ダッソー・システムズ
Dassault Systemes S.E.
種類欧州会社
略称DS
本社所在地 フランス
10, Rue Marcel Dassault, 78140 Velizy-Villacoublay, FRANCE
設立1981年
業種情報・通信業
事業内容PLMおよび3D関連ソフトウェアの製造販売
代表者President & CEO ベルナール・シャーレス
ダッソー・システムズ株式会社
Dassault Systemes K.K.
種類株式会社
略称DSKK
本社所在地 日本
〒141-6020 東京都品川区大崎2丁目1番1号 ThinkPark Tower 20階(受付)、21階[3]
設立1994年
業種情報・通信業
代表者代表取締役社長 フィリップ・ゴドブ
従業員数約640人 (2014年12月国内グループ企業合計)
主要株主グループ・ダッソー
外部リンクhttps://www.3ds.com/ja/
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ダッソー・システムズ(Dassault Systemes)は、フランスの複合企業体「グループ・ダッソー(Groupe Dassault)」に属するソフトウェア会社。フランスで最大[4]、EUでもトップ2に入る規模[5]のソフトウェア会社。 2012年の売上高は世界のソフトウェア業界で15位[6]。戦闘機ミラージュで知られるダッソー・アビアシオン(Dassault Aviation)が自社の設計用に開発した3D-CADであるCATIAの開発部門を母体に、1981年に設立された。 PLM(Product Lifecycle Management)のコンセプトを提唱し、積極的なM&Aを実施した結果、CAD/CAMツールのみならず、PDMを含めた製造業における上流から下流までの業務を統合してカバーする製品ポートフォリオを持つ。エアロスペースの分野はもとよりそれ以外の民生需要も多く、世界中の製造業、特に主要自動車メーカーや、重工業、電器メーカーなどを顧客としている。また近年は、3D-CADの開発で培った3D技術を「3DVIA」のブランド名で、iPhone向けのアプリケーションやゲーム機などPLM以外の領域に展開しようとしている。 創設以来、製品の販売活動やサポート・サービスについてはIBMが分担するアライアンス体制でビジネスを行っていたが、2010年4月、IBMのソフトウェア事業部門の中でダッソー・システムズ製品を取扱う事業であったPLM事業部を約6億USドルで従業員ごと買収した[7][8]。 2013年、雑誌フォーブスが選ぶ世界で最もイノベーティブな企業の31位に選ばれる[9]。2014年、カナダの雑誌コーポレートナイツが選ぶ世界で最も持続可能性のある企業の5位に選ばれる[10]。
概要
沿革
1981年 - 設立。IBMとのグローバル・アライアンス開始。
1982年 - BMW、メルセデツ・ベンツ、本田技研工業、ダッソー・アビアシオンなどへCATIA V1(IBMメインフレーム版)を納入。
1984年 - CATIA V2を発表。
1988年 - CATIA V3を発表。
1992年 - CADAMを買収し、Dassault Systemes of America Corporationを設立。
1993年 - CATIA V4(UNIX環境サポート)を発表。
1994年 - 日本法人であるダッソー・システムズ株式会社を設立。
1996年 - パリ証券取引所(現・ユーロネクスト・パリ)とNASDAQに上場(NASDAQについては後にOTC(Over The Counter trading: 店頭取引)扱いに変更)。
1997年 - SolidWorks社を買収し、ブランドに加える。
1998年
Matra Datavision社のソフトウェア事業からEUCLID、STRIM、STRIMFLOWを買収。
IBMでPDM製品のProductManager(PM)を開発していたProduct Data Management(PDM)事業を買収し、ENOVIAブランドを設立。
1999年
SmarTeamベンダーのSmart Solutionsを買収し、ENOVIAブランドに統合。
CATIA V5(Microsoft Windows環境サポート)を発表。
2000年
Deneb、Safework、DELTAを買収・統合し、DELMIAブランドを設立。
Spatialを買収。
IBMと共にPLM(Product Lifecycle Management)を提唱。
2002年 - トヨタ自動車へCATIA V5を納入。
2004年 - マイクロソフトとのアライアンスと3D XMLを発表。
2005年
Abaqusを買収し、SIMULIAブランドを設立。