ダグラス・スローカム(Douglas Slocombe OBE, 1913年2月10日 - 2016年2月22日)は、イギリス・ロンドン出身の撮影監督。 第2次世界大戦で報道カメラマンとして活動し、1940年代からスタジオ付きの撮影監督となる。1963年の 『召使』、1974年の 『華麗なるギャツビー』、1977年の 『ジュリア』 で3度英国アカデミー賞 撮影賞を受賞している。 撮影時に殆ど露出計を使わないのが特色。『未知との遭遇』 追加撮影からの付き合いとなるスピルバーグをも驚かせている。『インディ・ジョーンズ』 三作の撮影監督を務め、『最後の聖戦』 がキャリアの最後の作品になっている。 2016年2月22日、103歳で死去[1][2]。
経歴
主な作品
ルートヴィヒ2世 - ある王の栄光と没落 Ludwig II. ? Glanz und Elend eines Konigs (1955)
フロイド/隠された欲望
召使 The Servant (1963)
ブルー・マックス The Blue Max (1966)
大列車強盗団 Robbery (1967)
吸血鬼 Dance of the Vampires (1967)
冬のライオン The Lion in Winter (1968)
夕なぎ Boom! (1968)
ミニミニ大作戦 The Italian Job (1969)
ジーザス・クライスト・スーパースター Jesus Christ Superstar (1973)
マルセイユ特急 The Marseille Contract (1974)
華麗なるギャツビー The Great Gatsby (1974)
ローラーボール Rollerball (1975)
午後の曳航 The Sailor Who Fell from Grace with the Sea (1976)
ジュリア Julia (1977)
ニジンスキー Nijinsky (1980)
レイダース/失われたアーク《聖櫃》 Raiders of the Lost Ark (1981)
ネバーセイ・ネバーアゲイン Never Say Never Again (1983)
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 Indiana Jones and the Temple of Doom (1984)
レディ・ジェーン/愛と運命のふたり Lady Jane (1986)
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 Indiana Jones and the Last Crusade (1989)
脚注^ “Douglas Slocombe, Ealing comedies and Indiana Jones cinematographer, dies
監督
テレンス・ヤング - ガイ・ハミルトン - ルイス・ギルバート - ピーター・R・ハント - ジョン・グレン - マーティン・キャンベル - ロジャー・スポティスウッド- マイケル・アプテッド - リー・タマホリ - マーク・フォースター - サム・メンデス - キャリー・ジョージ・フクナガ
プロデューサー
ハリー・サルツマン - アルバート・R・ブロッコリ - マイケル・G・ウィルソン - バーバラ・ブロッコリ
作曲家
モンティ・ノーマン - ジョン・バリー - ジョージ・マーティン - マーヴィン・ハムリッシュ - ビル・コンティ - マイケル・ケイメン - エリック・セラ - デヴィッド・アーノルド - トーマス・ニューマン - ハンス・ジマー
脚本家
リチャード・メイボーム - ロアルド・ダール - トム・マンキーウィッツ - ポール・ハギス - ニール・パーヴィス - ロバート・ウェイド - ジョン・ローガン
タイトル・デザイナー
モーリス・ビンダー - ロバート・ブラウンジョン - ダニエル・クラインマン - MK12
その他
ケン・アダム - ボブ・シモンズ - シド・ケイン - テッド・ムーア - ジョン・ステアズ - デレク・メディングス - アラン・ヒューム - ピーター・ラモント - ヴィック・アームストロング - クリス・コーボールド - デヴィッド・タッターサル - スチュアート・ベアード - ロジャー・ディーキンス
番外編
監督
ケン・ヒューズ - ジョン・ヒューストン - ジョゼフ・マクグラス - ロバート・パリッシュ - ヴァル・ゲスト - アーヴィン・カーシュナー