空調機、化学製品メーカーの「ダイキン工業」とは異なります。
株式会社ダスキン
Duskin Co., Ltd.
ダスキン本社
種類株式会社
市場情報東証プライム 4665
株式会社ダスキン(英: Duskin Co., Ltd.)は、大阪府吹田市(江坂地区)に本社を置く日本の企業。清掃業務を中心に、外食産業なども展開する。ミスタードーナツの事業本部でもある[1]。 「ダスキン」は英語の「ダスト」と日本語の「ぞうきん」の合成語[注 1]。当初は「株式会社ぞうきん」という社名にしたらどうかという提案も創業者の鈴木清一から出たといわれるが、社員の「人に言いにくい」「嫁が来ない」などの反対により、この社名になったという。鈴木は、「自分が汚れた分だけ人が綺麗になる『ぞうきん』で何が悪いのか」とも言ったといわれる。 もう一つの説は創業者の経営理念の中にある一節、「新しく生まれ変わるチャンスです」=「脱皮」から脱(だ)+皮(スキン)=ダスキンになったとも言われる[注 2]。 なお、創業当時の社名は「サニクリーン」であった。現存する同名の会社はダスキンと創業者が同一のビルメンテナンス会社ケントク新生舎(現・ケントク)が中心となって設立されたサニクリーン東京を前身としているが、現在は資本・人材などの関係はない。 ロゴは “DUSK!N” と “I” が「!」(エクスクラメーションマーク)となっている。 創業者である鈴木が「祈りの経営」、『喜びのタネをまこう』という理念を掲げた。一日一日と今日こそはあなたの人生が(わたしの人生が)新しく生まれ変わるチャンスです自分に対しては損と得とあらば損の道をゆくこと他人に対しては喜びのタネまきをすること我も他も(わたしもあなたも)物心ともに豊かになり(物も心も豊かになり)生きがいのある世の中にすること合掌ありがとうございました ? 祈りの経営ダスキン 経営理念[2] 宗教色が強い企業である。これは、鈴木が20歳の時に肋膜炎を患い、養母の愛情に救われたのをきっかけに宗教に目覚め、養母の信仰する金光教に入信したことや、京都府京都市山科区にある新宗教団体「一燈園」の創始者である西田天香に師事していたことによる。このため、社員のことを「働きさん」と呼び、入社順に「働きさんナンバー」が割り振られる。また給料を「お下がり」、ボーナスを「ご供養」、朝礼を「おつとめ」と呼び習わしている。また、働きさんは必ず一燈園に泊まり込みで修行を行うほか、朝礼時や株主総会などが行われる際には般若心経や前述した経営理念を唱えたりする勤行が行われている。 一燈園を信仰していた鈴木が渡米時、AT&Tで行われていた電話事業所での新しい清掃方法(ダストコントロール)を知人を通じて知り、このシーズの事業化と日本市場導入を志し、創業に至った。
社名
社訓等
創業
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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