ダイヤモンド・アイ
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ダイヤモンド・アイ
ジャンルテレビドラマ
原作川内康範
企画衛藤公彦
出演者大浜詩郎
オープニング「ダイヤモンド・アイ」
エンディング「ライコウマーチ」
製作
制作NET

放送
放送国・地域 日本
放送期間1973年10月5日 - 1974年3月29日
放送時間金曜日19:30 - 20:00
放送分30分
回数26
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『ダイヤモンド・アイ』(Diamond Eye)は、1973年10月5日から1974年3月29日までNET(現・テレビ朝日)系各局で毎週金曜日19:30 - 20:00の時間帯に於いて全26話が放送された、NET、東宝制作の特撮テレビ番組。および、作品内に登場するヒーローの名称。

映像上のタイトルは『ダイヤモンド・アイ』だが、『週刊少年サンデー』連載漫画のタイトルや[1][2]朝日ソノラマから発売されたレコードジャケット[3]などに『光の戦士ダイヤモンド・アイ』(ひかりのせんし ダイヤモンド アイ)と表記されていることから、資料によってはこのタイトルで記載しているものもある[4]
概要

前世魔人と呼ばれる怪人の陰謀に対するフリーの記者、雷甲太郎と彼の指輪から現れるヒーロー、ダイヤモンド・アイの戦いを描く。『愛の戦士レインボーマン』に続く川内康範原作、NET・東宝制作のヒーロー番組第2弾である[5][6][2][7][8]

この番組は変身ブームの中で制作されたが変身ヒーローものではなく、主人公は雷甲太郎とダイヤモンド・アイの2人である[6][2][7]。これは前作『愛の戦士レインボーマン』との差別化を図ると同時に、生身の人間の活躍を描くことで子供たちに純粋な心と人間の勇気を伝えることを目的とし、「変身ヒーロー」ではなく「献身ヒーロー」と銘打っている[5][7]

『愛の戦士レインボーマン』など川内康範原作ヒーローに共通する社会性の強い作風が特徴である。物語には当時のオイルショック公害問題などを反映しており、敵組織も架空団体を用いて資金調達を行うなど現実的な悪を描いている[9][7]

後半では、前世魔人の支配者であるキングコブラこと源海龍の娘であるヒメコブラこと蘭花が登場。ヒメコブラが中心となり人間の心を悪に染めて暴れさせてしまう悪魔の薬ドリームXおよび頭脳改造マシンを用いての日本人を奴隷化させる作戦が展開され、前世魔人の非道さが強調された。その前世魔人との熾烈な戦いを描く中で、前世魔人の長としての使命感と初恋の人である甲太郎との愛との間で苦悩する蘭花の悲哀も描かれた[5][7]

ダイヤモンド・アイのデザインや一部キャラクターの名称など、川内原作の漫画『黄色い手袋X』(作画桑田二郎)を基にしている[7]。ただし、企画者である衛藤公彦は2作品の共通点についてはメインライターである伊東恒久が知っているのではないかと述べており[10]、伊東自身は『黄色い手袋X』と本作品とは密接な関係はなかった記憶であると述べている[11]。また、主人公である雷甲太郎は『七色仮面』の主人公である蘭光太郎から、登場キャラクターであるカボ子と五郎に関しても『月光仮面』の登場キャラクターであるカボ子と五郎八から採られたものではないかと書籍では指摘されている[11]
ストーリー

ルポライター・雷 甲太郎(らい こうたろう)、通称ライコウは、政界を揺るがすとある汚職事件を追っていたが、関わる政治家の意を受けた上層部からの圧力により記事を差し止められ、憤りのあまり辞表を叩きつけてフリーランスとなり、事件を追い続ける。だが、圧力の影には「前世魔人」と呼ばれる怪物たちの姿があった。絶体絶命の状況でダイヤの神ダイヤモンド・アイと出会い命を救われたライコウは、その義侠心に惚れ込んだアイから申し出られた助太刀を「自分の力だけでやりたい」と一度は断るが、彼に「私の力が必要になる時が必ず来る」と言われ、アイを普段は封じてあるダイヤ「アラビアの王」[注釈 1]付き指輪を託される。こうしてアイは、ライコウが自分の力だけでは好転できない事態に追い込まれた時、彼がダイヤを光にかざして呼びかけるとライコウのもとへ現れ、共に戦うこととなった。

アイの「外道照身霊破光線」を浴びると、人間に化けている前世魔人の正体が明らかになる。その際、アイと前世魔人が繰り広げる「汝の正体みたり! 前世魔人○○!」「ウウー、バレたかー」のやり取りが、毎回の定番となった[6][2][注釈 2]
登場人物
雷 甲太郎(らい こうたろう)
本作品の主人公で通称ライコウ
[8]。27歳[7]。第1話時点では「週刊ジャパン」所属のルポライターだったが、同話における大沢山剛造取材に際して上層部から圧力をかけられ、1か月間の取材停止命令を受けたことを契機に「週刊ジャパン」を退社してフリーになる[12]。その後も大沢山の追跡を続け、絶体絶命の危機から救ってくれたダイヤモンド・アイに「アラビアの王」を託され、彼を召喚できる唯一の人間となる。幼いころにパイロットだった父を亡くし、母・勝子からは平和のために働いて死んでいった父を見習うよう教育を受けたため、非常に強い正義感の持ち主である。法の網を掻い潜る社会悪にはペンで、前世魔人に対してはその拳で臆することく立ち向かっていく。空手の使い手であり、世界有数の殺し屋たちと素手で、しかも互角に戦う一介のジャーナリストらしからぬ超人振りを発揮し、劇中では四角蹴りなる技すら披露している。また、オートバイの腕もセミプロ級であり、第8回東日本200マイル耐久モトクロスレースでは優勝候補の1人[注釈 3]であり、愛用のオートバイ「サンダー号」を取材と戦闘の両面で駆使する。その一方、出前のカレーライスの肉の数が減ったことをぼやくなど、庶民的な感覚の持ち主でもある。物語後半では源海龍の娘・蘭花と心の交流を持つようになり、彼女を悪の道から救うべく尽力するようになる[12]


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