ダナゾール
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ダナゾール
IUPAC命名法による物質名
IUPAC名

(1S,2R,13R,14S,17R,18S)-17-エチニル-2,18-ジメチル-7-オキサ-6-アザペンタシクロ[11.7.0.02,10.04,8.014,18]イコサ-4(8),5,9-トリエン-17-オール

臨床データ
販売名ボンゾール
胎児危険度分類

AU: D

US: X




法的規制

AU: 処方箋薬(S4)

JP: 処方箋医薬品

US: ?-only

投与経路経口
薬物動態データ
代謝肝臓
半減期15 時間
識別
CAS番号
17230-88-5
ATCコードG03XA01 (WHO)
PubChemCID: 28417
KEGGD00289
別名17β-ヒドロキシ-2,4,17α-プレグナジエン-20-イノ[2,3-D]イソオキサゾール
化学的データ
化学式C22H27NO2
分子量337.5 g/mol
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ダナゾール(英語: Danazol)はテストステロン誘導体であり、婦人科領域で低エストロゲン状態を作り上げる時によく使われる薬物である。製品名はボンゾール(田辺三菱製薬製造販売)。
作用機序

下垂体黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌抑制

子宮子宮内膜増殖の抑制

卵巣でエストロゲン合成の抑制

適応疾患

子宮内膜症

乳腺症

副作用を防止するために低用量(100?200mg/day)で長期間使用するのが主流である。適応外使用であるが、先天性角化不全症[1]に用いられることがある。
副作用

男性化症状

体重増加

にきび

多毛

嗄声(かすれ声)



その他の症状

血栓症

肝機能障害

耐糖能低下


脚注^http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1613081

関連項目

婦人科学

子宮内膜症


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