ダイハツ・オプティ
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オプティ(Opti)とは、ダイハツ工業でかつて生産・販売されていた軽自動車である。

ダイハツ・オプティ
初代 クラシック 5ドア
概要
製造国 日本
販売期間1992年 - 2002年
ボディ
ボディタイプ3/5ドアハッチバック(初代)
4ドアセダン(2代目)
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
系譜
先代ダイハツ・リーザ
後継ミラに統合
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概要

当時のダイハツの看板車種であったミラの上級車種として登場。初代の外見イメージは、スバル360のFF版に近かった。ただしリヤシートのヘッドクリアランスが足りないという欠点が有った。初代モデルは若い女性を中心に、2代目モデルの「エアロダウンビークス」(のちの「ビークスS」)の5速MTモデルは若い男性を中心にそれぞれ人気を博していた。

ボディタイプは、初代が3ドア、および5ドアのハッチバックセダンタイプ。2代目は独立したトランクルームを持つノッチバックの4ドアハードトップセダン(もしくは4ドアクーペ)のみの設定[注釈 1]。軽自動車で本格的なリアトランク付のノッチバックセダンといえる車種は1966年から1970年まで販売されていた初代フェローセダン(L37S型)以来、28年ぶりとなった。
初代 L300S/310S型(1992年 - 1998年)

L300S - FF
L310S - 4WD 

ダイハツ・オプティ(初代)
L300S/310S型
前期型 標準仕様 3ドア フロント
1992年1月 - 1995年1月販売型
後期型 クラシック 5ドア フロント
1997年5月 - 1998年11月販売型
概要
製造国 日本
販売期間1992年1月 ? 1998年11月
デザイン石崎弘文
ボディ
乗車定員4名
ボディタイプ3ドア / 5ドア ハッチバック
エンジン位置フロント
駆動方式前輪駆動 / 四輪駆動
パワートレイン
エンジンEF-KL型 直列3気筒SOHC 660 cc
EF-EL型 直列3気筒OHC 660 cc
EF-ZL型 直列3気筒DOHC 660 cc
変速機5速MT / 3速AT / 4速AT
サスペンション
マクファーソンストラット
セミトレーリングアーム式(2WD車)
5リンク式リジット(4WD車)
車両寸法
ホイールベース2,280 mm
全長3,295 mm
全幅1,395 mm
全高1,395 - 1,430 mm
車両重量650 - 750 kg
系譜
先代ダイハツ・リーザ
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1992年(平成4年)

1月 - リーザの後継車として登場。「超・ラブリー」をキーワードとしたコンセプトは、丸みを強調したキュートなスタイルで、特に女性を中心に人気があった。対策や静粛性の追求などの本格的な作りこみで、当時の軽自動車の中では高級感のあるパーソナルカーであった。変速機は3/4速ATと5速MTの設定があり、駆動方式は、FFのみ。エンジンはEF-KL型3気筒6バルブEFI(42馬力)とEF-EL型3気筒12バルブEFI(55馬力)の2種類。電動キャンバストップ装着車も設定される。

発売に先がけ、前年1991年東京モーターショーにプロトタイプが「X-409」の名前で出展されていた。


9月 - フルタイム4WD車を追加。当初はパワーウインドウ標準装備であったが、レス仕様も追加。

12月 - MOMO製ステアリング、13インチアルミホイールなどを装備した、特別限定車「クラブスポーツ」を発売。


1993年(平成5年)8月 - 5ドア車を追加。既存3ドア車は一部変更でエアコンの代替フロン化/サイドのoptiのストライプはオプション化/キャンバストップは3ドアAxにメーカーオプション化。3ドア車のクォーターウインドゥは固定式(ハメ殺し)となる。EF-KLエンジン搭載のお買い得グレード「ピコ」を追加。ただし、ピコの5ドアは、パワーウィンドウレス仕様である。[注釈 2]

1994年(平成6年)5月 - MOMO製ステアリング、13インチアルミホイールを装備した、特別仕様車「ピコS」発売。3ドア[注釈 3]のFFのみの設定で、ATが3速から4速になっている。


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