ダイヤモンド
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「ダイヤモンド」のその他の用法については「ダイヤモンド (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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ダイヤモンド(金剛石)
天然のダイヤモンド結晶の例(母岩に囲まれた状態の八面体タイプ)
分類元素鉱物
化学式C
結晶系等軸晶系
へき開4方向に完全
モース硬度10
光沢金剛光沢
無色から黒色まで様々
条痕白色
比重3.52 (± .01)
蛍光紫外線蛍光検査において長波紫外線 (365 nm) では不活性の無色から強くやや黄色を帯びるまで様々、典型的には青色短波紫外線 (253.6 nm) では蛍光はより弱い。
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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ダイヤモンド(: diamond [?da??m?nd])は、炭素のみからなる鉱物。炭素の同素体の一種でもある。モース硬度は10であり、鉱物中で最大の値を示す[1][2]。一般的に無色透明で美しい光沢をもつ。ダイヤとも略される。和名は「金剛石(こんごうせき)」また、四月の誕生石[3][4][5]
概要

採掘によって得られるもの(「天然ダイヤモンド」)と、合成によって得られるもの(「合成ダイヤモンド」)がある。

ダイヤモンドの結晶は、等軸晶系であり、多くが八面体十二面体をしている[5]地球内部の非常に高温高圧な環境で生成されるダイヤモンドは定まった形では産出されず、必ずしも角張っているわけではない。

炭素の同素体にはダイヤモンド、グラファイト(黒鉛)、フラーレンなどがあり、それぞれ結合に使われている価電子の数が異なっている。その中でダイヤモンドはダイヤモンド結晶構造(英語版)と呼ばれる、炭素Cの価電子4個が全て結合に使われている構造の物質である[6]
性質
実験で確かめられている中では天然で最も硬い物質である。光を透過する(透明)。熱伝導率が非常に高い。電気を通さない(ダイヤモンド結晶の原子には不対電子が存在しないため)。→#性質
用途
主な用途は、宝飾目的(宝石)や工業目的である。工業目的としては、ダイヤモンドの諸性質を活かして、研磨材金属加工の超精密加工用バイト、線引き用のダイス、超高圧アンビル(#ダイヤモンドアンビルセル)などの加工工具や耐摩工具、また医療用ナイフ[7]ヒートシンク[8]など。
各国語の呼び方
ダイヤモンドという名前は、古代ギリシア語の αδ?μα?(adamas 征服できない、屈しない)に由来する。それが古代ローマのラテン語で adamans となり[4]中世ラテン語では変化形の diamas も使われて[4]、それが古フランス語へ入り[4]、古フランス語から中英語へと入り英語では diamond となった[4]。現在、イタリア語スペイン語ポルトガル語では diamante(ディアマンテ)、フランス語では diamant(ディアマン)、ポーランド語では diament(ディヤメント)、漢語表現では金剛石という。ロシア語では диама?нт(ヂヤマント)というよりは алма?з(アルマース)という方が普通であるが、これは特に磨かれていないダイヤモンド原石のことを指す場合がある。磨かれたものについては бриллиа?нт(ブリリヤント)で総称されるのが普通。
性質詳細は「ダイヤモンドの物質特性」を参照
屈折率

ダイヤモンドの屈折率は2.42と高く、内部での全反射が起こりやすい。またダイヤモンドのカットとしてよく用いられるブリリアントカットでは、光を当ててその反射を見る時、次の3種類の輝きの相乗効果となり、美しく見える。
シンチレーション
チカチカとした輝き。表面反射によるもの。
ブリリアンシー
白く強いきらめき。ダイヤモンド内部に入った光が比較的少ない回数の反射をして戻ったもの。
ディスパーション
色の輝き。ダイヤモンド内部に入った光が反射を繰り返し、プリズム効果によって虹色となったもの。
硬度、割れる性質、安定性

ダイヤモンドの硬さは古くからよく知られ、工業的にも研磨切削など多くの用途に利用されている。ダイヤモンドは「天然の物質の中」では最高クラスのモース硬度摩擦やひっかき傷に対する強さ)10、ヌープ硬度でも飛び抜けて硬いことが知られている。ビッカース硬度は種類によって異なり、70 ? 150 GPaである[9]。ただし、ダイヤモンドより硬い物質はいくつか知られている。他の宝石や貴金属類と触れ合うような状態で持ち運んでいると、それらを傷つけてしまう事があるので配慮が必要となる。

宝石の耐久性の表し方は他にも靱性という割れや欠けに対する抵抗力などがある。靱性は水晶と同じ7.5であり、ルビーサファイアの8よりも低い[10]。ダイヤモンドの靱性は大きくないので、瞬時に与えられる力に対しては弱く、金鎚(ハンマー)で上から叩けば粉々に割れてしまう[10]

ここで言う安定性とは薬品光線などによる変化に対する強さの事である。


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