ハルタ』(KADOKAWA)にてvolume11からvolume107まで連載。著者初の長編連載作品[1]
概要

登場人物が、古典的ファンタジー作品に登場する様々なモンスターを現実に存在する調理方法によってその場で料理しながらダンジョンを踏破していくという、アドベンチャーとグルメを混交させた作風の[1]、グルメ・ファンタジー漫画[2][3]スライムマンドラゴラバジリスクゴーレムといった、ファンタジー作品では定番のモンスターの生態を改めて論理的に考察し、それに基づき「いかに調理すれば美味に食べられるか」を主眼に置いている。作中で作られた料理にはレシピが記載され、そのことによってファンタジーでありながらリアリティー、説得力を生じさせている[2][4][5]

2016年の8月には3巻の発売を記念し、1巻収録の第1話に登場する「大サソリと歩き茸の水炊き」の食品サンプルが、同年9月には2巻第10話の「天然おいしい宝虫のおやつ」と13話の「ミミックの塩茹で」の食品サンプルが制作され、東京・大阪・徳島のイベント会場にて展示された[6]

2019年9月5日、TRIGGER制作による8巻の発売を告知するアニメCM動画がYouTubeで公開された[7][8]。この動画にはスタッフクレジットが入っていなかったが、ファンからの要望を受け、スタッフクレジット追加版も同年9月14日に公開された[9]

2024年3月時点で累計発行部数は1400万部以上を記録している[10]

2022年8月10日(12巻の発売日)、テレビアニメ化が発表され[11]、2024年1月から放送開始された[10]。詳細は後述

同じく2022年8月10日、カードゲーム『モンスターイーター ?ダンジョン飯 ボードゲーム?』の制作が発表され、2022年9月15日にアークライトから発売された[12]。カードゲーム『モンスターメーカー』をダンジョン飯の世界観に合わせてリメイクしたもので、原作者である鈴木銀一郎より生前に許諾を受けたうえでカナイセイジがデザインを担当している[12]
賞歴

2015年度コミックナタリー大賞 第1位
[13]

このマンガがすごい!2016(宝島社) オトコ編1位[3]

THE BEST MANGA 2016 このマンガを読め! 第1位

全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度 第1位

Amazon ランキング大賞2016 Kindle本コミック 1位(※第3巻)

あらすじ

ある日、とある離島の墓地の壁から地下へと延びる巨大な空洞が出現した。そこから王を自称する朽ちかけた男が這い出て、一千年の昔に滅亡したはずの“黄金の国”の存在を明かし、王国は“狂乱の魔術師”によって地下に囚われ続けているため、元凶である魔術師を討伐した者には国の全てを与えると言い残し、塵芥となって消えた。その言葉に魅かれ、魔物が跋扈するダンジョンを踏破しようと多くの冒険者が乗り込む時代が幕を開けた。

6人パーティを組む冒険者ライオス一行は、ダンジョン探索中に食料を失い、空腹のままレッドドラゴンに挑むことになる。その結果、パーティは実力を十分に発揮できず壊滅状態となるが、ライオスの妹ファリンがドラゴンに食われながら使った脱出魔法により、他のメンバーはかろうじて地上へと逃れた。ファリンの肉体がドラゴンに消化される前に救い出し、魔法によって蘇生させるため、すぐにでもファリン救出に向かいたいライオスだったが、シュローとナマリがパーティを離脱してしまう。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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