ダウトフェタール
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紋章地図
(郡の位置)

基本情報
連邦州:ヘッセン州
行政管区:ギーセン行政管区
郡:マールブルク=ビーデンコプフ郡
緯度経度:.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯50度51分29秒 東経08度32分32秒 / 北緯50.85806度 東経8.54222度 / 50.85806; 8.54222座標: 北緯50度51分29秒 東経08度32分32秒 / 北緯50.85806度 東経8.54222度 / 50.85806; 8.54222
標高:海抜 297 m
面積:72.02 km2
人口:

11,319人(2021年12月31日現在)[1]
人口密度:157 人/km2
郵便番号:35232
市外局番:06466, 06468, 06420, 06461
ナンバープレート:MR, BID
自治体コード:

06 5 34 007
行政庁舎の住所:Hainstrase 1
35232 Dautphetal
ウェブサイト: ⇒www.dautphetal.de
首長:ベルント・シュミット (Bernd Schmidt)
郡内の位置

地図

ダウトフェタール (ドイツ語: Dautphetal) は、ドイツ連邦共和国ヘッセン州マールブルク=ビーデンコプフ郡に属す基礎自治体(Gemeinde;以下、本項では便宜上「町」と記述する)である。このライン・シーファー山地の支脈内、ノルトライン=ヴェストファーレン州との州境近くに位置する。この町は1974年に12の旧村落自治体が合併して成立した町で、ダウトフェ川流域に位置することにちなんで名付けられた。
地理
位置

ミッテルヘッセンに属すこの町は、郡の西部、ジーゲンの東約 37 km、マールブルクの西約 15 km に位置する。ラーン川およびダウトフェ川沿いのオベーレス・ラーンタール(ラーン川上流域の谷)に位置する。南からヴェスターヴァルトの、北からロタール山地のそれぞれの支脈が出会う地域にあたる。ダウトフェタール付近は歴史的には「ヒンターラント」に含まれるものと見なされる。

町内の最高地点はホルツハウゼン地区西部の高さ 540 m のシュロスベルクであり[2]、最低地点は町の東端のラーン川が町域から離れる地点で 225 m である。町内の地図
自然環境

町内を東向き、あるいは南東向きに伸びるラーン川の谷が、北のロタール山地の支脈と南のグラーデンバッハ山地との境をなしている。

町の北側にザックプファイフェの前山群がある。この山並みはオストザウアーラント山地の一部として、名前の由来となった 674 m のザックプファイフェ(ビーデンコプフの北、町境から約 8 km 離れている)方面から 474 m のヴォラーベルク(ラーンタールヴェッターとの間)まで東に向かって連なっている。ヴォラーベルクから東はすでに、これらの山並みよりも平板なことが明らかなブルクヴァルトの支脈につながっている。400 m から 500 m という町域の高度は中低山地の前山地方として典型的なものである。町域からやや北にはずれたアーレンネストは 592 m である。ホーホザウアーラントとその支脈に特徴的なオーク混交林は針葉樹の植林によって徐々に縮小している。

ダウトフェ川の谷もその一部含まれる平らで泥土質のオベーレス・ラーンタールには住宅地の大部分が存在している。ここには、比較的温和な気候により、典型的な川辺の草原の植生が見られる。東部のエルムスハウゼン近郊には 225 m の町内最低地点がある。

町の南、西、南東は高さ 600 m 程度以下のグラーデンバッハ山地で、その多くの部分はブナの森となっている。この森は町内 3 つの部分に分かれて存在している。

ダウトフェ地区の北西にあたるブライデンバッハの谷のシュヴァルツェンベルク=ヴァルトに高さ 533 m のニメーリヒがある。

町域の南端(南西端)のホルツハウゼン付近は既にボッテンホルン高地に含まれる。ここには町内で最も高い約 540 m のシュロスベルクがある。この 3 km 南東に高さ 552 m のダウプハウスが連なるが、これは既にグラーデンバッハ町内である。その西側に町名の由来となったダウトフェ川が湧出する。

これらの高地からダウトフェ川の谷によって隔てられた町の南東部に火山性のダムスホイザー・クッペンがある。東隣の町ラーンタールとの町境に 498 m のリムベルクがある。

町内の主な山を標高の順に列記する。

シュロスベルク(約 450 m) - ホルツハウゼンの西、ボッテンホルン高地

ニメールヒ (553 m) - ダウトフェの北西、ホンマーツハウゼンの北、ブライデンバッハ町内シュヴァルツェンベルク=ヴァルト

ボルツェベルク (520 m) - ホルツハウゼンの北西、モルンスハウゼンの南東、ボッテンホルン高地

フュンシュタイン (504 m) - ホルツハウゼンの南、ボッテンホルン高地、展望塔がある

リムベルク (498 m) - ダムスハウゼンの北東、ダムスホイザー・クッペン、展望台がある

エルゼンケプフェ (498 m) - ホンマーツハウゼン、ボッテンホルン高地の北東端

カッペ (494 m) - アレンドルフの南東、ダムスハウゼンの北西、ダムスホイザー・クッペン

シュヴァインスコプフ (472 m) - ヘルツハウゼンの北東、ダムスホイザー・クッペン

アイヒェルハルト (465 m) - アレンドルフの南西、フリーデンスドルフの南東、ダムスホイザー・クッペン

バイルシュタイン (461 m) - ヴォルフグルーベンの西、シュヴァルツェンベルク / ブライデンバッハ町

ロート (378 m) - 南東の前山山頂


ホムベルク (460 m) - ブーヒェナウの東北東、ザックプファイフェの前山

ドゥーゼンベルク (457 m) - ヘルツハウゼン南南東、ダムスホイザー・クッペン

ホムベルク (451 m) - フリーデンスドルフの南西、モルンスハウゼンの東、ダムスホイザー・クッペン

アウフ・デア・ブライテンローエ (306 m) - フリーデンスドルフの西、ホムベルクの支峰、ダムスホイザー・クッペン、戦没者記念碑がある


トライスベルク (437 m) - アレンドルフの東、ダムスホイザー・クッペン

エレンベルク (432 m) - ブーヒェナウの北北西、ザックプファイフェの前山

ロスベルク (425 m) - エルムスハウゼンの南東、ダムスホイザー・クッペン

ホーエンフェルス (402 m) - アレンドルフの北東、ブーヒェナウの南、ダムスホイザー・クッペン

オクゼンベルク (391 m) - ブーヒェナウの南西、フリーデンスドルフの北北東、ザックプファイフェの前山

気候
概論

ダウトフェタールの町域は、中緯度温帯地域に位置する。夏期の平均気温は約 15 - 16 ℃(ラーン川の谷位置する地区では 16 - 17 ℃)である。また、平均月間降水量はダウトフェ川の谷で 800 - 1000 mm、ブーヒェナウやエルムスハウゼンで 700 - 800 mm である[3]


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