ダグ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、北欧神話に登場する昼を司るについて説明しています。その他の用法については「ダグ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
19世紀にペーテル・ニコライ・アルボによって描かれた絵。馬に乗ったダグ。

ダグ(Dagr)とは、北欧神話で「」を意味する神。

スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』10章で、次のように説明されている。

オーディンヨトゥンヘイムに住むナルヴィという男の娘であるノートと、彼女の息子のダグを呼び、それぞれに馬車を与え世界を周り続けるように命じた。こうして昼とができあがった。

スキンファクシ(「光のたてがみ」の意)というが引く馬車に乗り、12時間ごとに大地の上を通るようにを駆けるという。スキンファクシのたてがみが発するが、地上を照らす。

ノートの3番目の夫にしてアース神族デリングを父に持つ。



『フンディング殺しのヘルギの歌 その二』

古エッダ「フンディング殺しのヘルギの歌 その二」(Helgakvida Hundingsbana II) では人間の英雄、シグルーンの弟、ヘグニ王の息子。義兄ヘルギ殺しの英雄。主神オーディンは彼に自身の槍を貸し与える。
参考文献.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ダグに関連するメディアがあります。

V.G.ネッケル他編 『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、232頁。

関連項目

ダガズ - 昼、日を意味する単語に由来するルーン文字の名称。

ソール










北欧神話
神々
英雄
登場人物

アース神族
ヴァン神族

男神

ウル

オーズ

オーディン

クヴァシル

ダグ

テュール

デリング

トール

エーギル

ニョルズ

ヴァーリ

バルドル

ヴィーザル

ヴィリとヴェー

ヒューキ

フォルセティ

ブラギ

フレイイングナ・フレイユングヴィ

ヘイムダル

ヘズ

ヘーニル

ヘルモーズ


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:27 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef