この項目では、北欧神話に登場する昼を司る神について説明しています。その他の用法については「ダグ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
19世紀にペーテル・ニコライ・アルボによって描かれた絵。馬に乗ったダグ。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』10章で、次のように説明されている。
オーディンはヨトゥンヘイムに住むナルヴィという男の娘であるノートと、彼女の息子のダグを呼び、それぞれに馬車を与え世界を周り続けるように命じた。こうして昼と夜ができあがった。
スキンファクシ(「光のたてがみ」の意)という馬が引く馬車に乗り、12時間ごとに大地の上を通るように天を駆けるという。スキンファクシのたてがみが発する光が、地上を照らす。
古エッダ「フンディング殺しのヘルギの歌 その二」(Helgakvida Hundingsbana II) では人間の英雄、シグルーンの弟、ヘグニ王の息子。義兄ヘルギ殺しの英雄。主神オーディンは彼に自身の槍を貸し与える。
『フンディング殺しのヘルギの歌 その二』
参考文献.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ダグに関連するメディアがあります。
V.G.ネッケル他編 『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、232頁。
関連項目
ダガズ - 昼、日を意味する単語に由来するルーン文字の名称。
ソール
表
話
編
男神
ウル
オーズ
オーディン
クヴァシル
ダグ
テュール
デリング
トール
エーギル
ニョルズ
ヴァーリ
バルドル
ヴィーザル
ヴィリとヴェー
ヒューキ
フォルセティ
ブラギ
フレイ(イングナ・フレイ|ユングヴィ)
ヘイムダル
ヘズ
ヘーニル
ヘルモーズ