ダイレクトドライブ
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "ダイレクトドライブ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年6月)

ダイレクトドライブ (Direct drive) とは、電動機(モーター)の回転力を間接的機構(ギアボックスなど)を介さずに直接、駆動対象に伝達する方式、または機構である。
利点
高効率:損失、特にフリクションロス(
ベルトチェーン歯車減速機(ギアボックス)の摩擦による損失)を最小限にすることができる。

低騒音:シンプルな機構で、接触部が従来機構よりも減っている。これは、接触や振動を起こす部品が減っていることを意味し、その分の騒音を小さくすることができる。

長寿命・高信頼性:動作機構部品が減っているため、メンテナンスや交換の頻度が減り、故障頻度も低くなる。従来の方式、特にゴムベルトを使用しているものは寿命が短く、故障の原因になりがちである。このため、メンテナンスを定期的に行う必要があった。とくにクォーツなどによるサーボ制御を用いると、より一層安定した回転数が望める。

低回転時でも高いトルクを得ることができる。

高精度:バックラッシュが無いので高精度の位置決めが可能である。

欠点

この方式の主な欠点は、特別なモーターを必要とする点である。通常のモーターは、高回転時(たとえば、1,500 - 3,000 rpm)に最も高い効率を得られるように設計されており、たとえばファンなどには最適である。

レコードプレーヤーターンテーブルでのダイレクトドライブ方式は、他の機械類と異なり、非常に低い回転速度(33と1/3または45および78rpm)を維持したまま、高いトルクかつ高い回転精度が必要となる(精度が得られない場合は、ワウフラッターと言う、再生音の音程テンポが揺れる現象が発生する)。低い回転数をコンスタントに保つためのモーターは、高回転モーターに対して、物理的に大きくなってしまう。たとえば、ベルト駆動のターンテーブルに使用するモーターの直径は約2.5 cmであるが、ダイレクトドライブ方式のモーターは直径約10 cmとなる。当然の事ではあるが、ベルトドライブの製品より、コストがかかるため、販売価格は上昇する。

また、ダイレクトドライブ方式は、回転数を精密制御する機構を必要とする。高回転モーターにおける多少の電圧変動は、従来の機構においては、回転数の変動は間接機構の介在(慣性など)により無視できる程度に収まるが、ダイレクトドライブ方式では回転速度に直接影響する。用途にもよるが、これを回避するためには、電圧管理を厳しくしたり、回転数センサーの精度を上げてフィードバックを行うなどの工夫が必要となる。

サスペンション付き車輪の直接駆動に使用する場合、バネ下質量の増大をもたらし、吊り掛け駆動方式にも勝る耐衝撃性の高いダイレクトドライブモーターが要求される。
用途

ダイレクトドライブ方式は、いくつかの製品で採用されている。
高速用途

ファン
さほど精度は必要ない。回転数はファンの用途(強制空冷や静音化など)によるが、概ね1,000 - 12,000rpm。古くからの扇風機換気扇もファンとモーターが直結されているが、ことさらに「ダイレクトドライブ」と呼ばれることはない。

ハードディスクドライブ
高い精度を必要とする。5,400・7,200・10,000・15,000rpmが主立ったものである。

ビデオデッキのヘッド
高い精度を必要とする。NTSCでは1,800rpm、PALでは1,500rpm。

DATレコーダー、およびDATプレーヤー、コンピュータ用DDSドライブユニットのヘッド
高い精度を必要とする。
中速用途

リムーバブルメディア全般のスピンドルモーター:高精度。

フロッピーディスクドライブ、MOドライブ、MDレコーダー/プレーヤー、ほか。

CDプレーヤー - 標準の規格では内周から外周にかけて 200-530 rpm の間で変化。ただし携帯用途車載用途では音飛び防止の先読みのためにさらに高速回転。コンピュータ用途(CDドライブ)では高速アクセスのためにさらに高速回転。

DVDレコーダー/プレーヤー、ブルーレイディスクレコーダー/プレーヤー、ほか


カセットデッキを含むテープデッキのキャプスタンモーター:高精度。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef