ダブリン空港
Aerfort Bhaile Atha Cliath
Dublin Airport
IATA: DUB - ICAO: EIDW
概要
国・地域 アイルランド
所在地ダブリン県フィンガル市
コリンズタウン
母都市ダブリン
種類公共
所有者アイルランド政府
運営者DAA
開港1940年1月19日
ターミナル数2
拠点航空会社エアリンガス
ライアンエアー
標高74 m (242 ft)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯53度25分17秒 西経006度16分12秒 / 北緯53.42139度 西経6.27000度 / 53.42139; -6.27000
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
10R/28L 有 2,637×45 舗装
10L/28R 有 建設中×建設中 舗装
統計(2019年)
旅客数32,907,673人
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ダブリン空港(ダブリンくうこう、愛: Aerfort Bhaile Atha Cliath、英: Dublin Airport)は、アイルランドの首都ダブリンの国際空港。空港コードはDUB。
概要ダブリン空港の地図(滑走路10L/28R建設前)
ダブリン県フィンガル市コリンズタウンにあるダブリン空港は、アイルランドでも最も混雑する空港であり、2019年には3,290万人を超える利用客数を記録し[1]、ヨーロッパでも12番目に混雑する空港である。エアリンガスがダブリン空港をハブ空港(拠点都市)としており、ライアンエアーが同空港を焦点空港としている。
1936年に当時、アイルランドの国営航空だったエアリンガス(現在は公開有限会社)が発足したのを受け、1939年に民間空港として以前の空軍用滑走路の跡地に開港した。現在も使用されている第1旅客ターミナルは1972年に建設された。その後の航空需要の増大や90年代以降のアイルランドの経済成長に伴い幾度もこの第1ターミナルの拡張工事を繰り返して対応したが、格安航空会社などの為に増え続ける需要に抜本的に対応するため、2010年に新たに第2ターミナルが完成しエアリンガスおよび米系航空会社はこちらへと移転した。
ダブリン空港は、アメリカ合衆国の入国審査を事前に受けることができる(United States Border Preclearance)ヨーロッパにある2つの空港のひとつであり、もうひとつは、同じくアイルランドでアメリカ便を運航しているシャノン空港にある[2][3]。
毎年12月25日のクリスマスは、アイルランド全土の会社が休業となるため、ダブリン空港も終日休航となる[4]。 第一次世界大戦中の1917年にコリンズタウンがイギリス王立飛行隊の基地の場所として選ばれた。同飛行隊がイギリス空軍に改名した1918年の4月には、コリンズタウン飛行場は20%以上完成し、アイルランド独立戦争が勃発した1919年に建設が完了した。その後、コリンズタウンキャンプとしてアイルランド共和党員の収容のために使用され[5]、1922年の終わりにコリンズタウンの土地と建物は、アイルランド自由国に保有権を移した。飛行場はあっという間に荒れ果て、旧滑走路には草が生えていた[6]。
歴史
コリンズタウン飛行場
1930年代から1940年代1940年のインターナショナル・スタイルの旧旅客ターミナル