ダイハツ・ブーン
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この項目では、5人乗りハッチバックのブーンについて説明しています。7人乗りミニバンのブーンルミナスについては「ダイハツ・ブーンルミナス」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}画像提供依頼:2代目の車内及びマイナーチェンジ後の内外装の画像提供をお願いします。(2014年5月)画像提供依頼:初代ノーマル仕様の内外装および2018年10月改良型ノーマル仕様の内外装の画像提供をお願いします。(2021年3月)

ダイハツ・ブーン

3代目 2018年10月改良型 CILQ"Gパッケージ SA III"
概要
別名トヨタ・パッソ
海外 : スバル・ジャスティ
ダイハツ・シリオン
プロドゥア・マイヴィ
製造国 日本
販売期間2004年-2023年
ボディ
ボディタイプ5ドアハッチバック
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
系譜
先代ダイハツ・ストーリア
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ブーン(BOON、Boon)は、ダイハツ工業が日本国内向けに製造・販売していたハッチバック型のコンパクトカーである。
概要

初代と2代目は、既存のミラ系、並びにムーヴ系などの軽自動車用を含むAセグメント車用のプラットフォームをベーストヨタ自動車と共同開発された車種で、企画およびマーケティングはトヨタ主導、設計および開発・生産はダイハツ主導で行われていた。

初代はストーリアの後継車である。トヨタからはパッソ(ダイハツがOEM供給していたデュエット後継車)として発売された。これらストーリア/デュエットと異なりブーン/パッソは両社の共同開発のため、バッジエンジニアリングによる姉妹車ではあるがOEM関係にはなかった[注釈 1]。従って、生産こそ共にダイハツ工業で行われるが車両型式に共通性がなく、製造事業者もブーンはダイハツ工業、パッソはトヨタ自動車(ダイハツ工業への委託製造)であった。

3代目では、パッソは製造事業者がダイハツ工業になりブーンのOEM車種となった(よって、3代目パッソの車両型式はダイハツ流のM700A/M710A型となる)。
初代 M300S/M310S/M301S/M312S型(2004年 - 2010年)

ダイハツ・ブーン/
ダイハツ・ブーンカスタム/
ダイハツ・ブーンX4
(初代)
M300S/M310S/M301S/M312S型
欧州仕様 2代目シリオン
X4 フロント
X4 リア
概要
別名トヨタ・パッソ(初代)
欧州 : スバル・ジャスティ(4代目)
欧州 : ダイハツ・シリオン(2代目)
製造国 日本大阪府池田市
販売期間2004年6月 - 2010年2月
ボディ
乗車定員5名
ボディタイプ5ドアハッチバック
エンジン位置フロント
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
パワートレイン
エンジン1KR-FE型 1.0 L 直3 DOHC DVVT
K3-VE型 1.3 L 直4 DOHC DVVT
KJ-VET型 1.0 L 直4 DOHC DVVT ターボ(X4のみ)
変速機4速AT
5速MT(X4及び日本国外仕様のみ)
前前:ストラット
後:トーションビーム (FF)/
3リンク/トレーリングリンク (4WD)
後前:ストラット
後:トーションビーム (FF)/
3リンク/トレーリングリンク (4WD)
車両寸法
ホイールベース2,440 mm
全長3,600 - 3,630 mm
全幅1,665 mm
全高1,535 - 1,550 mm
車両重量900 - 980 kg
系譜
先代ダイハツ・ストーリア
テンプレートを表示

エンジンは新開発のダイハツ製1KR-FE型3気筒DOHC12バルブ1.0L・71PS自然吸気エンジンまたはダイハツ製K3-VE型4気筒DOHC16バルブ1.3L・90PS自然吸気エンジンになる。

日本国外向けには主にダイハツブランドで供給され、「ダイハツ・シリオン」(Daihatsu Sirion)(2代目、初代はストーリア)として販売されている。また、マレーシアではプロドゥアが外観などを変えたモデルをプロドゥア・マイヴィ (Perodua Myvi) として生産・販売している。マイヴィはインドネシアにも輸出され、ダイハツ・シリオンとして販売されている。2007年秋から富士重工業へOEM供給され、スバル・ジャスティ(海外専売車、4代目)としてヨーロッパでも発売されている。

なお、香港では日本国外名シリオンで「カスタム」(パッソにおける「レーシー」に相当)を3SZ-VE型4気筒DOHC16バルブ1,500cc自然吸気エンジンで販売している。

特殊なモータースポーツベースグレード、「X4」(クロス・フォー)はK3-VET型4気筒DOHC16バルブ1.3L・140PSターボエンジンをベースとした、KJ-VET(英語版)型4気筒DOHC16バルブ1.0L(936cc)・133PSターボエンジンを搭載。この中途半端ともいえる排気量はモータースポーツ参戦を見越し、JAF公認競技の1.6L未満のクラスに収まるように調整されたものである。レギュレーション上、過給器付きエンジンは排気量を1.7倍に換算するため、このKJ-VETは1,591ccに相当する。

トランスミッションはX4が5速MTのみで、それ以外は全て4速ATのみである(日本国外向けのシリオンには5MTの設定あり)。

なお、パッソにはX4に相当するモータースポーツベースのグレードは設定されないが、グレード「レーシー」をカスタマイズしたTRD Sports Mがある。全日本ラリーに参戦するX4(2019年モントレー)

初代モデルは1,300ccモデルのみFIA公認車両となっており、X4はWRCのラリージャパンなどの国際イベントには参戦できなかった。


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