ダニエル・ロイ・ヒルクリスト・ノボア・アシン
Daniel Roy Gilchrist Noboa Azin
2022年3月24日撮影
エクアドル大統領
現職
ダニエル・ロイ・ヒルクリスト・ノボア・アシン(スペイン語: Daniel Roy Gilchrist Noboa Azin、1987年11月30日 - )は、エクアドルの政治家、実業家。現在、同国大統領(第46代)。 1987年、エクアドルの最大都市グアヤキル出身。父親はバナナの輸出業などで巨万の富を築き『バナナ王』とも呼ばれた、エクアドル有数の実業家アルバロ・ノボア 18歳の時にイベント企業を起業。その後、父アルバロが率いている巨大企業グループで海運や営業部門の幹部に就き[1]、また約20にも及ぶ同族企業の株を保有するなど実業界での経験は豊富[2]。またアメリカ合衆国のハーバード大学ケネディ・スクールやジョージ・ワシントン大学の大学院など3つの大学院で行政学や政治学の修士号を取得している[1][2]。 2021年6月、ゴールドバウムが離婚手続き中に使用したデータに対するプライバシー侵害と秘密漏洩の容疑が疑われている同国の保険会社「マップフレ」を調査するため、ノボアがスペインの裁判所に提出した訴状が認められた[3]。 2021年に国会議員に当選し、経済開発委員長などを務めた[1]。2023年5月17日、ギジェルモ・ラソ大統領が弾劾手続きを回避するため国会を解散し、大統領選挙 2024年1月7日、刑務所に服役していた犯罪組織のリーダーが脱獄したことを契機に、国内で複数の爆発、警官の拉致、刑務所内の騒乱、テレビ局の占拠が相次いで発生。大統領として国内が武力衝突状態にあると宣言し、治安部隊に対して複数の犯罪組織の無効化を指示した[12]。 政治思想は右派に分類され[13]、保守的な政治家などから支持を得る[1]。 2023年の大統領選挙では中小企業の活性化や、外国からの投資を呼び込むことで若者の雇用機会を創出するといった経済成長を公約に掲げた[6]。このほか選挙中の8月には立候補者のフェルナンド・ビジャビセンシオ 友人からは多様性を尊重するタイプであると評される[1]。 夜明け前には起床して運動することが日課[1]。 愛犬家であり、犬を7匹飼っている[1]。 再婚しており、前妻のガブリエラ・ゴールドバウムとの間に1女がいる。現在の妻は栄養専門家でSNSフォロワー数30万人を誇るラビニア・バルボネシ
経歴
生い立ち
実業家として
政治家として
大統領任期中
政策
人物
家族
出典^ a b c d e f g h i j “「バナナ王」の息子、ダニエル・ノボア氏 エクアドル大統領選で初当選”. 毎日新聞. (2023年10月16日). https://mainichi.jp/articles/20231016/k00/00m/030/290000c 2023年10月18日閲覧。
^ a b プロフィル・ダニエル ノボア『読売新聞』2023年10月17日朝刊、7面
^ “マハダオンダの裁判官、実業家との離婚でデータの秘密保持に違反したとしてマフレ氏を捜査”. magazin.com. 2023年11月24日閲覧。
^ “エクアドル、国会解散 大統領選も実施へ”. 時事通信. (2023年5月18日). https://www.jiji.com/amp/article?k=2023051800012 2023年5月19日閲覧。
^ “エクアドル大統領、議会解散と選挙前倒しを発表 罷免要求高まる中で”. 毎日新聞. (2023年5月18日). https://mainichi.jp/articles/20230518/k00/00m/030/049000c 2023年5月19日閲覧。
^ a b “Daniel Noboa elected Ecuador's youngest president”. BBC News. BBC. (2023年10月16日). https://www.bbc.co.uk/news/world-latin-america-67119415 2023年10月18日閲覧。