ダレン・シャン_(小説)
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『ダレン・シャン』 (The Saga of Darren Shan) シリーズは、同名の作家ダレン・シャン著の児童向けファンタジー小説。全12巻(外伝を含むと全13巻)。

ダレン・シャン

『ダレン・シャンI -奇怪なサーカス-』
(Cirque Du Freak)(2000年1月4日)

『ダレン・シャンII -若きバンパイア-』
(The Vampire’s Assistant)(2000年5月30日)

『ダレン・シャンIII -バンパイア・クリスマス-』
(Tunnels of Blood)(2000年11月6日)

『ダレン・シャンIV -バンパイア・マウンテン-』
(Vampire Mountain)(2001年6月4日)

『ダレン・シャンV -バンパイアの試練-』
(Trials of Death)(2001年10月1日)

『ダレン・シャンVI -バンパイアの運命-』
(The Vampire Prince)(2002年2月1日)

『ダレン・シャンVII -黄昏のハンター-』
(Hunters of the Dusk)(2002年7月1日)

『ダレン・シャンVIII -真夜中の同志-』
(Allies of the Night)(2002年11月4日)

『ダレン・シャンIX -夜明けの覇者-』
(Killers of the Dawn)(2003年2月)

『ダレン・シャンX -精霊の湖-』
(The Lake of Souls)(2003年10月6日)

『ダレン・シャンXI -闇の帝王-』
(Lord of the Shadows)(2004年6月7日)

『ダレン・シャンXII -運命の息子-』
(Sons of Destiny)(2004年10月7日)

著者ダレン・シャン
原題The Saga of Darren Shan
訳者橋本恵 (翻訳家)
アイルランド
言語アイルランド語/英語
ジャンルファンタジースリラーホラー小説
出版社 HarperCollins Children's Books(英語版)
小学館
出版日 イギリス
2000年1月4日 - 2004年10月7日
 日本
2001年6月14日 - 2004年12月17日
巻数12巻
次作『ダレン・シャン前史 クレプスリー伝説』
ウェブサイトhttps://www.darrenshan.com/

あらすじ

ひょんなことから「奇怪なサーカス」シルク・ド・フリークのチケットを手に入れた、蜘蛛好きという他には平凡な少年ダレン・シャンは、深夜に家を抜け出し親友のスティーブと観に行ったサーカスで、毒グモマダム・オクタを操る正体不明のバンパイア・ラーテン・クレプスリーと出会う。自分のせいでマダム・オクタに噛まれたスティーブの命を助ける為、ダレンはラーテン・クレプスリーと恐ろしい取引をすることになる。そして、ダレンの運命の歯車は大きく狂っていく。

3巻ごとにひと区切りの構成になっている。1巻?3巻がシルク・ド・フリーク三部作、4巻?6巻がバンパイア・マウンテン三部作[1]、7巻?9巻がハンター三部作[2]、10巻?12巻がディスティニー三部作[3]と呼ばれている。
登場人物
主要登場人物
ダレン・シャン(Darren Shan)
物語の
主人公。本作は全て彼からの視点で描かれる。好奇心旺盛でクモサッカーが好きな普通の少年であったが、友人であるスティーブ・レナードと連れ立って奇怪なサーカス、シルク・ド・フリークを観に行った際、団員のクレプスリーの操る毒蜘蛛マダム・オクタに魅了されて盗み出してしまった。しかしマダム・オクタにスティーブが噛まれて意識不明になるという事故が起こり、スティーブを救うためにクレプスリーと取引をし、半バンパイア(半分人間)となった。その後、純化作用により徐々に本物のバンパイアに近づいていく。当初は人間である自分を捨てきれず、完全なバンパイアになることを拒み人の血を飲むことに激しく抵抗したが、衰弱死寸前に友人サム・グレストの血を飲み克服。その後は殺人鬼マーロックを倒したり、仲間のバンパイアの裏切りを暴き阻止する等目覚ましく成長し、遂にバンパイアの最高位であるバンパイア元帥にまで昇格する。就任当初はバンパニーズとの争い「傷あるものの戦」を話し合いで平和的に解決できるよう望んでいたが、抗争が長引くにつれて戦いも止む無しと徐々に好戦的な性格になっていった。心優しく勇敢で頭も切れるが、バンパイア一族のためには時に非情な一面も垣間見せる。また、やや無鉄砲な所もある。蜘蛛や竜をテレパシーで操れる不思議な能力を持つ。だが、肉体の成長の遅さと人間社会から離れて生活している影響で大人になった同年代(デビ―達)と比べて精神的な発達が遅れている一面を持っている。バンパイアとバンパニーズの戦争である「傷ある者の戦」に、大王ハンターとして参加する。元恋人デビー・ヘムロックと警察官のアリス・バージェス、フリークのメンバーを巻き込み、バンパニーズ大王や宿敵スティーブを倒すため戦いを続ける。クレスプリーの死後ハーキャットが自らの正体を探す旅に同行し、そこで未来の地球では人間は消え去り地獄のような状態になっていること、それは闇の帝王によって引き起こされること、更に闇の帝王は自分かスティーブのどちらかであることを知る。帰還後は純化作用に苦しめられ、さらに妹・アニーがわずか16歳でシングルマザーになったこと、アニーの子である甥・ダリウスの父親がスティーブであることも重ねて知り、ショックを受ける。実はデズモンド・タイニーが、エバンナとミスター・トールの後に作った「2人の子供」の片割れ。前述の蜘蛛や竜を操る能力も引き継いだタイニーの力による。タイニーの企みの手駒として生み出されたことを知って憤るが、最後はタイニーの思惑に反してスティーブと相討ちに持ち込む。その後、エバンナによって精霊の湖から救われ、リトル・ピープルとして作り直されて「初めてシルク・ド・フリークを観に行った夜」に戻される。なお、日記を書いていた。自身の歴史を修正することに成功し、消滅した。漫画版ではスティーブも救済することに成功している。
ラーテン・クレプスリー(Larten Crepsley)
バンパイア。シルク・ド・フリークにも所属。無垢な少年であったダレンを闇の世界に引き込んだ張本人。後述する工場の工場長により拷問の末に殺害された元友人の名前である、「バー・ホーストン」とも名乗っている。マダム・オクタに噛まれたスティーブを助けようとするダレンに、解毒剤が欲しければ自分の手下となるよう持ちかけ、ダレンに自分の血液を流し込み半バンパイアにした。ダレンからは当初命を狙われるほどに嫌われていたが、クレプスリーが血を飲もうとしないダレンのことを真剣に心配し、救おうとする気持ちをダレンが汲み取り徐々に信頼関係が築かれ、やがて師匠・友人としてダレンになくてはならない存在となっていく。クレプスリーも初めはダレンのことを未熟者と見做していたが、最後には「ダレンこそ本物のバンパイア」と発言するほど信用するようになった。それ故、彼の死に際してダレンは絶望し戦の放棄まで考えた。生真面目な性格でバンパイアとしての信頼は厚い。やや頑固で冗談の通じないところもありダレンや他のバンパイアにからかわれることもしばしばだが、逆にダレンをからかったりガブナーのトランクスを見て爆笑するなどひょうきんな一面もある。バンパイア元帥候補だったが突然辞退してしまったという過去を持つ。ガブナーはその理由を「戦いばかりの日々に嫌気が差したのでは」と推察しているが、真相は不明。背が高く、髪はオレンジで一握りしかなく、(バンパイアになる前に働いていた工場長により行う仕事ごとに割り振られ、髪の色で識別する意味がある)頬に傷がある。この傷は、その昔酔っぱらった時に綺麗な女性に変身したエバンナにキスをしようとし引っかかれて付いたもの。当時の自分を恥じており、通常のバンパイアは自分の身体にある傷を誇りに思い自慢するが、クレプスリーは他者に聞かれたら言葉を濁している。堅苦しい口調で話す(師匠のシーバー・ナイル譲り)。自分のことを「我が輩」と呼ぶ(日本語版のみ。当然原作では一人称は‘I’しかない)。かつて「バー・ホーストン」と名乗り、人間と恋をしたこともあった。なお、エラ・セイルズと夫婦同然の暮らしをしていたこともあった。まだ子供だったダレンを半パンパイアとしたことには涙を流して後悔していた。大王ハンターの一人としてダレン、バンチャと共にバンパニーズとの戦いに参加。報復の間でスティーブ、ガネン、バンパニーズ大王と戦い、見事大王と名乗る者を殺すが、直後にスティーブに燃えさかる炎に包まれた杭の並んだ穴に突き落とされ、身体を杭で串刺しにされた上に炎で焼かれ死亡すると言う壮絶な最期を遂げた。この時、スティーブを道連れにしようとするものの、ガネンに取引(スティーブを見逃し自分だけが死ねば、仲間に手を出さないというもの)を持ちかけられ断念した。しかし、クレプスリーが殺したのは、影武者のバンパニーズ大王であったため、結局彼の死は無駄死にという結末となった。
ハーキャット・マルズ(Harkat Mulds)
リトル・ピープルの一人。リトル・ピープルでは珍しく喋る事が出来る(彼が喋る前はリトル・ピープルは喋ることもできず知能もないと思われていた)。ダレンの力量の試練の最中に彼を助け、以降ダレンの親友となる。ダレンを深く信用しており、ダレンが危険な目に合う時は常に一緒にいさせてほしいと頼むほど。訓練によりゆったりとだがかなり流暢に話せるようになったが、ミスター・タイニーの前ではぎこちない話し方に戻ってしまう。左足を引きずっていたため、喋る前はダレンとエブラに「レフティ」と呼ばれていた。穏やかな性格だが戦闘では斧を使いこなしバンパニーズやバンペットを次々と倒していく。クレプスリーの死後竜に襲われる謎の夢に苦しむようになり、ミスター・タイニーに言われダレンと共に異世界で自らの正体を探る旅に出る。そこで自分が生前一族を裏切ったバンパイア、カーダ・スモルトであったことを知った。リトル・ピープルとなった後もバンパイアとバンパニーズの和解を望む気持ちは変わらず、傷あるものの戦のあとはバンパイアとバンパニーズの和解に尽力する。ハーキャット・マルズという名前は、「Kurda Smahlt」のアナグラム。
スティーブ・レナード(Steve Leonard)
半バンパニーズで本作最大の敵。通称スティーブ・レパード(Steve Leopard。レパードはヒョウの意)。


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