ダイハツ・コペン
2代目 ローブ
概要
製造国 日本
販売期間2002年-2012年
2014年-
ボディ
ボディタイプオープンカー
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コペン(Copen、COPEN)は、ダイハツ工業が製造・販売する軽自動車規格のオープンカー型スポーツカーである。 ダイハツとしては1993年に生産中止となったリーザスパイダー以来のオープンカーであり、軽市販車では初となる電動油圧ポンプの開閉式ルーフのアクティブトップ仕様をもつ。 ダイハツの車両型式の表し方は原則末尾がS(セダン)かV(バン)であるが[補足 1]、本車はオープンカーのみに付けられる[補足 2]「K」となっている。2019年10月現在、ダイハツの現行販売車種においてMTを選択できる唯一の乗用車となっている。 なお、本車はトヨタ自動車(親会社)には2019年10月に発売された「GR SPORT」のみ「コペン」の車名のままでOEM供給(後述)[補足 3]されているが、SUBARU(旧・富士重工業)にはOEM供給されていない[補足 4]。 ダイハツ・コペン(初代) 47kW(64馬力)を発生する直列4気筒DOHCツインスクロールターボJB-DETエンジンを搭載する。トランスミッションにはスーパー5速MTおよびスーパーアクティブシフト付電子制御式4速ATから選択することができる。登場当時は同一グレード同士で比較した場合MT車とAT車の価格が同一であり、AT車が割高な当時としては珍しかった。 製造は同社の「ミゼットII」同様、ダイハツ本社(池田)工場第2地区 「エキスパートセンター」が担当し、「D'sus」(ダイハツ社内の技能認定制度)2級以上を取得した熟練技能者の手作業による最終調整が施されている。 ボディカラーの接頭にある「DC-」とはDouble Clear塗装の略で、クリア塗装を2回繰り返す5層コートを採用することによって、より深みのある艶やかな輝きを実現している。なお、2010年(平成22年)7月まで販売されていたホワイトは4層コートである。 ダイハツのCMの最初の「Innovation for Tomorrow」(2007年2月まで「ワンダフルスモール・ダイハツ!」)という部分でロゴを横切っているのはこの車であった。
概要
初代 L880K型(2002年-2012年)
L880K型
アクティブトップ フロント
アクティブトップ リア。右後輪の上部にある黒い棒状の部品が、外部アンテナ。[補足 5]
概要
製造国 日本(大阪府)
販売期間2002年 - 2012年
ボディ
乗車定員2名
ボディタイプ2ドア オープンクーペ
駆動方式前輪駆動
パワートレイン
エンジンJB-DET型 659cc 直列4気筒 DOHC IC付ツインスクロールターボ
最高出力47kW(64PS)/6,000rpm
最大トルク110N・m(11.2kg・m)/3,200rpm
変速機4速AT / 5速MT
サスペンション
前ストラット
後トーションビーム
車両寸法
ホイールベース2,230mm
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,245mm
車両重量800-840kg
その他
最低地上高105mm
生産台数5万8,496台[1]
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年表
1999年(平成11年) - 東京モーターショーに「KOPEN」として参考出展された[2]。
2001年 - モーターショーに市販化を目前として出展された[3]。なお、市販車と一部異なり、サイドにもCopenエンブレムがあり、エアディフレクターがスモークで「Copen」の刻印がされ、オープニングカバーも電動だった。
2002年
6月19日 - 発売。標準仕様は「アクティブトップ」および「ディタッチャブルトップ」。