この項目では、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区にある集合住宅について説明しています。大阪府にある建築物については「ダコタハウス」をご覧ください。
ダコタ・ハウス
アメリカ合衆国国家歴史登録財
アメリカ合衆国国定歴史建造物
ダコタ・ハウス
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所在地ニューヨーク市マンハッタン区72番通り西1
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度46分36秒 西経73度58分35秒 / 北緯40.7767度 西経73.9764度 / 40.7767; -73.9764
ダコタ・ハウス (The Dakota、Dakota Apartments) は、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区アッパー・ウエスト・サイドにある高級集合住宅(コーポラティブハウス)である。1880年着工、1884年竣工。
ここに住んでいたジョン・レノン(ビートルズ)が1980年12月8日、マーク・チャップマンに射殺された場所 (建物玄関前) としても知られている。
The Dakotaという名称の由来には、諸説ある。1つ目は、建設当時マンハッタン区のアッパー・ウエスト・サイドは、あたかもダコタ準州のように、まだ住宅の数がまばらだったからという説。2つ目は、1933年の新聞に書かれているもので、発注主のエドワード・クラークがダコタ準州が好きだったからという説[4]である。日本ではダコタ・ハウスと呼ばれるが現地ではそのように呼ばれることはない。
立地手前の左から順に「The Majestic」「ダコタ・ハウス」「The Langham」「The San Remo」1階外側の柵にある装飾ジョン・レノンが撃たれた南玄関正面図(南側から)セントラル・パークのスケートリンクから撮影(1890年)
マンハッタン区を南北に走るセントラル・パーク・ウェストと、東西に走る72丁目および73丁目の、計3本の道路に挟まれた角地に立地している。
同じ72丁目沿いには、ホテル・オルコットがある。
セントラル・パーク・ウェストを挟んだ先には「セントラル・パーク」が広がっており、南東に面した部屋の窓からは、眺望が可能である[5][6]。
地下鉄B/C線で72丁目駅で下車するとすぐ目の前。入り口には警備員が常駐していて、住民以外は立ち入り禁止になっている。[7]
歴史が、ヘンリー・J・ハーデンバーフに設計を依頼して、建てられた[8]。
当時、マンハッタンのアパートメント形式の住宅としては、2番目に着工された[9]。
1972年に、アメリカ合衆国国家歴史登録財(NRHP)に選ばれ、1976年には、アメリカ合衆国国定歴史建造物(NHL)に指定された[3][10]。
なお、ダコタ・ハウスの役員会による入居審査基準は、ニューヨークで最も厳しいとされ、単に資産や収入が多いだけでは入居できない[11]。